CTC
自己学習型AIを活用し、未知のサイバー脅威や内部不正に対し自律的に対策
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:新宮 達史、本社:東京都港区、略称:CTC)は、Darktrace Holdings Limited(CEO:jill Popelka、本社:英国ケンブリッジシャー州)と販売代理店契約を締結し、ネットワーク脅威検知ソリューションをはじめとする「Darktrace’s ActiveAI Security Platform™(以下、Darktrace)」※1の提供を開始します。自己学習型AIを使用して、企業ネットワーク上のデバイスやクラウド、エンドポイント、電子メールなどの領域での脅威をリアルタイムで検出し、自律的に対応するソリューションです。大規模なネットワークを保有する製造業や物流・運輸業を中心に展開し、3年間で20億円の売上を目指します。
近年、サイバー攻撃は通信を偽装して侵入するなど、その手口が高度かつ巧妙になっています。特に攻撃を予測して備える対策では、予測しきれない通信への対応が困難になっています。さらに、企業ネットワークはIoT機器やクラウドサービスなどの接続により、ますます複雑化しており、広範なセキュリティ対策が求められ、ユーザーの負担も増加しています。
Darktraceは、リアルタイムで組織のITインフラ全体にわたる通信を監視します。独自に開発された機械学習(AI)により平時の挙動を学習し続けるため、異常な通信を自動で検知し、自律的に遮断します。既知の攻撃パターンを事前に定義する必要がないため、ユーザーの負担を軽減するとともに、従来の対策では見逃されやすい未知の脅威に対しても対処できるようになります。また、クラウド環境や内部からの不正行為も検知することができ、複雑化したネットワーク全体を監視することができます。さらに、既存のネットワーク構成を変更せずに、容易に導入・運用を開始することが可能です。
CTCは、長年にわたり培ってきたサイバーセキュリティの知見を活かして、お客様のニーズに応じた関連システムの開発を手がけています。今般、協業パートナーであるDarktrace Holdings Limitedとともに、製品導入および運用に関する技術支援を提供し、導入時の負担軽減と円滑な運用を支援します。
なお、今回の発表にあたり、Darktrace社の日本法人であるダークトレース・ジャパン株式会社より以下のエンドースメントを頂戴しています。
脅威がより大規模かつ巧妙になる中で、組織はこれまでに見たことのない脅威を認識し、より迅速に対応できる能力が求められています。私たちは、CTCとのパートナーシップを通じて、より多くの日本の組織がDarktraceを導入し、急速に進化する脅威への備えを強化できることを大変嬉しく思います。
ダークトレース・ジャパン株式会社
カントリーマネージャー 兼 日本営業総責任者 田井 祥雅
※1 Darktrace’s ActiveAI Security Platform™:Darktrace 社のAIセキュリティプラットフォーム。各ソリューション(Darktrace/NETWORK/EMAIL/CLOUD/OT/ENDPOINT/IDENTITY)が共通のアーキテクチャ上に構築されており、容易に組み合わせることができるため、組織のIT環境を包括的に把握し、エンドツーエンドの保護を提供することが可能です。
※その他、記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
以上
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)