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留学・ワーホリ準備に「リゾートバイト」が有効資金面に加え、生活力や適応力の向上も

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株式会社ダイブ

〜目的意識を持つ若者の85.3%が「準備として役立った」と実感〜

全国約4,600施設以上の観光施設に特化した人材サービス事業を行う株式会社ダイブ(東京都新宿区 代表取締役社長:庄子潔、証券コード151A、以下ダイブ)は、「リゾートバイトダイブ」の就業者365名を対象にリゾートバイトを始めた目的に関するアンケート調査を実施し、そのうち「留学・ワーキングホリデーの資金を貯めるため」と回答した34名を対象に追加調査を行いました。

◾️調査背景

近年、円安や物価上昇の影響で、留学やワーキングホリデーを志す若年層にとって資金面のハードルが高まっており、海外留学を検討する際、7割以上が円安がネガティブな影響を与えていると回答しています。(*1)

その一方で、地方での住み込み就労が可能な「リゾートバイト」が、資金準備と生活スキルの習得を兼ねた手段として注目されています。

ダイブでは、こうした動向をふまえ、留学・ワーホリを見据えてリゾートバイトに従事する人々の実態を明らかにすることで、観光業界や労働市場における人材の新たな可能性を探ることを目的に本調査を実施しました。

(*1)出典:文部科学省 官民協働海外留学創出プロジェクトチーム

【調査サマリー】

⚫︎85.3%が「リゾートバイトは留学・ワーキングホリデー準備として役に立った」と回答

⚫︎就業期間1ヶ月未満でも「10〜30万円」を貯めたケースが多く、短期集中での資金獲得が可能

⚫︎他の選択肢(地元バイト・農業・介護など)と比較し、「生活費がかからない」「効率的」「環境を変えられる」ことが評価されていた

⚫︎リゾートバイトは、資金面だけでなく、出発前の“心構えや生活力を整える”期間としても機能している

回答者の属性

Q.性別を教えてください。(単一回答)n=365

Q.現在のご年齢を教えてください。(単一回答)n=365

お金だけではない選択理由「地方生活や自分探しの場としても」

リゾートバイト=「お金を貯める手段」と思われがちですが、実際の目的はさまざまです。

今回の調査でも、地方暮らしや自分を見つめ直すきっかけとして選ばれていることがわかりました。

Q.リゾートバイトの目的は何でしたか。もっとも当てはまるものを選択してください。

(単一回答)n=365

一方で「留学・ワーキングホリデーの資金を貯めるため」という目的も一定数見られました。

今回はその中でも34名にフォーカスし、どのくらい資金を貯め、何を得たのかを深掘りします。

1ヶ月未満でも10万円超、柔軟で実行可能な資金調達手段

留学・ワーキングホリデー前の資金準備手段として、リゾートバイトがどの程度機能しているかを把握するため、就業期間と貯金額の関係を確認したところ、1ヶ月未満でも「10〜30万円」を貯めたケースが多く見られました。

一方で、就業期間が長い場合でも貯金額には個人差があり、勤務日数やシフト状況などの就業条件、生活スタイルによって成果が異なることがうかがえます。

これらの結果から、リゾートバイトは資金準備という目的に対して柔軟かつ実行可能な選択肢のひとつであり、働き方次第で効果的に活用できる手段であると言えそうです。

Q.留学・ワーキングホリデーの資金はリゾートバイトでどのくらい貯まりましたか。

(単一回答)n=34

約3割が地元バイトなどと比較検討

留学・ワーキングホリデーの資金を貯める手段としてリゾートバイトを選んだ34名のうち、他に検討した仕事があると回答した人は32.4%でした。

自由回答からは、「地元の居酒屋」「フルタイムバイト」「農業バイト」「介護職」などの選択肢を検討した上で、最終的にリゾートバイトを選んだ理由として「生活費がかからない」「短期間で効率よく貯金できる」「環境を変えられる」といった声が多く挙がりました。

特に「住み込みであること」や「観光地で働ける点」は、単なる収入だけでなく、生活費を抑えながら地元を離れて働けるという環境面の魅力としても評価されていることがうかがえます。

リゾートバイトは、他の手段と比較したうえで選ばれているケースも多く、若年層にとって現実的かつ前向きな資金準備の選択肢となっているようです。

Q.他に資金を貯める手段として検討した仕事はありましたか。(単一回答)n=34

語学以外にも多くの“非認知スキル”を獲得

留学・ワーキングホリデーの資金を貯める目的でリゾートバイトを選んだ34名に、実際の勤務を通じて「語学以外に得られたことがあるか」を尋ねたところ、「自立した生活力」(26.5%)や「外国人観光客との接客を通じた実践的なコミュニケーション経験」(22.1%)が多く挙げられました。

その他にも「時間を意識して行動する力」「異文化への理解・柔軟性」「ストレスへの対処力」など、留学やワーキングホリデーに向かう前段階として、自分を整える機会になったという傾向が見てとれます。

資金を貯めることをきっかけに始めたリゾートバイトが、結果として心構えや生活面での準備にもつながっていたことがうかがえます。

Q.実際にリゾートバイトをしてみて、「語学以外に得られたもの」があれば教えてください。

(複数回答)n=34

留学・ワーキングホリデーの準備としてリゾートバイトは役立ったが85.3%

留学・ワーキングホリデーの資金を貯める目的でリゾートバイトに従事した34名に対し、「準備としてリゾートバイトは役に立ったか」を尋ねたところ、「非常に役立った」「ある程度役立った」と回答した人はあわせて85.3%にのぼりました。

貯金という直接的な目的にとどまらず、生活力・対人スキル・環境適応力など、出発前に身につけた力が“実際に現地で活きている”と実感している人が多いことがうかがえます。

リゾートバイトは、留学・ワーキングホリデーに向けた資金準備の手段であると同時に、その後の海外生活をスムーズにスタートさせるための準備としても、有効に活用されているようです。

Q.留学・ワーキングホリデーの準備として、リゾートバイトは役に立ちましたか。(単一回答)n=34

まとめ

本調査から、リゾートバイトは「一時的な就労」を超え、若者が“次の挑戦”に踏み出すための準備期間として機能している実態が明らかになりました。

資金準備の手段であると同時に、生活力・対人スキル・異文化適応力といった非認知能力の育成にもつながっており、留学・ワーキングホリデーの準備段階として実効性が高い働き方と捉えられています。

今後、観光業における人材確保においても、こうした「目的意識を持った短期就業層」の存在は無視できない存在になると考えられます。

多様な若者が“次のステージへ進む通過点”としてリゾートバイトを活用している事実は、雇用側にとっても新たな視点をもたらすものとなるのではないでしょうか。

▼事例紹介:関連した事例は、下記よりご覧いただけます。

“ただの資金集め”じゃなかった。ワーホリ前のリゾートバイトで得た最大の収穫

【リゾートバイトとは】
リゾートバイトとは、日本全国のリゾートホテルや旅館、飲食店・テーマパーク・レジャー施設・スキー場等に短期間移住し、従業員寮で生活しながら勤務する働き方です。労働の対価として収入を得るだけではなく、新しい仲間との出会いや多様な価値観に触れる経験など、海外でのワーキングホリデーに近い”旅行以上、移住未満”の体験価値を国内でも得られる手段として、ダイブでは主に25歳から44歳までの社会人を中心に、近年では50歳以上のシニア層など幅広い世代から支持されています。

■調査概要

調査名称 :留学・ワーキングホリデーを目的としたリゾートバイト就業者に関する意識調査

      (2025年)

調査期間 :2025年7月2日~2025年7月8日

調査方法 :Googleフォームによる回収
調査対象 :リゾートバイトダイブで現在就業中のスタッフのうち、

      「留学・ワーキングホリデーの資金を貯めるため」と回答した方

有効回答数:34名

実施主体 :株式会社ダイブ

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年7月31日 15時14分)

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