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IFS、Climatiqと提携しIFS Cloudに排出管理機能を導入

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IFSジャパン株式会社

カーボンフットプリントの可視化と削減を支援し、持続可能な経営を推進

共同ホワイトペーパーで、組み込み型サステナビリティが運用データを実行可能な排出量インサイトに変換する方法を解説

2025年7月31日、英国ロンドン発 — エンタープライズクラウドおよび産業用AIソフトウェアのリーディングプロバイダーであるIFSは、カーボンインテリジェンスプラットフォームを提供するClimatiqとの戦略的パートナーシップを発表しました。同時に、IFS Cloudにおいて新しい排出管理モジュールを立ち上げました。この立ち上げは、サステイナビリティを事業運営に直接組み込むというIFSの包括的な戦略を後押しし、お客様が自社データに基づいて、十分な情報を得た上で炭素排出に配慮した意思決定を行えるよう支援します。このパートナーシップは、共同ホワイトペーパー「IFS Cloud:炭素排出スコープ3の概要と方向性」の発表によって、さらに強調されています。

IFSとClimatiqの協業は、産業用AIと高度なカーボンインテリジェンスを融合し、これまで以上に重要性が高まっているサステイナビリティの管理方法を変革します。このパートナーシップにより、資産集約型産業は、強固な運用・効率基準を維持しながら、自らのカーボンフットプリントを積極的に管理し、その削減に取り組むことが可能になります。IFS Cloudには、Climatiqのカーボン計算エンジンと、科学的に検証された膨大な排出係数データベースが統合されており、基幹業務システム内から自動的にカーボン計算を実行できます。排出管理機能は、IFS Cloud内の既存の資産階層を活用し、排出源を迅速かつ正確に構築するとともに、一貫性とスピーディーな導入を実現します。

新たに発表された排出管理モジュールは、組織が排出量計算を自動化し、サステイナビリティを日々の業務に組み込むことを可能にします。IFS Cloudにあらかじめ用意されたテンプレートや標準的な手法、ガイド機能を活用することで、企業は大規模かつ正確なカーボンインサイトを得ることができます。

この取り組みを支えるため、IFSとClimatiqは新しい共同ホワイトペーパーを執筆しました。本ペーパーでは、IFSの組み込み型サステナビリティ機能が、事業活動データを実行可能な排出量インサイトへと変換する方法を解説しています。これにより、企業はコーポレート・サステナビリティ報告指令(CSRD)などの国際基準に沿った報告プロセスを効率化し、よりスマートで環境に配慮した意思決定を行うことが可能になります。

「サステナビリティ規制は常に変化と見直しが行われており、お客様はこうした進化する義務に対応しつつ、事業の適応も求められています」とIFSのサステナビリティアプリケーション担当バイスプレジデント、Caitlin Keamは述べています。「Climatiqの検証済み排出係数データベースをIFS Cloudの排出管理に統合することで、組織はサステイナビリティを日々の業務に組み込み、迅速に対応し、明確なインサイトを得て、基幹システム内で直接より良い意思決定を行えるようになります」

ClimatiqのCEO兼共同創業者であるHessam Lavi氏は次のように述べています。「このパートナーシップは、IFSの深い業界専門知識とClimatiqのカーボンインテリジェンスを組み合わせて、気候への影響をビジネスの意思決定の中心に据えます。排出量データを企業のワークフローに直接組み込み、スコープ3レポートの今後の方向性を概説した共同ホワイトペーパーをリリースすることで、実用的なデータ駆動型ソリューションと共同研究を通じて、お客様のグリーンへの移行を支援しています」

IFSのサステイナビリティへの取り組みは、先駆的なサステナブル投資会社であるGeneration Investment Managementからの最近の出資によって、さらに後押しされました。この支援は、IFSが長期的にサステイナビリティに真剣に向き合っていることの力強い証しです。Climatiqとの協業は、IFSがより環境に優しい未来に向けて積極的に新しい取り組みを進めていることを示しており、世界的に評価の高いサステナビリティ重視の投資家の価値観と戦略を結びつけています。

Climatiqについて

Climatiqはカーボンインテリジェンスプラットフォームです。数百にのぼるサプライチェーン管理、ERP、ESGソフトウェアの提供企業がClimatiqのAPIを活用し、自社のツールにカーボン指標を直接組み込んでいます。これにより、お客様は自身のカーボンフットプリントを計測し、十分な情報に基づいた意思決定を行い、実質的な排出削減を推進することが可能になります。詳細は www.climatiq.io をご覧ください。

IFSについて

IFSは、産業用AIおよびエンタープライズソフトウェアの分野で世界をリードするプロバイダーであり、製造、資産管理、サービス運用を通じて、地球を支え、守るハードコアなビジネスを支援しています。IFSのテクノロジーは、製品を製造し、複雑な資産を保守し、サービス重視の業務を管理する企業が、産業AI™の変革力を活用し、生産性、効率性、持続可能性を向上させることを可能にします。

IFS Cloudは、AIを活用した完全にコンポーザブルなプラットフォームであり、お客様の特定の要件やビジネスの進化に柔軟に対応できるよう設計されています。ERP、EAM(企業資産管理)、SCM(サプライチェーン管理)、FSM(フィールドサービス管理)などのニーズを包括的にカバーします。IFSのテクノロジーは、AI、機械学習、リアルタイムデータ、アナリティクスを活用して、お客様が十分な情報に基づいて戦略的な意思決定を行い、サービスの瞬間 (Moment of Service™) を実現できるように支援します。

IFSは1983年に、最初のお客様の敷地の外にテントを張った5人の大学の友人によって設立されました。彼らは、年中無休で対応し、お客様のニーズを第一に考えていました。それ以来、IFSは80カ国で7,000人以上の従業員を抱えるグローバルリーダーに成長しました。機敏性、顧客中心主義、信頼という基本的な価値に基づいて、IFSは価値を提供し、戦略的変革を支援することで世界的に認められています。当社は、この分野で最も推奨されるサプライヤーです。その理由については、ifs.com/jaをご覧ください。

※本プレスリリースは、2025年7月31日に英国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月18日 10時00分)

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