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兼松、牧草輸入デジタルプラットフォーム「Hayポータル」を提供開始~牧草流通のDXで、畜産農家の本業専念を支援~

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兼松

兼松株式会社(以下、「兼松」)は、グループ会社の日本オフィス・システム株式会社と共同で、業界初の牧草輸入に特化した情報共有型プラットフォーム「Hayポータル」(読み:ヘイポータル)を開発し、本格的に提供を開始しました。Hayポータルは、受発注・出荷・輸送などの情報を一元管理し、業務効率化とリアルタイムかつ正確な管理を実現します。従来アナログで運用されていた牧草の流通情報をデジタル化することで、畜産農家・畜産関連企業の皆さまが本業に専念できる環境づくりをサポートする新たな仕組みです。

■背景・目的

兼松は、数十年にわたり牧草の輸入を手掛け、取扱い規模は業界トップクラスです。しかし、牧草業界はFAXや電話、メールを多用した非効率な流通管理が依然多く、情報の遅延・伝達ミス・事務負担の大きさが業界全体の課題となっていました。Hayポータルは、こうした現場で発生する「面倒」をITの力で「ラク」にできるよう、多くの現場の声を参照し、実証実験を経て導入に至りました。最終的には本プラットフォームを通じ、牧草サプライチェーン全体の情報・機能を連携した「牧草エコシステム」の構築を目指します。

■Hayポータル導入の効果

1.業務効率化と事務負担の削減

◆ 顧客1社あたり年間240時間の事務作業を削減(※当社試算による)

◆ 現状最大7日間発生している情報タイムラグを解消し、リアルタイム化

◆ 手作業・口頭伝達などに起因するミスを大幅削減

2.経営支援と本業専念の実現

◆ 出荷・輸送・受渡し状況が可視化され、経営判断の迅速化が可能

◆ 計画的な発注・管理により、コストと品質管理の最適化が実現

◆ 煩雑な事務作業や問合せ対応から解放され、本業(経営・飼養)への専念が可能

■今後の展望

牧草エコシステムの構築に向け、畜産農家・関連企業と連携しながら、通関情報や引取情報へ提供範囲の拡大を進めていきます。将来的にはAIを活用し、Hayポータルに蓄積された受発注パターンや季節変動データを分析することで、需要予測・最適な物流提案などが可能な、高度なデジタルサプライチェーンプラットフォームへの進化を目指します。

兼松は、中期経営計画「integration 1.1」において、DXを重点分野の一つに設定しています。今回の取組みを、サプライチェーンの変革に貢献するDXの実装事例と位置付け、これからも現場起点の課題解決力とデジタル技術を融合させ、皆さまと新たな価値を共創して参ります。

【お問い合わせ先】

兼松株式会社 広報室

電話 : 03-6747-5000

https://www.kanematsu.co.jp/inquiry/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年8月19日 11時00分)

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