CMCリサーチ
★中国の国際会議で注目を集めた再生プラスチック技術。バージン材より高価な再生プラとは?日本の現状と課題、調達・活用戦略までを一挙解説!

先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町: https://cmcre.com/ )では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「2025年プラスチックリサイクルの現状と課題 – 第19回中国国際プラスチックリサイクルサミットフォーラムに参加して」と題するセミナーを、 講師に倉地 育夫 氏(㈱ケンシュー 代表取締役 工学博士)をお迎えし、2025年9月5日(金)10:30より、 ZOOMを利用したライブ配信で開催いたします。 受講料は、 一般:55,000円(税込)、 弊社メルマガ会員:49,500円(税込)、 アカデミック価格は26,400円(税込)となっております(資料付)。
セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。
【セミナーで得られる知識】
1. プラスチック再資源化技術の基礎と応用
2. プラスチックが関わるグローバルな環境問題と対策の概要
3. 再生プラスチックの調達戦略の考え方
4. 高分子材料の破壊と品質管理の考え方
【セミナー対象者】
1. 新入社員から技術系管理職まで
2. 材料開発担当者
3. 製品開発担当者
4. 品質管理担当者
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:2025年プラスチックリサイクルの現状と課題 – 第19回中国国際プラスチックリサイクルサミットフォーラムに参加して
開催日時:2025年9月5日(金)10:30~16:30
参 加 費:55,000円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 49,500円(税込)
* アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:倉地 育夫 氏 ㈱ケンシュー 代表取締役 工学博士
〈セミナー趣旨〉
日本では、2022年4月に再生プラスチックに関する新法が施行され、再生プラスチック市場が過熱化し、バージン材よりも高価な再生プラスチックまで登場している。中国では、2000年初めから再生プラスチックの市場が立ち上がっており、2010年には専用の販売所が温州はじめ4地区で営業していた。メカニカルリサイクル分野で、中国はトップランナーである。この理由で、2024年9月26日、27日と二日間にわたり、中国広東省で「第19回中国国際プラスチックリサイクル会議および展示会ならびに家電・自動車プラスチックリサイクルサミットフォーラム」が開催された。この会議に招待され講演したのだが、再生プラスチックの強度やプロセシングに高い関心が寄せられた。
本セミナーでは、このフォーラムの内容及び再生プラスチックを導入する時に必要な品質管理技術から、再生プラスチックを利用し独自のポリマーアロイを開発する時に必要な技術まで再生プラスチックの全体像を解説する。また、高騰している再生プラスチックをどのように調達するのか、国内の実情を考慮した戦略と戦術の考え方を提案したい。
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイトからお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。
3)セミナープログラムの紹介
1. プラゴミと環境問題概要
1.1 世界のプラスチック環境問題変遷
1.2 バイオリファイナリー概要
1.3 プラスチック再資源化 3 つの方法
1.4 日本のプラゴミ処理とサプライチェーン の現状
2. メカニカルリサイクル技術と課題
2.1 中国の再生プラ概況 (国際フォーラム報告)
2.2 メカニカルリサイクル
2.3 プラスチックの破壊と劣化概要
2.3.1 破壊力学概論
2.3.2 ワイブル統計
2.3.3 プラスチック・ゴムの破壊力学
2.3.4 プラスチックの劣化
2.3.5 AIによるフラクトグラフィー
2.4 再生プラスチックの寿命
2.4.1 プラスチックの寿命予測法
2.4.2 データサイエンスの活用
2.5 事例:再生PC/ABS(UL94-5Vb合格)の強度
2.5.1 二軸混練機の問題
2.5.2 カオス混合
2.5.3 再生プラスチックの難燃化設計
3. PETボトルのリサイクル
3.1 PETボトルのケミカルリサイクル
3.2 PETボトルのメカニカルリサイクル
3.3 事例:UL94-V2合格PETの開発
3.4 事例:UL94-5Vb合格PC/PETの開発
4. プラスチック再資源化における品質管理
4.1 製品のロバスト確保
4.2 信頼性工学
4.3 品質管理活動の実際
5. まとめ
4)講師紹介
倉地 育夫 氏 ㈱ケンシュー 代表取締役 工学博士
【講師経歴】
1977年3月 名古屋大学 工学部 合成化学科 卒業
1979年3月 大学院 工学研究科 応用化学専攻 博士課程前期修了
1983年4月 科学技術庁 無機材質研究所 留学(1984年10月まで)
1992年9月 学位取得(工学博士;私立中部大学)
1979年4月 ブリヂストンタイヤ 入社(現;ブリヂストン)
1984年11月 ブリヂストン 研究開発本部 復職
1991年9月 ブリヂストン 退社
1991年10月 コニカ 第四開発センター 入社(主任研究員)
1993年4月 福井大学 工学部 客員教授
1993年11月 コニカ 感材技術研究所 主幹研究員
1998年6月 同社 MG開発センター 主幹研究員
2001年8月 同社 中央研究所所長付 主幹研究員
2005年8月 コニカミノルタ ビジネステクノロジーズ 生産本部 生産技術センター デバイス技術部 第3デバイスグループ リーダー
2008年10月 同社 生産技術センター デバイス技術部 担当部長
2009年4月 同社 開発本部 化製品開発センター 機能部材開発部 担当部長
2011年3月 コニカミノルタ ビジネステクノロジーズ 定年退社(57歳)
2011年3月 ケンシュー 設立 代表取締役社長 就任(現在に至る)
【受賞歴】
2000年5月 第32回 日本化学工業協会 技術特別賞 受賞
2004年5月 写真学会 ゼラチン賞 受賞
(その他 ブリヂストンの超高純度βSiC半導体技術が日本化学会 化学技術賞 受賞)
【活 動】
高分子学会 代議員、高分子同友会 開発部会 世話人、日本化学会 代議員、日本化学会産学 交流委員会 シンポジウム分科会 主査、同委員長、日本化学会 春季年会 講演賞 審査委員長など、共著多数
5)近日開催ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
○食品の官能評価の基礎と手順・手法の勘所
2025年7月30日(水)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/131532/
※見逃し配信付
○ファインバブルの基礎と活用事例
2025年8月4日(月)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/131910/
○両親媒性物質との分子複合体形成を利用した医薬、香粧品材料の開発とその評価
2025年8月5日(火)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/133696/
○ヒト正常口腔粘膜3次元インビトロモデルを利用した医学生物学的研究への応用
2025年8月6日(水)10:00~12:00
https://cmcre.com/archives/134346/
○半導体封止技術の基本情報および先端半導体への封止技術の対応
2025年8月8日(金)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/134293/
○汎用リチウムイオン電池の性能・劣化・寿命評価
2025年8月21日(木)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/132805/
○マイクロ波加熱の基礎 ~ 電子レンジから高温加熱炉まで ~
2025年8月22日(金)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/133359/
※見逃し配信付き
○分離プロセスの工業化スケールアップ及び省エネノウハウ
2025年8月25日(月)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/133762/
○MPSの社会実装に向けた取り組み
2025年8月27日(水)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/134160/
○次世代自動車・データセンタ用サーバ電源高性能化に対応するSiC/GaNパワーデバイスの技術動向と課題
2025年8月28日(木)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/125549/
○半導体パッケージの基礎と品質管理および最新動向
2025年8月29日(金)10:30~16:00
https://cmcre.com/archives/133635/
○半導体封止材の最新技術動向と設計評価技術
2025年9月2日(火)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/134105/
※見逃し配信付
○共鳴法による非接触充電技術(MIT方式)における高効率なエネルギ転送のメカニズムと電磁波ノイズへの対応
2025年9月3日(水)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/134984/
○プラスチックリサイクルの現状と課題 第19回中国国際プラスチックリサイクルサミットフォーラムに参加して
2025年9月5日(金)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/135436/
○生成系AIの急速な進歩の中で技術者のDXをどのように始めるか デジタルトランスフォーメーションと科学
2025年9月8日(月)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/135437/
○チップレット実装に関する基礎とテスト・評価技術
2025年9月9日(火)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/133007/
○バイオマスを原料とするバイオエタノール製造技術と課題
2025年9月10日(水)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/133880/
※見逃し配信付
○マテリアルズインフォマティクスの中核をなす計算科学シミュレーション技術
2025年9月12日(金)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/134186/
○CT相互作用に基づく有機デバイス科学の最前線
~ 分子設計からOLED・有機レーザー・熱電素子への応用展開 ~
2025年9月12日(金)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/135036/
※見逃し配信付
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6)関連書籍のご案内
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以上