アバントグループで経営管理・連結会計・事業管理のソリューションを提供する株式会社アバント（本社：東京都港区、代表取締役社長 執行役員 CEO：岡部 貴弘、以下 アバント）は、経営管理システム「AVANT Cruise」において、新たに「販売計画」「生産計画」「在庫計画」「調達計画」の経営管理コンテンツを搭載したことをお知らせいたします。

これにより、従来の会計・財務データ中心の予実管理に加え、サプライチェーンにおける主要な計画管理を含めた包括的な予実管理をクイックに実現することが可能になりました。

AVANT Cruiseにおける経営管理コンテンツ

AVANT Cruiseは一般的なCPM製品が保有する機能に加え、開発不要で使える経営管理コンテンツを標準で提供しています。経営管理領域でお客様と伴走して得た数多くのノウハウからベストプラクティスを作り、経営管理コンテンツとして提供することで、お客様の最適な経営管理の実現を支援します。

新たな経営管理コンテンツ追加の背景

近年、多くの企業が経営判断のスピードと精度を求められる中、部門横断的なデータ統合と、実績と計画の整合性をいかに保つかが重要な経営課題となっています。

販売→生産→在庫→調達といった事業の横の繋がりや、事業計画（ヒト・モノの計画）から財務計画（カネの計画）につながる縦の繋がりが分断されることで計画データの品質が落ち、経営の意思決定の判断ミスを招くなど、非常に大きな問題になりかねません。経営から事業、また事業内意での横の連携が有機的に連動し、整合性のある計画を立案する必要があります。

こうしたニーズに応えるべく、「AVANT Cruise」では事業計画領域における更なる支援強化に取り組み、販売・生産・在庫・調達計画におけるノウハウを結集した、経営管理コンテンツをリリースすることとなりました。

新たに追加された経営管理コンテンツの概要

販売計画

直近の実績や見込情報をもとに、トップダウン型の予算策定が可能です。ブランド別やシリーズ別に伸長率・変動率を入力することで販売比率を調整し、数量や単価を変動させてベース予算を作成し、実績比に基づいて月別・品目別に案分できます。

生産計画

販売計画と連動し、需給調整が可能な生産計画機能を提供します。販売計画を参照しながら生産数量を入力でき、リアルタイムで生産・在庫計画に反映されます。標準原価を用いた売上原価・限界利益の計算にも対応し、計画段階から収益性を考慮した意思決定が可能です。

在庫計画

販売計画と連動し、需給バランスを考慮した適正な在庫計画の立案が可能です。販売数に基づいて必要な生産数を計画し、生産数量はリアルタイムで在庫計画に反映されます。

調達計画

生産数量とF-BOM（連結部品構成）に基づき、材料別の所要量を自動計算し、調達計画へ連携可能です。材料単価を登録することで、調達計画に基づいた材料費の算出にも対応します。

これらの経営管理コンテンツを搭載したことにより、事業計画（販売・生産・在庫・調達、モノ・カネ）と財務計画、個社・連結が有機的に連関したデータ連携がクイックに実現可能になります。

今後の展望

今後も「AVANT Cruise」は、経営管理領域でお客様と伴走して得た数多くのノウハウからベストプラクティスを作り、経営管理コンテンツとして提供することで、お客様の「見えない企業価値の可視化・最大化の実現」を支援してまいります。

出典：PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ （2025年7月29日 10時00分）