株式会社Wo-one

株式会社Wo-one代表の犬飼奈津子は、2025年8月20日(水)、初の著書『Passion Relations 真・広報PR術 想いをこめた「物語」が共感の連鎖を呼ぶ』(KADOKAWA)を刊行いたします。
著者は、ジェイアール名古屋タカシマヤ広報として15年間、国内最大級のバレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」など数々の企画を担当し、取材対応件数は累計1万件超を記録。
本書では、現場で培った実践知と広報哲学を、業界で“押しが強すぎる”と評されながらも挑み続けた歩みとともに紹介します。
日本経済新聞で「伝説の広報」として取り上げられた経歴を背景に、その舞台裏と信念を綴った一冊です。
【書籍概要】
『Passion Relations 真・広報PR術 想いを込めた「物語」が共感の連鎖を呼ぶ』
■著者:犬飼奈津子
■発行元:KADOKAWA
■発売日:2025年8月20日(水)
■価格:1,980円(税込)
■ページ数・判型:全234P/四六判
書籍ページ https://amzn.asia/d/gHwXX9f
1万件超の取材から導き出した、社会を動かす広報の本質「情熱の伝播」
年間約500件のテレビ露出、累計1万件以上のメディア取材実績を持つ犬飼の広報人生の原点は、新人時代、百貨店の大型イベントにもかかわらず初めて書いたプレスリリースが1件も取材されなかったという、苦い経験にあります。
そこからあらゆるメディアを視聴、分析し、時にはメディアの担当者に頭を下げて教えを請う中で気付いたのは、「人を動かすのはテクニックではなく、そこに込められた情熱と想いである」ということ。
一般的なPR本が「プレスリリースの書き方」や「ノウハウ解説」に終始する中、本書は犬飼の現場での経験と、数多くの失敗から学んだ知恵を凝縮。情熱を武器に共感の連鎖を生み出す「Passion Relations」の考え方と実践法を紹介します。
広報職の需要は年々高まっています(2023年6月27日 日本経済新聞)が、成果に結びつけられず悩む担当者や経営者も少なくありません(日本広報学会「『広報の定義』に関する意識調査」2025年3月18日発表)。
本書は「プレスリリースを書いてみたけれど効果がない」「商品やサービスの広め方が分からない」と悩む広報担当者はもちろん、「情熱の伝播」が組織や社会を動かす方法を知りたいすべての方に届ける一冊です。


本書の特徴
1. 百貨店催事から息子の少年野球チーム支援まで、多彩な事例で実践を後押し
本書では、ジェイアール名古屋タカシマヤのバレンタインの催事「アムール・デュ・ショコラ」にて、多数のメディア露出を通じて30億円の売上に貢献したPR施策や、部員が少なく試合を組めない人数から、複数チームを作れるまでに成長させた息子の野球チームでの広報支援など、多様な事例を収録。読者が自身の現場にも応用できる可能性を感じ、広報活動への情熱をさらに高められる内容です。


2. 数々の有名企業や世界的シェフが共感し寄稿

有名企業や世界的なシェフなど、各界の第一線で活躍する方々が、犬飼の“情熱で人を動かす広報”に共感。それぞれの視点から「なぜ今このメソッドが必要なのか」「どんな可能性を秘めているのか」を語っています。広報・PRの枠を超え、共創や信頼構築、これからのコミュニケーションの在り方を考えるヒントが詰まった寄稿です。
〈本書内にコメントをお寄せくださった方々〉※書面掲載順
・クラブハリエ 山本隆夫氏
・ゴディバ ジャパン CEO ジェローム・シュシャン氏
・ジェイアール東海髙島屋 営業第5部長 神谷健一氏
・シェ・シバタ 柴田武氏
・モンサンクレール 辻口博啓氏
・フォルテシモ アッシュ 石本泰規氏
・久遠チョコレート 夏目浩次氏
・三重県亀山市市長 櫻井義之氏
・パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 青木定治氏
・中部電力 広報部 社内広報グループ長 大谷まさみ氏
3. 実践から生まれた、”誰もが取り組める“独自メソッドを公開
本書では「どのようにしてメディアに取り上げてもらうか」といったテクニックだけではなく、「どうすれば情熱が伝わり、共感を生み出すことができるか」を軸に、著者が現場で試行錯誤してきた独自のメソッドを紹介しています。これらは特別なスキルや環境を必要とせず、誰にでも応用できる内容で構成されており、読者が自身の現場で実践し、成果につなげられる方法です。


著者プロフィール

犬飼 奈津子(いぬかい なつこ)
株式会社Wo-one 代表取締役
PRデザイナー
名古屋駅の百貨店「ジェイアール名古屋タカシマヤ」で15年間広報を担当。「日本一露出する百貨店」を目標に、テレビ取材を年間約500件へと導く。
バレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」では、多数のメディア露出を通じて30億円の売上に貢献、店舗リピート率や顧客ロイヤリティ向上に寄与。独自の押しが強い広報スタイルが話題となり、情報番組出演時には、「押しが強すぎると業界で話題」とテロップを出されたことも。
「広報・PRの力で、人や企業のステージを上げたい」との思いから、2023年6月に独立起業し株式会社Wo-oneを設立。企業の広報内製化や広報担当者の育成を支援している。
また、KADOKAWA主催「広報・PR講座」講師、中日新聞社ビズトレWEB社内報講座講師、社内報アワード審査員、PR TIMES社プレスリリースエバンジェリスト、亀山ブランドアドバイザーなど、多方面で活動。「WO-ONE PR研究所」では、PR業界のコミュニティ形成や広報担当者のスキルアップ支援など、業界全体の成長にも力を入れている。
【著者のメディア掲載実績】
2023年9月:ラジオ番組「ICP Station」出演/2023年11月:KADOKAWA brand new ME! 寄稿/2023年11月:WEBメディア「Venture Café Tokyo」掲載/2024年4月:シティリビング「輝くための仕事術」/2024年7月:ビジネス向け動画「PIVOT」出演/2025年2月:日経新聞「伝説の広報」独立で極める/2025年5月:中日新聞「魅力発信 道しるべに」/2025年5月:北大阪地域会報誌『彩』掲載 他
著者からのメッセージ
広報で本当に大切なのは、注目度や規模の大きさではなく、どれだけその存在を愛し、「伝えたい」と願えるかだと私は考えています。本書が、あなたのなかにある情熱の火種に息を吹きかけ、歩き出す勇気となったなら、これほど嬉しいことはありません。この本を通して、広報という仕事を通じて、人と人との間に信頼と情熱の橋をかけ、その輪が静かに、力強く広がっていくことを願っています。最後に、この出版の機会をくださった関係者の皆さま、そして日々応援してくださる多くの方々に、心から感謝申し上げます。