PUMPMAN株式会社
公益社団法人 雨水貯留浸透技術協会より8月1日付で評価認定書が発行
2025年8月1日、PUMPMAN株式会社が開発・展開する透水性舗装工法「Dotcon(ドットコン)工法」が、公益社団法人 雨水貯留浸透技術協会による「技術評価認定制度」において、第49号の評価認定書を取得いたしました。
この認定は、Dotcon工法が都市型水害の抑制や地下水涵養、環境負荷低減といった多面的な観点から、雨水の流出抑制技術として優れた効果を持つことを証明するものです。

Dotcon工法とは
Dotcon工法は、再生ポリプロピレン製のパネル「Dotconパネル」を等間隔で敷設し、その上にワイヤーメッシュとコンクリートを打設するオンサイト型透水性舗装技術です。パネルの孔部を通じて雨水を一時貯留し、敷砂層・路盤層を通して地下に浸透させることで、雨水流出の抑制、ヒートアイランド対策、意匠性の向上を同時に実現します。

評価認定のポイント
Dotcon工法は以下の技術的観点で高い評価を受けました:
流出抑制性能:都市型豪雨を想定した検証において、東京都の1/20確率降雨条件でも流出を抑制可能。透水係数0.001cm/sec以上であれば雨水流出ゼロの結果を示しました。
強度と施工性:小型・中型車両の走行に対応する構造強度を持ち、軽量パネルにより運搬・施工が容易で人力施工も可能。
維持管理と環境性能:目詰まり対策としてバキュームによるメンテナンスが可能で、再生プラスチック材を活用した環境配慮型の設計。
雨水浸透桝PⅣと同等の評価|助成制度対象としての可能性
Dotcon工法は、評価資料において東京都の雨水浸透桝「PⅣ型(300mm径×500mm深)」と同等以上の貯留・浸透性能を有することが明示されており、
この認定により、Dotcon工法は多くの自治体が導入する「雨水流出抑制施設助成制度」において、標準浸透桝と同等以上の施設として認定条件を満たす可能性が非常に高く、今後の活用範囲が大きく広がると考えられます。
助成金については庭ファン様が取材・詳しく解説いただきました。




今後の展望と地域展開
PUMPMAN株式会社では、Dotcon工法の活用を通じて、持続可能な都市インフラで地域づくりを支援してまいります。
今後は、全国の自治体との連携強化を視野に入れ、助成制度を活用した施工の推進、教育機関や建設業界との協業にも積極的に取り組みます。