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【導入事例】三重県朝日町「はいチーズ!システム」導入。保育現場のDXを推進し、職員の時間外勤務を15%削減

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千株式会社

~写真販売機能も活用し、保護者満足度の向上に期待~

子どもの幸せを創ることを目指す総合保育テックサービス「はいチーズ!」を提供する千株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 千葉伸明、以下 当社)が運営する保育業務ICTサービス「はいチーズ!システム」が、三重県朝日町に導入されました。これにより、保育士の多忙な業務負担軽減と保育の質向上、さらには保護者への開かれた園運営と利便性向上を目指します。

保育現場でのDX推進が期待される中、三重県朝日町では保育業務の効率化のため、はいチーズ!システムの導入を決定いただきました。今回は、朝日町の後藤様にお話を伺い導入の背景や効果、今後の展望についてお話を伺いました。

はいチーズ!システム 導入の背景

朝日町では、保育現場における主要な課題として「保護者の方に開かれたオープンの園作り」と「保育の質」の向上に取り組んでいました。特に、保育士の多忙な業務の中で「本当に必要な業務とは何か」を見極め、多忙な現場の働き方を見直したいという強い意志がありました。

また、全国的に保育ICTシステムの導入が進む中で、紙媒体で行っていた業務のペーパーレス化や業務改善は「時代の流れ」であり「避けて通れない」課題と認識していました。保護者からも、毎年のアンケート調査を通じてICT化を望む声が上がっていたことも背景にあります。これは他の市町村からの転園や保護者同士のネットワークを通じて、ICT導入園の情報が共有されていたためと考えられます。

導入の決め手

今回複数の保育ICTシステムを比較検討した結果「はいチーズ!システム」導入の最大の決め手となったのは費用対効果の高さでした。特に「子ども想いプラン」を活用することで、ランニングコストを抑えられる点が大きなメリットとなりました。自治体としては税金で賄われる事業であるため、何に費用を投じているのかという「説明責任」を果たす上でコスト意識の高さは重要であり「はいチーズ!システム」の無料提供は理想的な選択肢でした。

機能面では、他社システムと比較して「登降園管理」や「職員の出退勤登録」「月案や週案管理」といった基本的な機能に大きな違いはなかったですが、写真撮影したものを販売し、保護者に喜ばれるという点が決め手の一つとなりました。写真販売機能も大きな導入メリットとして評価されました。

システム導入前に大きな反発の声はなく、町としても「住民の利便性向上のためのツールを積極的に導入しよう」という行政のDX計画に沿っていたためスムーズに導入できました。

導入直後の職員の反応や好評な機能

導入直後の職員へのアンケート調査(回収率71%)では、45%の職員がシステムが”役立った”と回答しています。特に好評だった機能や効果は以下の通りです。

• 手書き業務の削減:手書き作業が減ったという意見が5割

• ペーパーレス化:資料のペーパーレス化が実現

• 電話対応の削減:特に朝の欠席連絡に関する電話が減少し、午前7時40分以降は電話が鳴らなくなった

• 時間外勤務の削減:職員の時間外勤務が約15%減少

• アンケート収集の効率化:毎月保護者380名に実施していた紙でのアンケート収集がシステム導入により、集計が格段に効率的になり現場が高く評価

スムーズな導入に向けた工夫と心がけ

朝日町では、ICTの導入を「最終ゴール」ではなく、その先の活用と定着を見据えて取り組んでいます。

導入後に最も大切にしていることとして「おたよりなどのアプリ配信に移行しても、大切な予定は必ず声掛けで伝えること」が挙げられました。

また「ドキュメンテーションの配信を通じて、子どもの成長を保護者と共有することを心がけている」といった声もあり、はいチーズ!システムの機能を積極的に活用している様子がうかがえます。

さらに「システムだけに頼らず、これまで以上に保護者との会話を大切にしている」と答えた職員も3割近くにのぼりました。

このように導入後も現場での工夫や配慮を継続する姿勢が、保護者や職員にとって無理のないスムーズな導入につながっているようです。

三重県朝日町 後藤秀彦様からのコメント

後藤様は、システム導入における最も重要な点として「今の業務の上積みではなく、仕事のやり方やスタイルを変革する職員の意識改革」と「職員だけでなく、保護者の利便性向上や満足度向上」を挙げています。不要な業務は見直し、今までの業務を変革するという意識が重要だと捉えています。そして保育については、自分達の経験や意見だけではなく、保護者の意見や利便性を踏まえた園運営を目指したいと強調されました。

また、朝日町は未就学のお子さんが多い「若い町」であり、約380名の子ども達が朝日町立あさひ園に通園しているため、現在のところ園児募集は充足しています。一方で、保育士の定着率は高いものの、募集については引き続き課題を抱えているため、システム活用による募集への寄与を期待されているとのことです。現在のところ、システム機能は充足していると感じているものの、今後は保護者からのアンケートを実施し、双方の意見をシステムの活用につなげていきたいと語っています。

(※インタビュー内容は2025年6月時点のものです)

三重県朝日町 導入概要

住所:朝日町大字小向2068番地1

導入施設:公立保育所1園

導入時期:2025年4月より

社会的背景:保育士不足と保育現場のDX推進

女性の就業率向上に伴い保育ニーズは高まっていますが、保育業界では保育士不足が大きな課題となっています。保育士が長く働き続けられる職場づくりが求められており、業務負担を軽減し、保育本来の業務に注力できる環境整備が急務となっています。こども家庭庁では「保育現場でのDX推進」を進めており、ICTを導入する保育園に対し補助金の交付を行うなど、積極的にICT導入を推進しています。(※1)

※1:こども家庭庁「保育現場でのDXの推進」2023年10月

≪はいチーズ!システムとは≫

はいチーズ!システム(https://hoiku-ict.com)は、保育者の業務負荷の削減を実現し、保育者の働き方改革の推進を目的とし、30以上の機能を無償で提供する業界初の園業務支援システム※です。「手書き」による属人的な記録によるミスを防止し、保育業務の効率化、残業削減や保育士の離職防止に寄与します。

「自社の写真撮影サービスとの融合で無料サービスへ転化させて新たなビジネスモデルを構築し、導入障壁となる導入コスト面の課題を解決した」ことが評価され、グッドデザイン賞2022を受賞しました。

※お申込みには条件があります

≪千株式会社 会社概要≫

代表取締役社長:千葉伸明

本社 :東京都千代田区紀尾井町1番3号 

    東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー14F

設立 :2004年10月

HP   :https://sencorp.co.jp

はいチーズ!は、千株式会社の登録商標です。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年8月19日 11時00分)

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