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Classroom Adventureによるアジア向け情報リテラシー向上プロジェクトが、令和7年度 文部科学省「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)応援プロジェクト」に採択

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株式会社 Classroom Adventure

アジア地域での情報リテラシー向上を目的とした「レイのブログ -Ray’s Blog」とユースファクトチェック選手権の海外展開を推進

株式会社Classroom Adventure(本社:東京都中央区)の、台湾、タイ、インドネシアにおける「アジア地域におけるゲーミフィケーションを活用した情報リテラシーの向上」プロジェクトが、文部科学省が実施する令和7年度「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)応援プロジェクト」において採択されました。

本事業では、「メディアリテラシープログラム『Ray’s Blog』/ ユースファクトチェック選手権」として、アジア地域において情報リテラシーの向上を図る取り組みを実施いたします。対象地域は台湾、タイ、インドネシアで、事業期間は令和7年7月から令和8年3月までを予定しています。

目次

アジア地域での展開

世界経済フォーラム(ダボス会議)が2024・2025年に発表したGlobal Risks Reportにおいて、2年連続で「偽情報・誤情報」が最も懸念されるべき課題として挙げられました。

アジア各国では急速なデジタル化の進展により、インターネットが広く普及し、若者を中心に情報へのアクセスが飛躍的に向上しました。一方で、この急激な変化に情報リテラシー教育の整備が追いついていない現状があります。

近年、選挙期間中の政治的偽情報や災害時のデマ情報拡散など、各国で情報リテラシーの欠如による社会的混乱が報告されています。国連教育科学文化機関(UNESCO)も指摘するように、「信頼性が高く、事実に基づいた情報へのアクセスは、命を救う可能性のある決断を下し、社会のあらゆる分野に参加するために極めて重要」な課題となっており、国境を越えた教育連携の必要性が高まっています。

背景

Classroom Adventureはこれまで国内50以上の教育機関で情報リテラシープログラム「Ray’s Blog」を提供し、世界10カ国で約50,000人の学生が体験しています。

ベトナムで行ったワークショップの様子 (2024年)
台湾で行ったワークショップの様子 (2024年)

本事業では、ゲーミフィケーションを活用した教育アプローチを通じて、従来の講義形式では届けにくい実践的な情報検証技術を若者たちに提供することを目的としています。日本の文化的要素であるアニメやゲームの手法を教育に活用することで、各国の学生にとって親しみやすく、かつ効果的な学習体験の創出を目指しています。

事業内容

台湾においては、高校生・中学生を対象に「Ray’s Blog」を使用したワークショップを開催し、約50名の参加者にファクトチェック・情報リテラシーに関する実践的な知識を提供します。現地の台湾ファクトチェックセンターと連携し、日本の教育手法と現地の事情を組み合わせた効果的なプログラムを実施する計画です。

また、4カ国の学生を対象とした「ユースファクトチェック選手権 -Youth Verification Challenge」を開催し、情報リテラシーを競技として体験してもらうことで、学習の継続性向上を図ります。この取り組みは、2024年度より、Classroom AdventureがGoogle社から引き継いで主催しており、さらに充実した内容での実施を予定しています。

さらに、各国の情報リテラシー教育の現状と課題に関する調査を実施し、その成果をWebサイト等で広く公開することで、アジア地域全体の教育改善に向けた基礎資料の提供を行います。

日本の教育への還元

各国での実践を通じて得られた知見を基に、プログラムの継続的な改善を実施し、国内教育機関により効果的な情報リテラシー教育を提供します。特に、アジア各国で発生している情報課題の事例や対策手法を日本の教育現場にも反映させることで、グローバルな視点を持った情報リテラシー教育の実現に取り組みます。

EDU-Portニッポン応援プロジェクトについて詳しくは:

https://www.eduport.mext.go.jp/case/support-project/project-list/

株式会社Classroom Adventureについて

株式会社Classroom Adventureは慶應義塾大学の現役学生が立ち上げたEdtechスタートアップ。誤情報・偽情報をテーマにした情報リテラシープログラム「レイのブログ」は世界10カ国で

20,000人以上が体験。闇バイトの危険を疑似体験する「レイの失踪」は東京都・兵庫県・鳥取県などの自治体と連携し全国の教育機関に導入。2024年からファクトチェック世界大会「Youth Verication Challenge」も米Google社より引き継ぎ主催。ゲーミフィケーションを活用した「楽しすぎる」学びを作ります 。2024年には朝日新聞社大学SDGs Action! Awards グランプリ、東京都主催国内最大級のスタートアップコンテストTokyo Startup Gateway 2024最優秀賞を受賞。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年7月29日 16時33分)

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