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【退職代行モームリ】2025年度新卒1,072名分の最新退職データを公開

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株式会社アルバトロス

~2024年度新卒805名の退職代行利用者データとの比較~

退職代行モームリ2025年度新卒1,072名分の最新退職データを公開/集計:MOMURI+(モームリプラス)

退職代行モームリを管理している株式会社アルバトロス(本社:東京都品川区、代表取締役:谷本慎二)が、2025年7月1日(火)に2025年度新卒の退職代行の利用状況の調査をおこないました。

本プレスリリースでは、その分析をおこなうMOMURI+の調査結果と共に、2024年度新卒の退職データとの比較結果を公開いたします。

株式会社アルバトロス https://www.alba-tross.jp/

退職代行モームリ https://momuri.com/

MOMURI+(モームリプラス) https://momuriplus.com/

2025年度の新卒社員による退職代行利用者は1,072名にのぼり、昨年(805名)と比べて267名増加となりました。

今回、退職代行利用データを開示することにより、MOMURI+の目標とする新卒社員の離職率低下および労働者の早期離職防止に貢献できると考え、公開いたします。

■調査概要

以下、調査の概要です。

性別:男女(回答無し含む)

地域:全国

人数

・2024年度新卒社員805名(内定辞退依頼の4名を含む)

・2025年度新卒社員1,072名(内定辞退依頼の36名を含む)

調査方法:退職代行モームリのご利用者様を対象にアンケートを実施

調査期間

・2024年3月1日~6月30日・2025年3月1日~6月30日

■調査内容

公開する調査内容は以下となります。

①月別の利用者数推移

②男女比

③利用の多い業種

④利用の多い職種

⑤退職理由

⑥実際の退職理由

※新卒社員を対象

上記の内容について、MOMURI+(モームリプラス)がおこなった分析と考察の結果を公開いたします。

MOMURI+とは、年間2万件以上蓄積されている退職データを活用し、退職情報の開示や企業向けコンサルティングを提供するサービスです。労働者向けの退職情報の提供と、企業向けの離職率低下支援の2つを軸としています。

①24年・25年度新卒 月別の利用者数推移の比較

退職代行モームリを利用した新卒社員の人数を24年・25年度新卒それぞれで月ごとに集計した結果です。

24年・25年度新卒 月別の利用者数推移の比較 /集計:MOMURI+(モームリプラス)

■2024年度新卒者

内定辞退:新卒利用者数4名

4月:新卒利用者数 254名 / 全体人数 1,663名(15.3%)

5月:新卒利用者数 298名 / 全体人数 2,107名(14.1%)

6月:新卒利用者数251名 / 全体人数 2,113名(11.9%)

【合計:新卒利用者数 805名 / 全体人数 5,883名(13.7%) 】

■2025年度新卒者

内定辞退:新卒利用者数36名

4月:新卒利用者数 487名 / 全体人数 3,270名(14.9%)

5月:新卒利用者数 350名 / 全体人数 2,759名(12.7%)

6月:新卒利用者数199名 / 全体人数 2,118名(9.4%)

【合計:新卒利用者数 1,072名 / 全体人数 8,147名(13.2%) 】

昨年はゴールデンウィークを含む5月が最多の298名でしたが、今年は4月が最も多く487名でした。昨年と比べて、退職代行を早期に利用した人がやや増加傾向にあります。

②24年・25年度新卒 利用者男女比の比較

退職代行モームリを利用した新卒社員の男女比を、24年・25年度新卒それぞれでまとめたグラフです。

24年・25年度新卒 利用者男女比の比較/集計:MOMURI+(モームリプラス)

昨年に引き続き、今年も女性の割合がやや高い結果となりました。ただし、昨年と比べて男性の割合が約3%増加しています。

③24年・25年度新卒 業種別利用者数の比較

退職代行モームリを利用した24年・25年度の新卒データを、業種ごとにまとめました。

24年・25年度新卒 業種別利用者数の比較/集計:MOMURI+(モームリプラス)

卸売業・小売業、生活関連サービス業・娯楽業、医療関係の上位3業種は24年と25年の新卒で変動はないことから、人員不足や長時間労働は引き続き発生しやすい環境であると考えれらます。

④24年・25年度新卒 職種別利用者数の比較

退職代行モームリを利用した24年・25年度新卒データを職種ごとにまとめました。

24年・25年度新卒 職種別利用者数の比較/集計:MOMURI+(モームリプラス)

職種別の退職代行利用者割合を比較すると、前年に引き続き「販売」が最も多くの割合を占めていることが分かりました。

⑤24年・25年度新卒 退職代行利用の経緯・退職理由

退職代行モームリを利用した24年・25年度新卒の利用の経緯・退職理由です。

24年・25年度新卒 退職代行利用の経緯・退職理由/集計:MOMURI+(モームリプラス)

24年・25年度新卒ともに、最も多い退職理由は『入社前の契約内容・労務条件と勤務実態の乖離(労務環境)』が多く挙げられていました。

⑥実際の退職理由

以下は、退職代行モームリを利用した25年度新卒の実際にあった退職理由の一部です。

【入社前の契約内容・労働条件と勤務実態の乖離(労務環境)】
<4月/女性 / IT関連>

研修会場の端から端まで聞こえる程の声の大きさでの挨拶を強要。経営理念・行動基準・社員心得を一語一句間違えずに暗記・暗唱テストをさせられる。笑顔での明るい挨拶を心がけるよう言われるが、講師の挨拶に笑顔はなく、ただ叫んでいるだけで軍隊のようだった。

<5月 /男性 /営業>

入社前の労働条件通知書には「退職金あり」と書かれていたが、入社すると「退職金なし」となっていた。社内規定には明記されていないが、会社の車で事故をした際には、別途で会社にお金を払う罰金制度があると口頭で伝えられた。

【いじめやパワハラなどの人間関係】
<入社直後/男性 /建築・建設業>

新年会に参加した際、複数の上司から「彼女と今年はもうしたの?」「若いからヤリまくってるんでしょ?」などのセクハラ発言を受けた。入社研修初日に上司の車に同乗していると、煽り運転を受けた上司が相手の車の写真を撮り「会社に言うからな」と口論をしていて怖くなった。

<5月 / 男性 / 営業>

研修中や飲み会の場で人事に「前からタチの悪いやつだと思ってた」「良いとこ取りしてそう」「黒いメガネをしてる奴にろくな奴はいない」等言われ、自身の出身地を過度にバカにされた。人事の影響で同期も自分をいじったり、バカにしたりする風潮が出来てストレスを感じた。

【精神的・肉体的な理由】

<入社直後 /男性 / IT関連>

研修の教室が地下で窓がなく、息苦しさや閉塞感がある。「講義中は水分補給も禁止します」と言われ大変驚いた。新入社員を大切にしているとは思えず、この環境下で研修が2ヶ月続いていくことに大変不安を感じた。

<4月 / 女性 / 営業>

研修合宿(3泊4日)で、7時間以内に約30キロ歩く・走るというプログラムを課せられた。脱落者はペナルティと脅されながら完走したが、両足の裏の皮がめくれ血豆ができた。入社直前までこの合宿の存在を知らされず、何のためにあるのか全く理解できず不信感を抱いた。

【キャリア・給与面】
<入社直後 / 男性 / 運送業>

大学に来た求人票では基本給16万円+手当だと思っていたが、基本給が12万8千円で、最低賃金を下回っているように感じた。

<5月 / 男性/ 運送業>

1週間の研修を通してビジネスマナーを身につけるなどの新人研修がある聞いていたが、そんな研修はなかった。給料も「基本給は20万」と記載されてたが、実際は9万円台だった。

【その他】

<4月 / 女性 / 美容関連>

契約書に「1年以内に退職意思表示があった場合1講習につき10万円罰金」と記載されていた。一身上の都合により早く辞めたい。

<6月 / 女性 / IT関連>

IT業界の面談の際に使用する業務経歴書に、25卒の新入社員なのに1年前に研修を終えて1年間現場で働いていたことにされ、経歴詐称をさせられそうになっている。

■まとめ

24年・25年度新卒の退職データを分析した結果は以下です。

・新卒社員の退職代行利用者は前年(805名)より増加(1,072名)している

・新卒社員の退職代行依頼のピークが5月から4月へ早まり、早期離職の傾向がやや強まっている

・卸売業、サービス業、医療関係の上位3業種は順位に変動なし

・新卒社員の退職理由は昨年と同様『入社前の契約内容と勤務実態の乖離』が4割を超えている

2025年は、前年よりも新卒による退職代行の利用が全体的に増加していることが分かりました。また、依頼のピークは5月から4月へと前倒しになっており、より早期に退職代行利用を決断する人が増加傾向にあります。

MOMURI+(モームリプラス)では、退職理由の傾向や職場改善のヒントなど、本プレスリリースで記載している以上の情報提供とそれを用いたコンサルティング・講演・講義をしています。

目次

MOMURI+(モームリプラス)

MOMURI+(モームリプラス)のロゴ

MOMURI+(モームリプラス)では、退職代行モームリに年間2万件以上蓄積される退職データを活用し、労働者向けに「退職情報開示サービス」を、企業向けには退職情報開示サービスを含む「離職率低下のための6つの支援サービス」をおこなっています。

労働者向け・企業向けに開示される退職データは以下です。

<退職代行の利用履歴『有り』の場合>

・会社名

・部署

・年齢

・求人票ではわからない労働環境の実態

・本当の退職理由

・退職連絡時の企業の反応 

・勤務期間

・所感 など

<退職代行の利用履歴『無し』の場合>

・退職代行利用者の傾向

・退職代行を利用される企業の傾向 

・同業種のデータ など

これらの情報をもとに、離職の背景や職場の課題を客観的に把握できるのが特長です。企業は自社の改善ポイントを知る手がかりに、労働者は働く環境を選ぶ参考に活用されています。

こうした取り組みへの関心は高まっており、サービス開始からわずか7ヶ月で退職情報の開示依頼は70件、講演依頼も大手企業や大学を含む22件にのぼっています。

さらに、コンサルティング顧問契約も問い合わせが続出し、企業・個人の双方から大きな反響が寄せられています。

MOMURI+提供

企業だけでなく、学生向けに正しい企業選びに関する講演もおこなっております。

詳細は以下の公式HPおよび公式LINEにてご確認いただけます。

公式HP:https://momuriplus.com/

公式LINE:https://lin.ee/t4Q6ZfK

『30,000件以上の退職の本音』を綴った企業と働く人のための3冊

退職代行モームリ著書の3冊

“辞めない職場づくり”のヒントを提示した3冊です。採用や定着に悩む企業担当者だけでなく、これから社会に出る学生や若手社員にとっても、自分らしい働き方を考えるためのヒントが詰まっています。

<書籍紹介>

●『今の会社、ヤバいかも!? 3万人の「もう無理!」でわかる会社の見分け方』
著者:退職代行モームリ/大山真司(転職アドバイザー)/出版社:小学館クリエイティブ/発売日:2024年7月19日

●『退職代行業者が今すぐ伝えたい!Z世代が辞めたい会社』
著者:退職代行モームリ/出版社:repicbook/発売日:2024年8月1日

●『もう、無理 間違いだらけの会社選び』 

著者:谷本慎二/出版社:内外出版社/発売日:2025年4月28日

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年7月30日 10時00分)

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