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ペッツファーストグループ マンスリーペットレポート2025年6月度

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ペッツファーストホールディングス株式会社

“Pets always come first”を理念に掲げるペッツファーストホールディングス株式会社(本社:東京都⽬⿊区、代表:正宗 伸⿇)は、ペットショップ「Pʼs-first」直営店の 2025年6月度における流通過程の重要指標をご報告いたします。

【契約ブリーダーとの取引について】

P’s-first直営店では、オークションなどの第三者を経由せず、全国の信頼できる契約ブリーダーからペットを直接取引しています。2025年6月1日から6月30日までにペッツファーストグループが取り扱ったペット、すなわち契約ブリーダーから引き受けたペットの頭数が1,685頭、そのうち犬が80.8%、猫が19.2%です。なお、6月度に引き受けたペットたちは282名の契約ブリーダーと取引いたしました。

また、ペットの⼼⾝の健康を守ることおよび、ペット業界の日齢偽装問題へ対する対策として、P’s-first直営店で取引するペットの取引日齢を法令で定められた生後57日齢以上から 60 ⽇齢以上へ段階的に引き上げることを昨年のニュースレターで発表し、3月度に⽣後60⽇齢以上での取引割合が100%を初めて達成しました。*1

6月度も生後60日齢以上の割合は100%、すなわち契約ブリーダーと取引したすべてのペットが60日齢以上でした。

*1:2024年4月23日発行ニュースリリース

ペット販売の生後8週齢(56日齢)規制に対する私たちの考え方〜生後60日齢での取引基準への引き上げに関するお知らせ〜

【ショップでのペット販売について】

Pʼs-first直営店での6月の販売頭数は1,578頭、内訳は犬が76.7%、猫が23.3%でした。販売時点での日齢平均は生後106日齢、店舗に在舎を始めお客様に迎えられるまでの平均期間は44日間でした。

また、ペットの衝動買い防⽌と責任ある終⽣飼育を推進するために、日頃お客様と接する際のご説明を徹底するだけではなく、P’s-first直営店でペットをお迎えされるすべてのお客様に対し、「ペットのお迎え前セミナー」の受講をお願いしております。*2 6月度には1,578組のお客様がセミナーを受講され、すべてのお客様がご契約に進まれました。なお、ペットのお迎え前セミナーは、こちらからご覧いただけます。

*2:2025年3月26日発行ニュースリリース

ペッツファーストは、ペットをご購入される前のご契約者様へ「ペットのお迎え前セミナー」を実施しています。〜ペットの衝動買いを抑え、責任ある終生飼養のために〜

【譲渡/ペットケア&アダプションセンター日光の在舎について】

P’s-first直営店では販売前に疾患が発見され治療を行った上で、継続的なケアや検査などが必要となったペットは、“要ケアペット”としてP’s-firstの店舗や、当社グループのケア施設「ペットケア&アダプションセンター日光」で里親探しをします。P’s-first店舗から9頭・ペットケア&アダプションセンター日光から3頭の計12頭を、里親様へと譲渡いたしました。

また、ペットケア&アダプションセンター日光には6月末時点で85頭が生活し、主に治療を終えた、または回復期にある78頭が⾥親を募集中です。なお、6頭は里親探し代行サービスの猶予期間中のため募集待ち、1頭は終生飼養を行う予定です。*3

*3:2025年6月度の里親探し活動の実績や、里親募集中のペットなどの詳細は下記よりご確認いただけます。

ペッツファースト里親探し活動レポート2025年6月度

【解約について】

6月度には9頭が解約となりました。なお、返還されたペットは、当社がペットの将来に責任を持ち最良のご家族を探します。返還されたペットのうち、6頭が既に新しいご家族に迎えられました。2頭は、店舗にて新たなご家族を探しています。なお、1頭はお引き渡し前の体調不良により契約解除をさせていただき当社で治療を行ったものの、残念ながら治療中に亡くなってしまいました。(6月度の死亡事故の中に当該ペットも含まれております。)

【死亡事故について】

病気や疾患などが発見され、当社メディカルセンターやペッツファースト動物病院内等で治療を施したものの、残念ながら発生した死亡事故数は27頭、店舗においての死亡事故数は5頭、ペットケア&アダプションセンター⽇光内での死亡事故数は0頭でした。

なお、店舗で亡くなってしまった5頭について、4頭は体調異変が見られてすぐに提携動物病院を受診したものの、容体急変により残念ながら治療中に息を引き取ってしまいました。また、1頭は亡くなる前夜の検査結果および元気・食欲に異常がないことを確認したものの、夜間に体調が急変し、息を引き取ってしまいました。

引き続き、より早期での獣医師への相談や動物病院の受診を実施し、早期発見・早期治療を徹底することで、再発防止に努めてまいります。

全体の死亡事故数は32頭、死亡率として1.89%、亡くなったペットの死亡時時点での日齢平均は生後104日齢でした。 なお、亡くなってしまったペットはメディカルセンターを経由し、田嶋山九品院にて埋葬供養を行いました。

【当社の在舎頭数について】

6月末時点で当社に在舎するペットは2,744頭です。なお、5月末時点では2,672頭でした。

2025年6月度において、ペッツファーストグループで取り扱ったペットのうち、いわゆる売れ残りや行き先が分からないペットは一頭も存在しません。

■2025年6月度におけるペットの死亡事故と対策

ペッツファーストグループは経営理念に沿い、“ペットの死亡事故ゼロ”を⽬指して当社獣医師を中心に「死亡事故ゼロプロジェクト」を社内で運営し、社内の病気の発生や死亡原因を獣医学に基づき分析して再発防⽌に向けての対策を講じています。

【死亡事故ゼロプロジェクト リーダー 林田獣医師コメント】

東京メディカルセンター 林田真琴 獣医師

2025年6月の死亡事故数は32頭(前月比+7頭)、死亡率は1.89%(前月比+0.60%)でした。*4なお、死亡原因の内訳は、感染症16頭、呼吸器疾患6頭、神経疾患2頭、低血糖2頭、消化器疾患2頭、泌尿器疾患1頭、原因特定不明1頭、その他の原因によって亡くなってしまった頭数が2頭でした。

原因不明とされた事例についても、今後も継続的に分析を進めてまいります。

6⽉は気温や湿度の上昇に伴い、感染症や呼吸器疾患のリスクが高まる季節でもあり、前⽉と⽐較し、残念ながら死亡頭数・死亡率ともに増加する結果となりました。

こうした状況を受け、消毒ルールの徹底や空調設備の管理など、基本的なペットの健康管理進体制の再徹底を進めております。特にクーラーの使用が増え、呼吸器疾患が増えておりますため、直接ペットに風の当たることのないよう風除けを設置するといった対策も各店舗にて実践しております。また、スタッフ教育の継続的強化や、外部専門家から定期的にご意見を頂き現場の管理体制への反映を進めているところです。

しかしながら、梅雨が明け、気温や湿度が高い日がまだまだ続くことから、ペットが体調を崩しやすく、感染症の発生リスクが高まる時期が続きます。引き続き、ペットの体調不良の早期発見・早期治療に努めてまいります。

死亡事故ゼロプロジェクトではさらにペットのウェルネスを強化するため新たな対策についても日々、検討しております。全スタッフ一丸となって「死亡事故ゼロ」という目標に向かってこれからも一歩ずつ前進してまいります。

※4:前月度のマンスリーペットレポート

■2025年6月度のペットの治療と、回復したペットの行方

死亡事故ゼロの実現には、疾病の予防だけでなく、疾病を患ってしまったペットの命を獣医療によって救うことも不可欠です。そのような場合、当グループでは、ウェルネス管理センターとペッツファースト動物病院で治療を行い、6月度には73頭のペットが重症の状態から回復いたしました。治療後に回復したペットの一例を下記にご紹介します。

【喘息/ペッツファースト動物病院 神戸三宮医院にて治療】

喘息から回復し、ご家族のもとで元気に暮らしている「サビちゃん」

店舗より食欲不振、呼吸が速いとの主訴でお預かりしました。

血液検査とレントゲン検査の結果から肺炎を疑い、すぐに酸素室での入院管理と抗生剤治療を開始しました。しかし治療開始後数日経っても反応が乏しく、より強い抗生剤に変更するとともにステロイド薬を併用しました。その後、一度は肺の状態が良くなったものの再度悪化し、ステロイド薬の量を増やすとみるみる状態が良くなっていきました。

しかし治療開始後数日経っても反応が乏しく、より強い抗生剤に変更するとともにステロイド薬を併用しました。その後、一度は肺の状態が良くなったものの再度悪化し、ステロイド薬の量を増やすとみるみる状態が良くなっていきました。

治療の反応から喘息の可能性が高いと診断し、吸入療法も併用したところ、肺の状態は改善しました。

現在はすっかり元気になり、すでに新しいご家族のもとへ迎えられています。呼吸も安定し、食欲旺盛でとても元気です。

素敵なご家族のもとで元気に過ごしていることを、心から嬉しく思います。

当社グループでは病気の予防と獣医療によってペットの命を守り、私たちが受け入れたすべてのペットの家族を見つけて幸せなペットライフを送れるよう、今後も改善を続けてまいります。同時に、情報を開示し続けることによって、あるべき健全なペットショップ運営を行います。


■会社案内

【会社名】ペッツファーストホールディングス株式会社

【所在地】〒153-0063 東京都目黒区目黒1-24-12オリックス目黒ビル9F

【資本金】100百万円

【売上高】14,659百万円(2024年度実績)

【従業員数】1,222 名(うち獣医師 66名 愛玩動物看護師 82名※業務委託含む)2025年6月末時点

【代表者】代表取締役会長CEO 坂本晴彦

取締役社長COO 正宗伸麻

【ニュースレター】https://www.pfirst.jp/newsletter.html

※2025年6月6日、ペッツファーストホールディングス株式会社は、アークランズ株式会社のグループ会社となりました。

【会社名】アークランズ株式会社 

【所在地】〒955-8501 新潟県三条市上須頃445番地

【資本金】6,462百万円

【売上高】 315,700百万円(2025年2月期)

【従業員数】13,094名

【代表者】代表取締役会長CEO 坂本晴彦

代表取締役社長COO 佐藤好文

【その他】

アークランズ株式会社は「くらし、満たす。こころ、満たす。」をスローガンに業界をリードする生活価値提供グループを目指し、ホームセンターの「ムサシ」、「ビバホーム」、とんかつ専門店「かつや」、からあげ定食専門店「からやま」等の「住」と「食」に関わる事業を展開します。独自の進化と変化を続ける事で専門性を極め、お客様の「もっとくらしを豊かにしたい」というおもいにお応えします。

■お問い合わせ先

【本掲載内容について】

ペッツファースト株式会社 広報部

電話番号 03-6910-4500/E-mail pr@pfirst.jp

担当者 粕谷・西河・小野

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年7月31日 17時55分)

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