株式会社日比谷花壇
歴代のウエディングドレスで使用されたYUMI KATSURAの希少なアーカイブ生地に新たな命を吹き込み、新郎新婦の門出を彩る唯一無二のアートピースとして生まれ変わらせました。

株式会社日比谷花壇(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮島浩彰)は、ウエディング事業「HIBIYA KADAN WEDDING」において、世界的ウエディングドレスブランド「YUMI KATSURA(ユミカツラ)」の上質なドレスの残り布を活用した「LOVÉCO(ロヴェコ)」が生み出すテキスタイルフラワーのデザインを監修し、このサステナブルなテキスタイルフラワーを取り入れたウエディングコーディネートを、HIBIYA KADAN WEDDINGの提携する全国のホテル・ゲストハウス・専門式場で新たに提供を開始しました。
■HIBIYA KADAN WEDDING『テキスタイルフラワーウエディング』について:https://www.hk-wedding.jp/hkbook.pdf
※カタログの28ページから37ページに掲載
日比谷花壇が監修したこのテキスタイルフラワーは、YUMI KATSURAのドレス制作の時に出る裁断の余り生地や歴代のウエディングドレスで実際に使用されたという希少なアーカイブ生地に新たな命を吹き込み、新郎新婦の門出を彩る唯一無二のアートピースとして生まれ変わった、未来に想いを繋ぐサステナブルなフラワーアイテムです。



この取り組みは、「余った生地を使ってウエディングドレスにつける花を作ってほしい」という桂由美氏ご本人の、花嫁たちを輝かせるために大切につくり上げてきたドレスへの深い愛情が原点となっています。希少なアーカイブ生地から選び抜いた上質で特別な生地は、LOVÉCOの職人の手によって一つひとつ丁寧に花びらの形となり、緻密な手作業で繊細な花へと姿を変えていきます。
日比谷花壇はデザイン監修において、花を知り尽くすプロとしてLOVÉCOとともに、細部にまでこだわって生花の特徴をリアルに再現し、さらには布ならではの表現力を活かし生花ではつくりだせないダイナミックさを実現しました。そして「無垢な白」で統一することによって、門出を祝福する清らかさと素材の美しさを際立たせました。

HIBIYA KADAN WEDDINGは「花とあなたと生きていく」をコンセプトに、これまでに生花の廃棄課題に真摯に向き合い、持続可能な提案を模索してきました。今回のYUMI KATSURAとLOVÉCOとの出会いは、廃棄されるはずだった素材を未来に繋ぐ花へと蘇らせ、まさに当社の「花を通じて想いを繋ぐ」という想いを具現化したものとなりました。これは、お客様にとっても社会や地球環境に想いを寄せていただくきっかけとなる意義のあるサステナブルな提案となります。
今回の取り組みで生まれたテキスタイルフラワーは、時を越えて美しさと想い紡ぎ、未来のスタートラインを彩ります。HIBIYA KADAN WEDDINGは、今後もお客様一人ひとりの想いにはもちろんのこと、社会や地球環境に寄り添い、最高のウエディングシーンの創造を目指してまいります。
≪HIBIYA KADAN WEDDING『テキスタイルフラワーウエディング』概要≫
提供場所:HIBIYA KADAN WEDDINGの提携する全国のホテル・ゲストハウス・専門式場




<日比谷花壇 デザイナー 門田沙由香 コメント>
私たちはこれまでお花からたくさんの幸せをいただいてきました。だからこそ、今度はその花自身や、花を育む生産者の方々、そして豊かな自然環境に恩返しをしたい。その想いが、このサステナブルな取り組みの原点となっています。このテキスタイルフラワーでつくりあげるウエディングフラワーを通じて、花に関わるすべての人々と自然にとって、より良い未来へと続く、幸せな循環を生み出す一助となることを目指しています。
<LOVÉCO デザイナー コメント>
アパレル業界も大量生産・大量消費という課題に長年向き合ってきました。心を込めて作られたものが、その価値を発揮できずに眠ってしまう現状に対し、作り手として強い責任を感じています。このプロジェクトが未使用素材の活用というだけでなく、物の本質的な価値を見つめ直し、背景にあるストーリーを大切にするという文化を広める一助となれば幸いです。
■YUMI KATSURA (ユミカツラ)について:https://www.yumikatsura.com/
日本初のウエディングファッションブランド。ユミカツラを語る上では、4つの美学が重要なファクターとなっている。高度な技術を用いて生まれた細部にわたる繊細な『テクニック』、360度どこから見てもドラマティックな花嫁を演出する完璧な『デザイン』、ミリ単位で微調整することで生まれたスタイル抜群に見せる魔法の『シルエット』、世界中から探し抜いた最高級の素材『マテリアル』。それらのすべてが融合したドレスが花嫁たちにかつて体験したことのない「自信と感動」を届けてくれるのです。
■Lovéco (ロヴェコ)について:
洋服やインテリアを生産する上で余り、廃棄される布地、販売に至らなかった洋服などを素材にサステナブルテキスタイルフラワーを製造販売。Lovéco=Love+ecology &economy 職人の手で1つ1つ大切に愛情〈Love〉いっぱいに生まれたもの。〈eco〉は、環境問題や経済にも役に立ちたいという意味を持ち、就労支援センターや子育て中の方を職人に育成し、働く場を提供しています。“人や物を大切にする”をコンセプトに現代のものづくりに関わる問題、衰退していくMADE IN JAPANと向き合いながら日本製を応援・発信していきます。
■「HIBIYA KADAN WEDDING(ヒビヤカダンウエディング)」について:https://www.hk-wedding.jp/
全国約250のホテル・ゲストハウス・専門式場・レストランと提携し、年間約25,000組のウエディングフラワーを手掛ける日比谷花壇のウエディング事業。「花とあなたと生きていく」をコンセプトに、経験豊富なフローリストが新郎新婦の理想を形にした世界に一つだけのウエディング空間を創り上げます。また、日比谷花壇が運営するフローリスト指名制の「FLOWER CREATION ROOM(フラワークリエーションルーム)」は、日比谷花壇の中でも優れたフローリストのみが集い、特別な日のウエディングフラワーをご提案します。その他、フォトウエディング「Leca wedding(レカウエディング)」の提供、さらにはウエディングフラワー業務管理システム「LINKs(リンクス)」なども展開し、新郎新婦・プランナー・フローリスト間の連携を強化することで、顧客満足度と業務効率の向上を図っています。
「FLOWER CREATION ROOM」:https://www.hk-wedding.jp/creationroom/

株式会社日比谷花壇
1872年創業、1950年に東京・日比谷公園本店の出店後、株式会社日比谷花壇を設立。現在、全国約190拠点で展開。ウエディング装花、店舗及びオンラインショップでの個人/法人向けフラワーギフト・カジュアルフラワーの販売、お葬式サービス、緑を通じた暮らしの景観プロデュース、フラワーグラフィックサービス、地域のまちづくり事業等を行っています。今後も花や緑の販売、装飾にとどまらず、暮らしの明日を彩り、豊かなものへと変えていく提案を続けていきます。
企業サイト:https://hibiya.co.jp/
公式X:https://x.com/hibiyakadan
公式Facebook:https://www.facebook.com/hibiyakadan/
日比谷花壇オンラインショップ:https://www.hibiyakadan.com