社会医療法人大阪国際メディカル&サイエンスセンター
~先端のロボット支援下手術で、より安全・精密な医療を提供~
大阪けいさつ病院(大阪市天王寺区)は、令和7年7月30日水曜日、国内初となる手術支援ロボットの最新機種「ダビンチ5」を使用した前立腺がん手術を副院長である泌尿器科の髙田 晋吾 医師執刀のもと実施致しました。
当院では、7月19日土曜日、今月発売された”ダビンチ5”を導入いたしました。今回手術で使用したこのロボットは米国製の手術支援ロボットで、第4世代の旧モデルである「ダビンチXi」の最新版になります。


【ダビンチ5システムの特徴】
①手術精度の向上
ダビンチ5専用鉗子を用いた「フォースフィードバック機能」により、よりリアルな触覚で、術者の操作精度の向上が見込まれます。*
②効率的な低侵襲手術の実現
150以上の設計みなおしによってより効率的なワークフローを実現し、術者の自律性が高まり、手術時間の短縮とラーニングカーブの早期向上が期待されます。*
③AIによる術後評価と改善
手術データの解析により、術後の経過や治療方針の最適化が可能となります。
*第4世代モデルダビンチXiとの比較
【執刀医 髙田 晋吾 副院長のコメント】

「ダビンチ5を使用した、前立腺がんに対する両側神経温存根治的前立腺全摘除術を行いました。出血も殆ど無く、約1時間半にて無事に終了しています。触覚のある繊細なロボットアームと高性能のカメラによる鮮明な画像はこれまでのものより格段に進化しています。AI解析機能の搭載などにより、詳細な手術後の分析が可能となり、さらなる技術の向上がはかれるものと考えます。
これからも、最新の技術を用いてきめ細やかで安全な治療を提供していきたいと考えております。今後とも、よろしくお願い申し上げます。」
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