株式会社 東京創元社
奇妙な部活と、最悪な青春。
斜線堂有紀さん『死体埋め部の回想と再興』を7月30日に発売いたします。
〈死体埋め部〉は斜線堂さんの初期の傑作シリーズで、2019年に一作目『死体埋め部の悔恨と青春』が発売され人気を集めました。近年入手困難となっていましたが、一作目を2025年6月に創元推理文庫から復刊。シリーズ二作目となる『死体埋め部の回想と再興』は7月30日に復刊いたします。


英知大学1年の祝部は暴漢に襲われ、抵抗の末相手を殺してしまう。偶然通りかかった大学の先輩・織賀の提案で死体を埋めに行くことになったが、彼の車には既に“左手の指だけ全部骨折した”死体が座っていた。
奇妙な死体を運ぶ織賀と、死体の謎を解かされる祝部。
二人だけの最悪な部活動が行き着く先とは──。気鋭の著者による初期傑作ミステリ、書き下ろしを加え待望の復刊。


『死体埋め部の悔恨と青春』は好評発売中、『死体埋め部の回想と再興』は7月30日発売です。
二冊合わせてどうぞご注目ください。
■書誌情報

死体埋め部の悔恨と青春
斜線堂有紀
判型:文庫判
ページ数:276ページ
発売日:2025年6月27日
ISBN:978-4-488-44521-8
Cコード:C0193
価格:836円(税込)
装画:森優
装幀:谷口博俊
内容紹介:
英知大学1年の祝部は暴漢に襲われ、抵抗の末相手を殺してしまう。偶然通りかかった大学の先輩・織賀の提案で死体を埋めに行くことになったが、彼の車には既に“左手の指だけ全部骨折した”死体が座っていた。奇妙な死体を運ぶ織賀と、死体の謎を解かされる祝部。二人だけの最悪な部活動が行き着く先とは──。気鋭の著者による初期傑作ミステリ、書き下ろしを加え待望の復刊。

死体埋め部の回想と再興
斜線堂有紀
判型:文庫判
ページ数:280ページ
発売日:2025年7月30日
ISBN:978-4-488-44522-5
Cコード:C0193
価格:836円(税込)
装画:森優
装幀:谷口博俊
内容紹介:
英知大学1年の祝部は、誤って人を殺してしまったところを、同じ大学に通う〈死体埋め部〉の部長・織賀に助けられた。それ以来、祝部は唯一の後輩として死体処理を手伝いながら、奇妙な死体の謎を解き続ける。ただ一人、織賀からの“承認”を得るために。歪な部活動の果てに二人が辿り着いた「あの日」以前の物語と分岐した未来を描く2話に、書き下ろしを加えて復刊する第2巻。
著者プロフィール:
斜線堂有紀(しゃせんどう・ゆうき )
1993年生まれ。上智大学卒。在学中の2016年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー。その後、ジャンルを越境して活躍する。『放課後探偵団2』、〈異形コレクション〉など、アンソロジーにも積極的に参加。またコミックの原作も手がけている。『コールミー・バイ・ノーネーム』『恋に至る病』『楽園とは探偵の不在なり』『回樹』『本の背骨が最後に残る』『星が人を愛すことなかれ』『ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に』など著書多数。