京都銘菓「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」や「京ばあむ」などを製造・販売する株式会社美十（本社：京都府京都市、代表取締役社長CEO：酒井宏彰）が運営する、MIYUKA グランスタ東京店限定販売の「あずき沙風練（さぶれん）」が、 JR東日本が主催する「みんなが贈りたい。JR東日本おみやげグランプリ2025」において、栄えある総合準グランプリを受賞しましたのでお知らせいたします。

－受賞の背景と喜び－

「あずき沙風練」について

2024年8月に発売したあずき沙風練は、あずきの甘納豆の粒が入ったあずきクリームをさっくりサブレでサンドした、和洋の調和した味と見た目が楽しめるクッキー缶です。サブレのほんのりとした塩味が、甘いあずきクリームを引き立てます。

MIYUKAのロゴマークを表したサブレは、フランス産カマルグの塩を隠し味に使用しさっくりと焼き上げ、あずきクリームは、北海道産あずきの甘納豆を粉状にし、ごまなどを加えて練り上げました。あずきの甘納豆の粒が入っているのもポイントです。

キラキラとエンボスが引き立ち、和にも洋にも見える唐花模様の缶は、あずき沙風練のために用意したMIYUKAオリジナルデザインです。

≪開発秘話≫

様々な商品アイデアを試行錯誤している中、クッキー缶のファンが集っていた開発メンバーに共通して芽生えたのが「他のどのクッキー缶とも異なる、MIYUKAらしい和と洋を詰め込んだクッキー缶を作りお客様へ届けたい」という想いでした。その開発秘話を紹介します。

・「和」の要素を取り入れる

美十が得意とする「あずき」を使うことに決めたものの、数えきれないほどの試作を重ねます。特に苦労したのが、サブレの風味とあずきクリームの味のバランスをとることでした。あずきの優しい味が、サブレの風味に隠れてしまいがちだったのです。どちらかが主張しすぎない味と食感を目指し、幾度となく調整を重ねました。

・あずきクリームの試行錯誤

あずきクリームの開発には難題が待ち構えていました。あずきの風味を出すために水分を多く含むクリームにするとサブレに水分が移行してしまい、サクサク食感を出すことができません。そこで、あずきの風味を保ちながらも水分を減らす方法を模索しました。そんな中、数々の主力商品を手掛けてきた開発メンバーからの「甘納豆を入れてみてはどうか」という助言が突破口となります。あずきクリームの中で甘納豆がひときわ目立ち、味や香りを引っ張ってくれる存在になったのです。甘納豆を加えることであずきの風味が強調されることがわかり、開発が一気に進みました。

あずきクリームのベースには、一度甘納豆としてから粉末化したあずきをメインに、粒のままのあずきの甘納豆を加えています。また、黒ごまパウダーをクリームに入れることで、あずきの風味を引き立てつつ味に深みが増し、存在感のあるクリームが出来上がりました。

・サブレの工夫

サブレの食感を保ちながらも、あずきクリームとのバランスをとるため、何度も調整が行われました。フランス産のカマルグの塩を隠し味として加えることで、甘さだけではない絶妙な味のバランスが実現しました。

・缶デザインへのこだわり

味に加え見た目も楽しむクッキー缶。そのため、デザインにも徹底的にこだわりました。キラキラとエンボス加工を施し、和にも洋にも見える凝ったデザインを完成させるために、幾度となく試行錯誤を重ねました。

開発メンバーたちの熱い想いと工夫が詰まった「あずき沙風練」。和と洋の絶妙なバランス、細部にまでこだわったデザインをお楽しみください。

店舗情報

「伝統的なものと新しいもの。和のものと洋のもの。私たちとお客様。それらを美味しさで結びたい。」をブランドコンセプトに、2020年8月にJR東日本東京駅構内に出店後、2023年9月にグランスタ東京　銀の鈴エリアに移転オープンしました。

和と洋を組み合わせた生ラングドシャ「美結菓（みゆか）」や、クッキーサンド「実千菓（みちか）」をラインアップしています。

出典：PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ （2025年8月1日 10時30分）