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江戸時代から400年続く「糸あやつり人形」が存続の危機に。 ”命の糸” を未来へ紡ぎ、伝統文化の灯火を絶やさないため、覚悟の挑戦へ。『百年後も誰かと出会う、人形たちの舞台を守りたい。』

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一般社団法人一糸座

学校巡回公演の著しい減少、不測の事態による公演中止の赤字、物価高騰、この苦難を乗り越え、次の100年を目指すために。歌舞伎とも、演劇とも、人形劇とも異なる、「一本の糸」が紡ぐ表現を守るために。

【リリースの要点】

◾️400年の歴史を持つ「糸あやつり人形」の数少ない継承者である「一糸座」が存続の危機。

◾️学校巡回事業の激減、不測の事態による公演中止が経営を圧迫。

◾️古典継承と新たな表現に挑戦し続ける劇団の「覚悟の挑戦」。

◾️稽古場の維持、後継者育成、未来の公演資金を確保のためクラウドファンディングに挑戦する。

一糸座は、約400年受け継がれる伝統芸能「糸あやつり人形」の数少ない継承者です。江戸時代から多くの人々に感動を届けてきたその舞台は、歴代の人形遣いたちの創意工夫と情熱によって今日まで守られてきました。

しかし 今、その長い歴史の灯火を消してしまいかねない存続の危機に立たされています。物価高騰、主な収入源であった学校巡回事業の著しい減少、想定外の公演中止による赤字。これまで複数の収入源を何とか組み合わせてきましたが、その努力だけでは到底追いつかないほど、危機は深刻さを増しています。日々の稽古場の維持さえ重くのしかかり、「来年、再来年、公演ができるのか…」そんな不安が現実のものとして差し迫り、私たちはまさに崖っぷちに立たされています。

伝統は「今、続ける人」がいなければ、未来に繋がりません。一度途絶えれば、二度と元には戻せない“命の糸” です。

これは、私たちの存続をかけた覚悟の挑戦です。そして、未来のお客様と人形遣いと人形たちの出会いを守るための切なるお願いです。たくさんの人形遣い達の思いと共に、その”命の糸”が途切れないよう、皆さんのお力をお借りしたく、今回クラウドファンディングを立ち上げました。

メディア各社の皆様におかれましては、大切な伝統芸能の危機を、ぜひ世の中にご周知いただき本プロジェクトを応援いただけますと幸いです。

また本クラウドファンディングを応援くださる皆様は、下記URLにプロジェクトの詳細を掲載しております。ご支援・ご拡散を何卒よろしくお願いいたします。

目次

【一糸座の活動と「生きた芸術」としての継承】 

一糸座は、約400年にわたり数々の危機を乗り越えてきた糸あやつり人形の歴史と技を継承する劇団です。明治期に消滅の危機を救った「中興の祖」九代目結城孫三郎、戦中・戦後の混乱期に古典を守り、現代演劇との協働で芸術性を高めた十代目結城孫三郎(結城雪斎)の精神を受け継ぎ、代表の江戸伝内(三代目結城一糸)が2003年に独立して立ち上げました。

私たちは、単に古典を保存するだけでなく、「今の時代に生きる芸術」として継承・発展させることを目指しています。古典上演に加え、現代演劇人との共同制作による新作公演、国内外でのワークショップなど、常に新しい表現に挑戦してきました。特に、コロナ禍で開設したアトリエは、定期的な古典公演を可能にし、若手人形遣いの育成に不可欠な拠点となっています。

「今」の危機を乗り越えるご支援を

 劇団は現在、2025年11月の芥正彦氏との新作『風神雷神図』、2026年2月の劇団桟敷童子・東憲司氏との新作『人造人間の憂鬱』、2026年8月の『新・人形浄瑠璃』、そして浅草での公演など、意欲的な公演計画がすでに見込まれ進行させています。しかし来年以降の挑戦に臨むための、手元の資金が不足する事態に陥っています。これらの未来の舞台を実現するためにも、この「今」の危機を乗り越えることが不可欠です。

また、今回のクラウドファンディングは、目先の危機を乗り越えるだけでなく、一糸座が今後、自立して活動を続けていけるようになるための命綱となります。皆様からのご支援は、糸あやつり人形が存続する未来への、力強い一歩となります。私たちは、400年の歴史の中で託されたこの芸能を、精一杯努めて皆様にお届けし、日本の糸あやつり人形浄瑠璃が100年先、200年先へ残すべき芸能であると感じていただけるよう尽力いたします。

<目標金額と支援金の使途>

第一目標:300万円

喫緊の経済危機を乗り越え、活動を継続するための費用(コロナ禍での借入金返済の一部、人件費の一部、稽古場・人形保管場所の維持費約半年分)

最終目標:1,000万円

資金繰りの安定化、劇団経営の回復(稽古場維持費の確保、今後のアトリエ公演・主催公演資金の一部)

より一層の経営改善と認知拡大(アトリエ定期公演の増加、作品の映像配信、新規事業開拓)

後継者育成と伝統の継承(過去未上演の古典公演のための人形・大道具制作費、若手人形遣いのための研修・育成環境整備、古典作品のデジタルアーカイブ化)

一糸座一同がプロジェクトへかける想い

「伝統芸能とは、過去から現在へ、さらに未来へと繋がる一本の糸のようなものです。今、切れかけている一本の糸を皆様と共に未来へ紡いでいきたい。この文化が永く続くことを信じ、次代へ繋げる責任を果たすために、このプロジェクトに挑戦しています。座名にもなっている一糸という名は、『一糸不乱に人形を遣う』という意味をもちます。私たち一糸座はその名の通り、一本の糸に人生をかけてきました。その糸を太く長く成長させ、未来へしっかり紡いでいきます。皆様のご支援が、100年後の舞台の幕を開け、誰かの感動へと繋がっていきます。どうか、私たち一糸座と共に未来を創る仲間になってください。」

【クラウドファンディング概要】

プロジェクト名:江戸から続く「糸あやつり人形」存続の危機に|苦境を乗り越えて未来へ

支援募集期間:2025年8月31日 23:00まで

目標金額:第一目標 300万円、最終目標 1,000万円

プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/isshiza-future

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】

糸あやつり人形一糸座(担当:田中めぐみ)

TEL:042-313-5205

Email:isshiza@gmail.com

URL:https://www.isshiza.com/

公式X:https://x.com/edoitoayatsuri

公式Instagram:https://www.instagram.com/isshi_za/

※個別の取材・メディア出演にも対応をさせていただきます。上記よりお問い合わせください。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月18日 10時00分)

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