有限会社森工芸
建築・家具・アートに。多様な創作を支える、天然木ツキ板のマテリアルブランド
天然木を0.2mmほどの薄さにスライスした「ツキ板」。
その繊細な素材を用いて、工芸作品から建材までを手がける徳島の木工会社・森工芸が、新たなマテリアルブランド「TSUKIT(ツキット)」を立ち上げました。
希少な樹種も含む豊富なラインナップと独自の加工技術で、“つくる人”すべてに向けて、新しい素材との出会いを届けます。
■ TSUKIT(ツキット)とは
ツキ板(TSUKI)を、創作のキット(KIT)に。――それが、TSUKIT。
TSUKITは、森工芸が長年向き合ってきた素材=ツキ板を、多くの“つくる人”へと届けるために立ち上げた新ブランドです。
プロ仕様の品質をそのままに、扱いやすいA4サイズや大型サイズのツキ板シート、さらには裏面粘着加工タイプまで展開。


ツキ板とは
ツキ板とは、天然木を0.2mm前後の厚みにスライスした薄い木材のこと。
重厚な木の風合いを持ちながら非常に薄いため、柔軟な加工性が特徴です。
この素材を基材に貼り合わせたものは「化粧合板」と呼ばれ、家具や建具、空間内装など、身近な木製品に広く使われている素材です。
森工芸について
1953年創業の森工芸(徳島市)は、ツキ板を貼ることを専門とする、化粧合板加工のプロフェッショナル。
長年にわたり、家具・建具・内装向けの化粧合板をオーダーで製作してきました。
一方で、そうした高度な技術を活かし、ツキ板(薄い木)だからこそ可能な表現を追求した工芸作品の制作も展開。


素材への深い理解と確かな技術
森工芸は、天然木ツキ板の特性を熟知し、その美しさと可能性を引き出す独自の表現と技法を長年にわたり磨いてきました。スライスされた木材だからこそ実現できる繊細で奥行きのある意匠表現を追求し、国内外の空間デザインや製品開発など、幅広いプロジェクトで採用されています。
また、徳島の伝統的な藍染文化を背景に、ツキ板への藍染め技術にも精通しており、素材と地域性を活かした高い専門性を備えています。
■ 素材の魅力とラインナップ
世界中から集めた90種以上の木のラインナップ
希少な樹種や多彩な色味の木材など、選ぶ楽しさも魅力のひとつ。
選べる木の種類の多さは業界でも最多。他にはない希少樹種も豊富に取り揃えています。

家具職人、建築家、デザイナー、クラフト作家、アーティスト、DIY愛好家──
プロの現場で使用されている本物の素材を、あらゆる“つくる人”の創作に寄り添う、信頼できる素材でありたい。
ツキ板シートは、専門的な道具がなくてもご家庭のアイロンでツキ板を貼ることができます。
約0.2mmのツキ板を工業用和紙と貼り合わせて一体化させることで繊細なカットが可能。


■より手軽な「ツキ板シール」も登場
天然木を薄くスライスし、裏面に3M™製の強力接着剤を施した「ツキ板シール」シリーズ。
ハサミやカッターで自在に加工でき、スマホケース、手帳、文具、ギフトタグなど、暮らしのあらゆるシーンで“木の風合い”を手軽に楽しめます。
カエデやウォールナット、藍染シートなど、希少な銘木を含む8種をラインナップ。


■TSUKITの商品を探す
各サイズごとの商品一覧はこちらからご覧いただけます。.
■ツキ板シート特集 ボリュームディスカウントキャンペーン
https://shop.mori-kougei.com/collections/feature
■化粧合板のオーダー制作にも柔軟に対応
家具・建具・建築内装など、用途・サイズに合わせたツキ板化粧合板を製作しています。
■ つくる人のそばに、木という素材を
家具職人、建築家、デザイナー、クラフト作家、アーティスト、DIY愛好家──
あらゆる“つくる人”の創作に寄り添う、信頼できる素材でありたい。
それが、TSUKITの願いです。
“つくりたい”を形にするきっかけとして、木と出会う第一歩を。
TSUKITは、木の温もりと技の蓄積が生んだ、新しい創作の入り口です。

【本件に関するお問い合わせ】
有限会社 森工芸(MORI KOUGEI)
担当:森 寛之
Email:info@mori-kougei.com
Tel:088-653-7518
Instagram:https://www.instagram.com/morikoug
【会社概要】
会社名:有限会社 森工芸(MORI KOUGEI)
代表者:森 賢一
所在地:〒770-0866 徳島県徳島市末広3丁目5-34
創業:1953年
事業内容:ツキ板化粧合板の加工・製造、木工製品の企画・販売、オリジナル工芸品の制作
公式サイト:https://mori-kougei.com/
オンラインストア:https://shop.mori-kougei.com/
有限会社森工芸-MORI KOUGEI CO.,LTD.
■ 森工芸について
1953年の創業以来、森工芸は「ツキ板を貼ること」を専門とし、その高い技術力で多くの製品づくりを支えてきました。時代とともに手法を進化させ、現在ではツキ板を用いた化粧合板の受注生産を中心に、家具・建具・建築内装材などのプロユースに向けたものづくりを行っています。その確かな加工技術と素材への深い理解を背景に、2020年からは自社ブランド「MORI KOUGEI」を始動。長年培ってきた技術と美意識をもとに、ツキ板の美しさを活かした工芸品の制作・販売を開始しました。
藍染や木象嵌など、日本の素材文化や伝統を取り入れながら、中心から放射状に貼り合わせた独自の「RAYS」シリーズなど、独自の手法による表現を追求。代表作の「RAYS TRAY」をはじめ、CLOCK、STAND、PLATE、TSUKI-JIRI WOOD PLATEなど、国内外で高い評価を受ける製品を展開しています。
また、オリジナルデザインによる家具・建具・空間部材の製作も、少量から柔軟に対応しています。
“ツキ板を貼ること”を起点に、素材と向き合い続けてきた森工芸。技術と感性を融合させたものづくりで、創作に寄り添う素材をこれからも届けていきます。


伝統とモダンの融合、藍染の美しいトレイ
天然の素材を、天然の仕上げで。
藍漆のプレート
「藍漆」とは、文字通り顔料である「藍」を掛け合わせて作られた「漆」。
森工芸と堤淺吉漆店のコラボレーションで、徳島で栽培・製造される藍を使った藍漆が誕生しました。


限りなくシンプルなデザインの壁掛け時計。
木は光が当たる角度や見る方向で色が違って見える特徴があります。この特徴を活かし、三角形に切りそろえた突板をぐるりと貼り合わせる事で、中心からまるで光線が出ているように見えるデザイン。
サイドテーブルとして程良い高さのSTAND
独特な雰囲気のあるジャパンブルー藍色。徳島県産蓼藍による沈殿藍で藍染を施しています。『光の角度で色が変わる』という木の特徴は染めることで独特な雰囲気を醸し出します。


TSUKI-JIRI WOOD PLATE
ツキ板をスライスした際に生まれる無垢材の端部「ツキジリ」を活用した、木の質感と存在感を活かした一枚板プレートです。家具や化粧合板に使われる銘木の豊かな表情を、器として気軽に楽しめるのが魅力。滑らかな手触りと丁寧な仕上げで、日常使いはもちろん、贈り物やインテリアにもおすすめの工芸的な逸品です。
TSUKI-ITA TILES
多種多様な内装に仕えるカスタムメイドのツキ板タイルです。シンプルながら、自然な木ならではの表情を持ち、空間に豊かな趣を添えることができます。
伝統的な木工技術と現代のインテリアのニーズを結びつけ、内装の可能性を広げるだけでなく、空間デザインに携わる方々の想像力を形に変える商品にしたいという想いで開発しました。







来て 見て みい、とくしま。
2025年11月11日(火)-15日(土)
徳島で生まれ育まれたものつくりの現場を開放するイベントを開催いたします。
Kite Mite Miiとは、阿波弁で「一度は来てみれば」「見て、試してみれば」という意味。
ぜひ、徳島に来て、ものつくりの現場を見て、作り手の想いを感じてみてください。
[参加メーカー]AKI+秋月木工, イストク, 江淵鏡台店, origin, KITACRAFT, 富永ジョイナー, 冨士ファニチア, 本林家具, 森工芸
MORI KOUGEI Open Factory _KITE MITE MII TOKUSHIMA 2024