学校法人武蔵野大学
武蔵野大学教育学部幼児教育学科(東京都西東京市、学長:小西 聖子)で発達科学・発達心理学を専門とする今福 理博准教授は、『乳幼児の「言葉」のしくみと発達の鍵: 聞く・話す・関わる力の育み方』 〈保育ふかマル!③〉(株式会社ぎょうせい)を制作し、2025年8月4日に刊行されました。本書は、保育者・子育て支援者・教育関係者に向けて、発達心理学の視点から、言語発達のメカニズムと、日常で実践できる「育むヒント」をまとめた1冊です。
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【本件のポイント】
●発達心理学の視点から子ども理解と保育実践の手法をわかりやすく解説
●保育士、幼稚園教諭、巡回相談員など11名の専門職によるコラムを収録
【本件の内容】
■「言葉の育ち」がわかる・使える!子ども理解と実践力を高める保育者のための一冊
発達科学・発達心理学を専門に言葉や社会性の育ちについて研究してきた著者。子どもの「聞く・話す・関わる力」の育ちと、その背景にある発達のしくみの最新知見を踏まえて、保育で実践できるヒントが満載です。若手~中堅層の保育者向けに、発達心理学の視点から子ども理解と保育実践の手法をわかりやすく解説するシリーズです。根拠をもって保育の質を高めたい方に向けて、「なぜその関わりが大切なのか」を理論と実践の両面から明らかにし、明日からの保育に活かせる視点と工夫を提供します。
■現場の声をコラムで紹介!
本書には、保育士、幼稚園教諭、巡回相談員など11名の専門職による、子どもの「言葉」の発達にまつわるコラムを収録しています。「こんなとき、どう寄り添う?」「言葉にならない気持ちをどう受けとめる?」そんな日々の問いに寄り添うエピソードと実践知をご紹介します。
【書籍概要】

書名 |
『乳幼児の「言葉」のしくみと発達の鍵:聞く・話す・関わる力の育み方』 |
著者 |
武蔵野大学 教育学部幼児教育学科 今福 理博准教授 |
発行元 |
株式会社ぎょうせい |
判型 |
A5・136ページ |
商品形態 |
単行本・電子書籍 |
ISBNコード |
978-4-324-11487-2 |
発行年月 |
2025/08 |
販売価格 |
2,530 円(税込み) |
販売 |
【目次】

はじめに:「言葉」の発達を理解して支え、実践につなげるために |
STEP1 「言葉」はどのように育つ? |
STEP2 社会性の育ちが「言葉」の発達に大切! |
STEP3 「言葉」の発達を支える保育の実践 |
おわりに:「子ども一人一人が見ている世界」を理解することを諦めない |
【コラム著者】
青木 徳子(相談員・言語聴覚士)、市木 紗奈(公立保育所 保育士)、加藤 篤彦(学校法人武蔵野東学園 武蔵野東第一・第二幼稚園 園長)、近藤 舞(私立幼稚園 幼稚園教諭)、佐藤 有紗(公立保育所 保育士)、澤井 さやみ(社会福祉法人風の森 Picoナーサリ久我山駅前 保育士)、須田 彩香(公立保育所 保育士)、野上 美希(社会福祉法人風の森 統括)、早川 月(公立認定こども園 幼稚園教諭)、安 真凜(公立保育所 保育士)、山本 安純(公立保育所 保育士)
【著者プロフィール】

■今福 理博
武蔵野大学教育学部幼児教育学科准教授。博士(教育学)。専門は、発達科学、発達心理学、教育心理学。乳幼児の言語や社会性の発達を研究。京都大学大学院教育学研究科特定助教、日本学術振興会特別研究員(PD、東京大学大学院総合文化研究科)を経て、現職。著書に『赤ちゃんの心はどのように育つのか:社会性とことばの発達を科学する』(ミネルヴァ書房)、絵本『どこかな どこかな?』『どこかな どこかな?どうぶつ』(共にエンブックス)など。
【関連リンク】
■武蔵野大学教育学部幼児教育学科HP:https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/education/child_development/
■今福 理博 准教授 教員紹介:https://www.musashino-u.ac.jp/feature/interview/13_imahuku/
【武蔵野大学について】

1924年に仏教精神を根幹とした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に名称変更。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し13学部21学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数13,000人超の総合大学に発展。2019年に国内私立大学初のデータサイエンス学部を開設。2021年に国内初のアントレプレナーシップ学部を開設し、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせる。2023年には国内初のサステナビリティ学科を開設。2024年には創立100周年を迎え、世界初のウェルビーイング学部を開設した。2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。