ネットアップ合同会社
NetAppの実績ある安全なデータ管理・保護機能とAWSのスケーラビリティ、レジリエンス、パフォーマンスの融合でビジネスに変革をもたらす
ネットアップ合同会社(本社:東京都中央区、代表執行役員社長:斉藤 千春)— インテリジェント データ インフラストラクチャ企業である NetApp®(NASDAQ: NTAP)は、自社のソリューションの一つであるAmazon FSx for NetApp ONTAP®が、Amazon Web Services(AWS)が新しく提供するAmazon Elastic VMware Service(以下、Amazon EVS)において、外部ストレージオプションとして正式に統合され、新たに利用可能となったことを発表しました。Amazon EVSは、VMware Cloud Foundation(VCF)をAmazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)内で他のアプリケーションと並行して実行することを可能にし、現在一般提供が開始されています。今回の統合により、企業はVMwareワークロードを迅速にAWSへ移行、VMware環境をシームレスに拡張・拡大できるようになり、ビジネスに変革をもたらします。
NetAppの実績ある安全なデータ管理・保護機能と、AWSのスケーラビリティ、レジリエンス、パフォーマンスが融合し、既存アプリケーションの再プラットフォーム化や再構築、データ管理ワークフローの変更なしに、AWSへの移行を簡素化・加速できます。
重要なワークロードをクラウドへ移行することで、老朽化したインフラの排除、運用コストの削減、重要なビジネス スケジュールの達成など、企業の変革を促進できますが、今は同時に、新たな課題(予期せぬコスト、IT環境の拡散、サービスの断片化)を回避するための効果的なデータ戦略が求められています。NetAppは、AWS上にネイティブに構築されたファーストパーティのデータストレージ サービスを提供する唯一のエンタープライズ ストレージ ベンダーとして、クラウドでのモダン ワークロードの加速化を支援します。事例には、そのサービスであるAmazon FSx for NetApp ONTAP®を導入し、コストを最大50%削減したものもあります。FSx for NetApp ONTAP®を活用してVMware環境を移行・管理することで、インテリジェント データ インフラストラクチャを活用し、移行計画の改善と総所有コストの削減が可能になります。
NetAppのクラウドストレージ担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるPravjit Tiwanaは次のように述べています。
「Amazon EVSとFSx for NetApp ONTAP®を活用することで、オンプレミスで信頼されているデータ効率性、保護、オートメーションをクラウドでも享受できます。AWSとの協業を通じて、重要なワークロードのクラウド移行と大規模管理をより容易にしています」
NetAppアジア太平洋のクラウドアーキテクチャCTOであるMatthew Swinbourneは次のように述べています。
「私たちは、Amazon EVSのローンチによってアジア太平洋の企業に驚くべきメリットがもたらされると考えています。Amazon EVSとFSx for NetApp ONTAP®のAmazon EVSへのネイティブ統合によって、VMwareワークロードのセキュリティ、効率性、パフォーマンスが向上し、お客様の総所有コストが削減されます。このローンチにより、アジア太平洋地域のビジネスは、クラウドの目標を加速するために必要な柔軟性、パフォーマンス、コストメリットを手に入れることができます」
NetAppは、クラウドで高度なワークロードを管理する顧客を支援するため、以下の機能を提供しています:
●Amazon EVS向けFSx for NetApp ONTAP®の統合:Amazon EVSはAWSによるVMware向けの新しいセルフマネージド クラウドソリューションで、一般提供が開始されています。今回FSx for NetApp ONTAP®が、そのストレージ オプションとして統合されました。VMware管理者は、既存のVCFソフトウェアとツールを使用して、オンプレミス環境からAWSへ迅速にVMwareを移行できます。FSx for NetApp ONTAP®を外部ストレージとして使用することで、データ管理と保護機能が強化され、総所有コストの削減とサイバー レジリエンスの向上が可能になります。
● Amazon EVSワークロード向け移行アドバイザ:NetAppのBlueXP Workload Factory for AWSの移行アドバイザ機能が、Amazon EVSワークロードをサポートするようになりました。これにより、オンプレミスVMwareの自動検出、FSx for NetApp ONTAP®のプロビジョニング、Amazon EVS内のデータストア配置の自動化が可能になり、移行プロセスの簡素化・高速化が実現しました。
●NetApp BlueXPによるVMware災害復旧サポートの拡張:NetApp BlueXPのVMware向け災害復旧機能がAmazon EVSと統合され、Amazon FSx for NetApp ONTAP®ストレージを信頼性の高いDRターゲットとして活用可能になりました。NFS(ファイルベース)およびVMFS(ブロックベース、iSCSIプロトコル)に対応し、柔軟かつ効率的なDRソリューションです。
●ランサムウェア保護機能の強化:Amazon EVSワークロードの保護を強化するため、NetApp ONTAP®の自律型ランサムウェア保護(ARP)がAmazon FSx for NetApp ONTAP®で利用可能になり、リアルタイムでランサムウェアイベントを検出・対応します。それに加えて、NetApp BlueXPのランサムウェア保護サービスがさらにAmazon FSx for NetApp ONTAP®をサポートし、包括的な防御オーケストレーションを提供します。AWSネイティブでのワークロード保護により、ハイブリッド クラウド全体でのデータ保護とダウンタイムの最小化が可能になります。
NetAppのPreferred PartnerでありAWSパートナでもあるXtravirtのCCO Robin Gardner氏は次のように述べています。
「今回、Amazon EVSでFSx for NetApp ONTAP®が統合されたことで、重要なワークロードを支えるデータに対して、より細かな制御が可能になりました。NetAppの高度なデータ管理機能を活用することで、仮想環境の管理負荷を軽減し、ハイブリッド環境をより効率的かつ安全に運用できます」
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NetAppについて
NetAppは、ユニファイド データ ストレージ、統合データ サービス、運用 ワークロード サービスを組み合わせ、変化の激しい時代においてお客様の可能性を広げるインテリジェント データ インフラストラクチャ企業です。可観測性とAIを活用し、サイロ化のないインフラを構築することで、業界最高水準のデータ管理を実現します。世界最大のクラウドにネイティブ統合された唯一のエンタープライズ グレードのストレージ サービスを提供し、シームレスな柔軟性を実現します。さらに、当社のデータサービスは、優れたサイバー耐性、ガバナンス、アプリケーションの俊敏性を通じてデータの優位性を生み出します。運用 ワークロード サービスでは、可観測性とAIを活用し、インフラとワークロードのパフォーマンスと効率を継続的に最適化します。データの種類、ワークロード、環境を問わず、NetAppはお客様のデータ インフラを変革し、ビジネスの可能性を最大限に引き出します。詳細については、https://www.netapp.com/ja/ をご覧ください。ネットアップ合同会社はNetAppの日本法人です。またX、LinkedIn、Facebook、InstagramでNetAppをフォローしてください。
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