AIデータ株式会社
企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、スポーツ・施設業界向けの生成AIモジュール「AI孔明™ on IDX for Sports & Facilities」の提供を開始いたします。

フィットネスクラブ、スポーツジム、スクール、公共運動施設など、スポーツ・施設業界は、健康志向の高まりと共に利用者のニーズが多様化する一方、現場では予約対応・会員管理・請求処理などの煩雑な業務に多くの時間が割かれています。
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「予約の空き状況確認や変更対応が面倒」
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「月謝・支払の未納管理に時間がかかる」
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「会員ごとのレッスン履歴や要望が把握しきれない」
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「施設の稼働率をもっと上げたいが、分析の余裕がない」
こうした運営の悩みに対して、生成AI×統合データ基盤 IDX による業務支援を実現するのが『AI孔明™ on IDX for Sports & Facilities』です。
■ 業界が抱える主な課題
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予約・キャンセル・振替処理が手作業・属人的
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会員の利用傾向や退会リスクが可視化できていない
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月謝未納や契約変更に関する案内業務が時間を圧迫
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施設の空き枠を十分に活用できていない
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利用者アンケートや要望が活かされていない

■ モジュール構成と接続対象
●予約管理・会員管理・支払管理システムとのデータ連携・統合
レッスン・施設予約、会員契約・属性情報、入退館履歴、月謝・請求情報をIDXに集約。
IDX基盤で横断的に情報統合し、AI孔明が分析・提案・文書生成を支援。
施設の稼働状況、人気レッスン、キャンセル傾向などもテキストによる定期的な分析
●AI孔明の主な支援項目 活用例
・「今月キャンセルが多いレッスンとその理由を分析して」
・「未納者への案内文の下書きを作成して」
・「この空き枠に適したキャンペーン案を提案して」
・「退会リスクが高い会員の傾向と対応案を出して」
といった、“判断+行動”を一貫して支援可能です。
■ 主な機能
1.施設稼働率・人気プログラムの自動分析と最適スケジューリング支援
→ 利用データをもとに、稼働率の低い枠におすすめレッスンやキャンペーンを提案。
2.会員ごとの利用傾向・満足度の分析
→ 利用頻度・アンケート・クレーム等を統合し、利用傾向の分析と傾向把握を支援
3.未納・継続案内の作成支援
→ 未納者への個別連絡文、継続意思確認、案内の下書きをAI支援により生成
4.予約変更・キャンセル対応の効率化
→ 振替候補の提示支援、空き状況の推奨表示によりフロント対応を効率化。
5.アンケート・レビュー分析と改善提案
→ 会員からの自由記述・満足度調査をAIが要約・分類し、改善点を抽出。
■ 導入による成果 モデル例

業務項目 |
従来業務 |
AI孔明導入後(想定) |
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キャンセル・振替対応 |
電話・紙・手作業で10〜15分/件 |
AIが候補提示、案内文5分以内 に生成 |
未納案内文の作成・ 送信 |
担当者が都度対応30分〜 1時間 |
AIによる下書き生成 で 10分以下に |
レッスンの人気・傾向 分析 |
手入力・手計算・月次レポート |
AI ダッシュボード(※1)で 継続的に可視化 |
会員対応履歴の確認と共有 |
担当者間の申し送り・口頭確認 |
IDX+AI要約で即時に全社共有 |
※1:ダッシュボードは別途開発が必要です。
■ 特徴:「”ホスピタリティ”の質を落とさず、運営を楽にするAI」
AI 孔明 on IDX for Sports & Facilities は、施設・レッスン運営における”裏方業務”を AI支援でより効率化し、スタッフがより質の高い会員サービスに集中できる環境を実現します。
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施設運営責任者の業務が軽くなる
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フロントスタッフの対応スピードが上がる
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会員満足度がデータで見える化される
■ 実証導入・パートナー募集中
現在、以下のような業種で導入・連携が進行中です。
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フィットネスジム・スポーツクラブ・スイミングスクール
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ダンス・ヨガ・武道道場・文化教室
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公共スポーツ施設・予約管理を要する地域施設
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会員管理、予約管理システムベンダー
【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり、企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。1万社以上の企業、100万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明™』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。