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能登空き家古民家リノベーションコンテスト ゲスト審査員に常盤貴子さんが参画!

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株式会社アステティックスジャパン

能登半島地震で失われる古民家景観。再生と活用に向けた新たな取り組み

【応募イメージ】福井県古民家リノベーションコンテスト 最優秀作品(t.oka architects)

2024年1月1日に発生した能登半島地震は、古民家のみならず多くの住宅に甚大な被害をもたらしました。被災地では解体・撤去作業が進む一方、自然と調和した能登特有の古民家景観が急速に失われつつあり、地域文化や歴史を次世代へ継承することへの懸念が高まっています。

こうした状況を踏まえ、短期的な復旧だけでなく、中長期的な視点で古民家や空き家の活用を模索することが急務となっています。被災地では、観光資源や地域コミュニティ拠点として古民家を再生・活用する動きが注目されており、その実現には事業者や行政、地域住民の連携が不可欠です。

私たちは、利用可能な空き家の活用の糸口を生み出すことで、地域経済の再生と文化的景観の保全を両立させる取り組みを進めます。能登の魅力を未来へつなぐため、古民家を活かした新たな地域づくりに挑戦してまいります。

目次

公費解体でない活用の選択肢を

石川県では被災家屋の保存・活用に向けた積極的な取り組みを展開しています。能登半島地震から約1年6カ月が経過し、県内での公費解体申請は約4万棟にのぼり、4月末時点で約65%が完了した。公費解体の申請期限は地域によって異なり、能登町と輪島市はすでに終了、珠洲市と志賀町は6月末、七尾市は8月29日までとなっている。解体が進む中で、「本当に父の実家があったところなのか」と目を疑うような景色の変化が被災地各所で起きています。

しかし、解体一辺倒ではない新たな動きも生まれており、石川県は所有者が迷った場合、「解体の留保」を市町に申し出るよう呼びかけており、留保した建物は10月末完了目標の公費解体と別枠となり、申請期限後でも選択の余地を残しています。さらに県は、全国古民家再生協会や建築設計の専門家らでつくる能登復興建築人会議などと連携し、昨年12月から相談窓口を設置。これまでに400件ほどの相談が寄せられました。

我々は被災地を回り、相談をいただいた被災家屋の修繕や保存活用の可能性を調査し、これまで50件以上の被災家屋が全国の古民家を紹介する情報サイト「古民家住まいる」にも掲載し、契約がまとまれば活用される道筋が見えてきました。また石川県は、被災家屋を修繕し活用を検討する事業者への財政支援も検討中で、創造的復興につながる活用を増やす狙いがあります。

しかし、すべての古民家を行政の力だけで救うことは現実的に困難であり、民間の力、市民の知恵、そして新しい発想による解決策がより一層求められています。

現代のライフスタイルと価値観に合わせた創造的な活用方法を募集

能登空き家古民家リノベーションコンテスト

私たちは「能登空き家古民家リノベーションコンテスト」の開催を開始しました。このコンテストは、単なる建物の修復や保存にとどまらず、現代のライフスタイルと価値観に合わせた創造的な活用方法を提案し、持続可能な地域再生のビジョンを具体的に描くことが最大の狙いです。従来の「保存か解体か」という二者択一的な発想を超えて、「活用による再生」という第三の道を提示したいと考えています。

■能登空き家古民家リノベーションコンテストHP

https://contest.g-cpc.org/

応募要項

対象物件

石川県の補助事業により調査された物件から選定された6物件が対象となります。

応募期間

2025年6月9日(月)〜8月15日(金)

応募資格

・建築士事務所登録を受けた個人または法人

・設計事務所、工務店等(グループ応募も可能)

・二次審査会場でのプレゼンテーション参加が可能な方

提案内容

応募者は6物件から自由に選択し、住宅用途またはその他用途での活用プランを提案できます。全面改修・部分改修どちらも可能で、以下の点を重視した提案が求められます。

・古民家の良さを活かした提案となっているか。
・地域特性や立地条件を考慮した内容となっているか。
・古民家を購入または賃貸して利用される方が安心で快適な生活ができる工夫がなされているか。
・古民家を購入または賃貸し利用される方への創意工夫がなされているか。
・立地条件を活かした内容が提案されているか。

審査・表彰

審査スケジュール

・一次審査:8月23日(金)オンライン書類選考

・二次審査:9月27日(土)金沢市内で公開プレゼンテーション・表彰式

表彰内容

・石川県知事賞:賞金30万円

・国土交通省住宅局長賞:賞金30万円

・環境省環境再生・資源循環局長賞(予定):賞金30万円

・優秀賞2点:賞金各10万円

・常盤貴子賞

審査員 ※敬称略・五十音順

審査員

所属等

大屋 智浩

AirbnbJapan株式会社 公共政策本部 本部長

小津 誠一

ENN代表/能登復興建築人会議理事

鵜飼 哲矢

九州大学大学院芸術工学研究院 教授

一人一花 in 能登半島実行委員会

竹内 申一

金沢工業大学教授/能登復興建築人会議理事

林野 紀子

りんの設計代表/歴史的建造物修復士

三谷 浩二郎

石川県土木部 次長

村田 智仁

一般社団法人全国古民家再生協会 理事長

和田 貴充

空き家活用株式会社 取締役会長

ゲスト審査員

所属等

常盤 貴子

(※ゲスト審査員)

俳優・一人一花 in 能登半島実行委員会アンバサダー

一人一花in能登半島プロジェクトを応援しています

「能登空き家古民家リノベーションコンテスト」は、復興と地域再生の取り組みとして活動する「一人一花 in 能登半島プロジェクト」を応援しています。同プロジェクトの代表である九州大学大学院芸術工学研究院 教授・鵜飼哲矢氏に加え、同プロジェクトのアンバサダーを務める俳優・常盤貴子氏が、本コンテストに審査員として参画することが決定しました。

これにより、地域の文化や景観を大切にした新たなリノベーションのあり方を、より多角的な視点から評価し、能登半島の未来を見据えた空き家・古民家活用の推進を目指してまいります。

一人一花 in 能登半島プロジェクトロゴ

能登空き家古民家リノベーションコンテストは、一人一花 in 能登半島プロジェクトを応援しています。

一人一花 in 能登半島プロジェクトとは・・・能登半島に点在する震災後の空き地を、地域住民と全国の支援者が協力して「憩いの場」へと再生していく取り組みです。各地域では、自治会や商店街、住民グループなどが主体となって、花植えや花壇・ベンチなどの簡易整備を行い、空き地を地域の交流拠点として活用していただきます。震災の影響で生まれた空き地を、地域ごとに異なる形で活かしながら、能登らしい風景をつくっていくことを目指しています。

一人一花 in 能登半島プロジェクトホームページより引用

ゲスト審査員 常盤貴子さんからのメッセージ

ゲスト審査員:常盤貴子さん

能登半島地震によって解体せざるをえなかったそれぞれの思い出が詰まった家々。

 まだ希望のある「空き家古民家」たちに、新たな息吹を吹き込んでいただき、楽しい街づくりに繋がりますように。

主催・共催・後援

主催

一般社団法人全国古民家再生協会

共催

一般社団法人 能登復興建築人会議

後援

石川県・国土交通省

一般社団法人全国古民家再生協会

一般社団法人全国古民家再生協会

未来の子どもたちの為に持続可能な循環型建築社会の実現を目指します。

団体名:一般社団法人全国古民家再生協会(Japan Kominka Association)

所在地:東京都千代田区内幸町1丁目3−1

代表者:理事長 村田 智仁

URL:https://www.g-cpc.org/

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月10日 08時25分)

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