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<釜石市・かまいしDMC・日鉄興和不動産・オカムラ 4者共同プロジェクト>岩手県釜石市における2拠点目の人材育成施設「NEMARU PORT(ねまるポート)」を2025年8月1日に新設

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株式会社オカムラ

~釜石での学びを深化させ地域の課題解決に寄与~

住宅エリアと工業エリアの境に位置する景観を配慮したファサード
来訪者を迎える空間 “どまラウンジ”

岩手県釜石市(市長:小野 共)、株式会社かまいし DMC(本社:岩手県釜石市、代表取締役:河東 英宜)、日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪 正浩)、株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:中村 雅行)は、釜石市のオープンシティ戦略の一環として取り組んできた「ラーニング・ワーケーション in 釜石」をさらに進化させた「釜石オープン・フィールド・ラボ」を推進するコア施設として、2025年8月1日に「NEMARU PORT(ねまるポート)」を開設しました。

「釜石オープン・フィールド・ラボ」は、企業からの研修の受け入れを中心に、釜石でしかできない、「研修」「体験プログラム」によって学びを得る「ラーニング・ワーケーション in 釜石」を進化させた取り組みです。来訪者への「釜石の復興の軌跡の学び」の提供だけでなく、来訪者と共に「地域の未来創造を実践・検証」していきます。人口減少や産業衰退、環境問題といった釜石が抱える課題に対し、市民、事業者、大学、行政が連携し解決に向けた取り組みを行っており、参加企業はプログラムを通して、持続可能な地域づくりを実践することができます。「NEMARU PORT」は、「釜石オープン・フィールド・ラボ」を推進するためのコア施設として、地域内外のさまざまな人々を受け入れ、釜石ならではの学びを提供し、多様な働き方を実践する場となります。これらの取り組みを通じ、地域と来訪者が共に成長し、参加企業と地域の持続的なつながりがつくられることで、釜石市の地域課題解決につながる共創のうねりを生み出すことを期待しています。

また、サステナブルツーリズムの先進地域として世界的に評価をいただいている釜石で、「NEMARU PORT」は、環境配慮型施設の先進事例となることを目指しております。

なお、2021年10月に開設した従来の施設は、「NEMARU PORT – hanare -(ねまるポート はなれ)」と名称を改め、市街地に近い立地を生かした、朝・夕の一時的な個人利用や少人数での活動に対応する施設として利用者の活動をサポートいたします。

■施設の特徴

「NEMARU PORT」 は、「ねまるのワッカ」というコンセプトで空間を構成。1階から2階までをスロープでつなげたユニバーサルデザインにより、利用者同士の自然な交流を促進し、プログラムの学びを最大化するよう設計しました。ここでの研修を通して、参加者の環境に対する長期的な意識を変えていくための仕掛けを随所に施しています。その学びを日常へ持ち帰り、環境意識に目覚めるきっかけを与えてくれる場所です。

特徴その1:体験・交流・学びを最大化する“学びのハブ”

「NEMARU PORT」は、釜石の市街中心部に位置し、海や山、そして街のさまざまな施設へのアクセスが良好です。研修プログラムの現場はもちろん、地元の飲食・文化スポットへも、参加者をシームレスにつなぐハブとして機能します。建物はコモンパティオ(共用の中庭)を囲むように回遊性を持たせ、思いがけない場所での出会いや気づきが生まれます。また、グループワーク用の広い研修室、個人作業やリラックスできるスペース、さらにはアウトドアワークショップに対応したエリアなど、幅広いニーズに応える空間構成です。研修参加者同士が空間を共有することで、刺激し合いながら学びを深められるようデザインされています。

多様な過ごし方が期待できる“ねまるリビング”
コモンパティオとシンボルツリー

特徴その2:環境配慮型施設 

「NEMARU PORT」は、一人ひとりが“自分にとっての心地よい環境”を作り出す行動――すなわち「環境行動」を体験し、身につけるための機能を備えています。施設内では温度や明るさを自分で調節できる仕組みを導入し、利用者が自分に合った快適さを探ることで、日常の小さな気づきが自然と生まれます。そして、ここでの体験を持ち帰り、日常生活に取り入れることで日々の行動が少しずつ変わっていく。そんな環境行動の“ハブ”となる施設です。

薪ストーブの煙突熱を利用した熱循環装置
利用者が自由に開閉できる窓と床換気口

特徴その3:釜石らしさを随所に感じられるデザイン

「NEMARU PORT」は、地元の文化や資源を生かした“釜石らしさ”を体感できる空間でもあります。地元産の木材や鉄製品、ホタテ・アワビの貝殻(エコマテリアル)を積極的に採用しており、建物の随所から釜石の自然や産業が感じられます。

釜石市産材と地元鉄工所の鉄を使ったソファ&テーブル
釜石のホタテ、アワビの貝殻を入れ込んだテラゾー壁

■これまでの取り組みと経緯

2021年3月26日、釜石市と、かまいしDMC、ならびに日鉄興和不動産は、地方創生とこれからのワークスタイルの研究・提案を目的として、釜石市におけるワーケーション事業の実施に向けた包括連携協定(以下:「本協定」)を締結いたしました。同年10月には、オカムラが本協定に参画し、4者連携のもと、釜石市内に「Nemaru Port(現:NEMARU PORT – hanare -(ねまるポート はなれ))」を開設。首都圏のワーカーを主な対象とし、自然体験や地域貢献活動など、釜石ならではの体験や釜石市のさまざまな人・団体を通じたワーケーションプログラムを展開してきました。

今般、「ラーニング・ワーケーション in 釜石」をさらに進化させた「釜石オープン・フィールド・ラボ」のプログラムを4者で構想し、プログラムのコア施設としてかまいしDMCが整備する「NEMARU PORT」の新設を契機に、事業のさらなる発展と釜石の地域創生を目指していきます。

■施設概要

・施設名称:「NEMARU PORT(ねまるポート)」

・所在地:岩手県釜石市浜町2丁目5-15(住居表示)

・施設面積:402.09㎡(121.84坪)

・施設構成:ワークスペース、個室、研修室、リフレッシュコーナー、キッチン、管理室

・営業時間:9:00〜22:00

・公式HP:https://workcation.visitkamaishi.jp/

・アクセス:JR釜石駅から車で5分

(参考)

・施設名称:「NEMARU PORT – hanare-」

・所在地:岩手県釜石市只越町1-1-9(住居表示)

・施設面積:36.50㎡(11.0坪)

・施設構成:ワークスペース

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年8月1日 13時00分)

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