一般社団法人日本シングルマザー支援協会
~女性の声が行政と社会を動かす起点に~

一般社団法人日本シングルマザー支援協会(本部:神奈川県横浜市、代表理事:江成道子)は、高知県須崎市(市長:楠瀬耕作)との連携協定をもとに、2025年7月22日サテライトオフィス「りあん(Lien)」を開設しました。当日は、楠瀬市長、梅原副市長をお招きし、須崎市の女性たちが直接意見交換を行う場を設けたオープニングセレモニーを開催しました。
さらに、地元の人気キャラクター「しんじょう君」も登場し、参加者との写真撮影が行われるなど、会場は笑顔と活気に包まれ、大変盛り上がりました。
「りあん」はフランス語で「絆」を意味し、子育てや仕事、健康など多様なライフステージにある女性たちが、安心して語り合い、支え合える場として開設されました。協会スタッフが常駐し、相談業務を行うほか、キッズスペースやWi-Fiを完備し、子育て中の母親が気軽に立ち寄れる「自分の時間」を持てるスペースとしても機能します。
須崎市は今年3月、県内自治体として初めて当協会と包括連携協定を締結し、「女性が住みやすいまちづくり」に向けて本格的に取り組みます。
イベントでは約10名の女性が参加し、市長・副市長と共に子育て、更年期、高齢期の健康問題、独身女性の孤立、高齢化社会における社会保障費の軽減策など、幅広い視点から意見が寄せられました。立場や世代を超えて互いの考えを尊重し合う、温かく前向きな対話が交わされ、今後の活動の可能性を強く感じさせる場となりました。
江成代表理事は次のようにコメントしています。
「子育てや仕事の悩みは一人で抱え込まず、気軽に相談してほしい。女性同士の絆を深めながら、行政や企業にも女性のリアルな声を届ける拠点にしていきたいと考えています。また『男性の居場所も必要』という女性たちの声もすでに上がっており、『りあん』は性別や年齢に関係なく、誰もが安心して立ち寄れる場へと成長していきます」
今後は全国の女性をつなぐオンライン座談会や、婚活イベント、地元企業とのマッチングを視野に入れた求人情報の発信なども計画しています。「りあん」は地域と女性の未来をつなぐハブとして、さらなる飛躍を目指します。
【施設概要】 名称:日本シングルマザー支援協会 須崎サテライトオフィス「りあん(Lien)」
所在地:高知県須崎市大間本町14-10 2階
【開所時間】9時~17時 土日祝休館(都合により休館日の変更有)
設備:キッズスペース、Wi-Fi完備、相談スペース、座談会スペースなど
運営:一般社団法人日本シングルマザー支援協会