HATAGO
ファウンダー野口「住む人や知っている人にとっては、それぞれに異なる空気や景色がある。それを“香り体験”で貢献したい」香水クリエイター渡辺氏「鎌倉の空気感や情景を香りを通して表現することにこだわった」
日本の地域文化を香りでデザインした五感に届くフレグランスブランド「HATAGO」は、8月1日(金)のフラッグシップショップ開業前日に開催したプレス会において、鎌倉店の内覧及びプレゼンテーション、鎌倉を巡る香りのツアーを実施した。
プレゼンテーションでは、 çanomaの香水クリエイター渡辺裕太氏をゲストに迎え、ファウンダー兼クリエイティブディレクターである野口大介とHATAGOに込めた想いを語った。野口は「住んでいる人や知っている人にとっては、それぞれにまったく異なる空気や景色がある。それを“香り体験”で貢献したい」 と話し、渡辺氏は「鎌倉の空気感や情景を、香りとしてどう表現するかにこだわり抜いた。現地を実際に歩き、鎌倉らしい情緒と日常が交錯する新しい香り体験を設計した。」とHATAGOが発信する新しい体験を表現した。
その後、HATAGO KAMAKURAをほんのり香らせたトゥクトゥクに乗車し、プロダクトの拠点となった由比ヶ浜と稲村ヶ崎を訪れ、鎌倉の風や景色と共に、それぞれの香り体験を行った。

トゥクトゥクで巡る鎌倉ツアーを実施




由比ヶ浜では、白く広がる砂浜と潮風に包まれながら、「HATAGO YUIGAHAMA」をひと吹き。桜貝を思わせる可憐な佇まいと、生命の寛容さと情熱を感じるその香りは、フローラルジャスミンのやわらかな気配とともに、目の前の風景にやさしく溶け込んでいきました。
続いて訪れた稲村ヶ崎では、海と空の境界線が静かにゆらぐ絶景のなか、「HATAGO INAMURAGASAKI」を。長い年月この景色を見守ってきた岬のように、松や芝の香りが心を穏やかに包み込み、深くリラックスしたウッディな海の気配が広がっていきます。それぞれの土地に身を置き、香りをまとうことで、その場所に宿る空気や記憶と静かに呼応するような、五感で旅するひとときを体験いただきました。
協力:鎌倉駅前に観光向け電動トゥクトゥク『Emobi』 https://www.emobi.co.jp/
登壇者プロフィール・コメント

クリエイティブディレクター/ファウンダー 野口大介(右)
鎌倉は、歴史や文化が息づく特別な町でありながら、人の“もっと楽しみたい”という欲も自然に溶け込む場所。文化と欲望が共存する、唯一無二の魅力がある。でも、住んでいる人や知っている人にとっては、それぞれにまったく異なる空気や景色がある。好きな鎌倉を香りを通じて、会話が生まれる場所にしたい。
2023年(株)東急エージェンシーを退職後
同年、広告と事業開発でビジネスユーザーとエンドユーザーに感動体験を提供するマーケティングカンパニー(株)STAGEを設立。
2025年6月日本の地域文化を香りでデザインするフレグランスブランド「HATAGO」開始
香水クリエイター 渡辺裕太氏(左)
自然と都会が共存する鎌倉の特徴を、アクアティックな香りとコーヒーの香りで象徴的に落とし込み、そこにフローラルやフルーティー、グリーンな要素を加えることで、情緒と日常が交錯する新しい香り体験を意識した。ベースとなる〈KAMAKURA〉は、自然の豊かさと都会的な要素がひとつに溶け合う、そのコントラストの面白さを香りで体現するよう設計した。
東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻卒業後、モルガン・スタンレー証券に入社、2015年に渡仏し、Panthéon-Sorbonne及びParis-DauphineにてMBAを取得。
2020年9月にパリにてçanomaをローンチ
ABOUT「HATAGO」

この土地の風を感じ
この土地にしかない出会いを楽しむ。
鎌倉を代表するそれぞれの海街の香りを
香水の本場フランス パリで活躍する調香師
ジャン=ミッシェル・デュリエと丁寧につくりました。
旅のつづきを自宅でお楽しみください。




商品名 HATAGO
商品ラインナップ フレグランスディフューザー 200ml ¥12,650(税込)
フレグランスミスト 100ml ¥8,250(税込)
香りの展開 KAMAKURA、SHICHIRIGAHAMA、INAMURAGASAKI、YUIGAHAMA
営業時間 11:00~18:00(火曜・年末年始定休)
ブランドサイト https://hatago.shop