カテゴリー

【社員旅行は苦行それともレジャー?】Z世代の約3人に1人が「参加したくない」と本音、“しんどい”理由に「上司や先輩への配慮が求められるから」が約6割

  • URLをコピーしました!

株式会社日本デザイン

〜 Z世代が思わず参加したくなる社員旅行の条件と、行かない人を尊重するケア施策を徹底解剖〜

 株式会社日本デザイン(本社:東京都豊島区、代表:大坪拓摩(おおつぼ・たくま))が運営するゼロイチWEBデザインスクール「デザスク」(https://japan-design.jp/design-school)は、社員旅行がある企業で正社員として働くZ世代(22歳〜29歳)111名を対象に、Z世代の社員旅行に対する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。

目次

■調査実施の背景

 近年、働き方改革やワークライフバランスの重要性が叫ばれる中、企業の福利厚生制度の在り方も大きな転換期を迎えています。特に社員旅行については、SNSでの話題化やZ世代の価値観の変化により、その意義や実施方法について議論が活発化しています。

 株式会社日本デザインでは、自社のTikTok動画が話題となったことを契機に、現代における社員旅行の在り方を探るべく、Z世代の本音や理想像を明らかにすることを目的として本調査を実施いたしました。

  • 01|Z世代の98.2%が社員旅行に参加経験あり、一方、約3人に1人は「参加したくない」が本音

  • 02|社員旅行が「しんどい」理由、「上司や先輩への配慮が求められるから」が約6割

  • 03|今後の社員旅行について、約4割のZ世代が「内容を柔軟に変えるべき」と提案、「廃止してもよい」との回答は約1割

■調査概要

  • 調査名称:Z世代の社員旅行に対する意識調査

  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

  • 調査期間:2025年7月29日〜同年7月30日

  • 有効回答:社員旅行がある企業で正社員として働くZ世代(22歳〜29歳)111名

※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

≪利用条件≫

1 情報の出典元として「株式会社日本デザイン」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://japan-design.jp/ 

■98.2%が、社員旅行に参加経験あり

 「Q1.あなたは、これまでに社員旅行に参加したことがありますか。」(n=111)と質問したところ、「はい」が98.2%、「いいえ」が1.8%という回答となりました。

Q1.あなたは、これまでに社員旅行に参加したことがありますか。

・はい:98.2%

・いいえ:1.8%

■社員旅行の印象、32.4%が「参加したくない」と回答

 「Q2.あなたは社員旅行にどのような印象を持っていますか。」(n=111)と質問したところ、「まったく参加したくない」が6.3%、「あまり参加したくない」が26.1%という回答となりました。

Q2.あなたは社員旅行にどのような印象を持っていますか。

・まったく参加したくない:6.3%

・あまり参加したくない:26.1%

・やや参加してみたい:34.3%

・ぜひ参加したい:32.4%

・わからない/答えられない:0.9%

■81.1%が、同年代の同僚も社員旅行に参加

 「Q3.あなたと同年代(20代前後)の同僚は、社員旅行にどの程度参加していると思いますか。」(n=111)と質問したところ、「積極的に参加している」が22.5%、「比較的参加している」が58.6%という回答となりました。

Q3.あなたと同年代(20代前後)の同僚は、社員旅行にどの程度参加していると思いますか。

・積極的に参加している:22.5%

・比較的参加している:58.6%

・あまり参加していない:12.6%

・ほとんど参加していない:5.4%

・わからない/答えられない:0.9%

■社員旅行で「しんどい」と感じる点、「上司や先輩への配慮が求められるから」が56.8%で最多

 「Q4.社員旅行で「しんどい」または「しんどそう」と感じる点を、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「上司や先輩への配慮が求められるから」が56.8%、「自分の興味のない企画や活動への参加が必要だから」が38.7%、「社内での人間関係に気を遣うから」が36.9%という回答となりました。

Q4.社員旅行で「しんどい」または「しんどそう」と感じる点を、具体的に教えてください。(複数回答)

・上司や先輩への配慮が求められるから:56.8%

・自分の興味のない企画や活動への参加が必要だから:38.7%

・社内での人間関係に気を遣うから:36.9%

・会社のノリや雰囲気に合わせる必要があるから:29.7%

・プライベートな時間が減るから:28.8%

・同室での宿泊が必要だから:19.8%

・飲酒を伴う宴会への参加が求められるから:18.0%

・移動時間が長いから:14.4%

・費用負担があるから:10.8%

・服装や身だしなみに気を遣う必要があるから:2.7%

・その他:0.0%

・特にない:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

■「お金がかかる。同部屋」や「すっぴんを見られたくない」などの声も

 Q4で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、社員旅行で「しんどい」と感じる理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=111)と質問したところ、「お金がかかる。同部屋」や「すっぴんを見られたくない」など47の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • お金がかかる。同部屋。

  • 気が合わない人がいるから。

  • 気を遣いすぎて疲れる。

  • 会話がおもんない。

  • すっぴんを見られたくない。

  • 身内では無い気が許せないストレス。

  • 土日に行くので休みの日が減ってしまうのがしんどい。平日に行くならすごくいい。

  • 人と食事をとるのがあまり好きではないので、みんなとの食事が苦痛。また入浴も温泉など一緒に入るのが恥ずかしい。

■「参加したい」と思える社員旅行の条件、第一位「行き先やアクティビティを自分で選べる」

 「Q6.あなたが「参加したい」と思える社員旅行の条件を教えてください。(上位3つ)」(n=111)と質問したところ、「行き先やアクティビティを自分で選べる」が50.5%、「費用負担がない(会社が全額負担)」が47.7%、「スケジュールにゆとりがあり、自由時間が確保されている」が28.8%という回答となりました。

Q6.あなたが「参加したい」と思える社員旅行の条件を教えてください。(上位3つ)

・行き先やアクティビティを自分で選べる:50.5%

・費用負担がない(会社が全額負担):47.7%

・スケジュールにゆとりがあり、自由時間が確保されている:28.8%

・個室利用やプライベートスペースが用意されている:27.9%

・日帰りまたは1泊など短時間で帰宅できる:23.4%

・美味しい食事が楽しめる:14.4%

・旅先での学びやスキルアップ要素(講演・ワークショップ)がある:10.8%

・普段交流が少ない部署・拠点のメンバーと気軽に話せる仕掛けがある:9.0%

・観光やレジャーが充実している:5.4%

・SNS に映えるスポットやコンテンツが盛り込まれている:1.8%

・バリアフリー対応やアレルギー対応が充実している:0.9%

・その他:0.0%

・特にない:0.9%

・わからない/答えられない:0.0%

■「高級リゾートホテル」や「平日に開催する」などのアイデアも

 Q6で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、社員旅行に参加したくなる条件があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=109)と質問したところ、「高級リゾートホテル」や「平日に開催する」など41の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 高級リゾートホテル。

  • 特典付き(くじとかで決まるような楽しい時間)。

  • 平日に開催する。

  • 自由時間が多い。

  • 参加すると出世できる。

  • みんながワクワクするようなイベントがあると良い。

  • 全額会社負担。

  • お金がもらえる。

■社員旅行の行き先として魅力的だと感じるもの、「温泉地」や「国内リゾート地」が上位

「Q8.社員旅行の行き先として魅力的だと感じるものを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「温泉地」が62.2%、「国内リゾート地」が44.1%という回答となりました。

Q8.社員旅行の行き先として魅力的だと感じるものを教えてください。(複数回答)

・温泉地:62.2%

・国内リゾート地:44.1%

・テーマパーク:34.2%

・都市観光:34.2%

・海外:25.2%

・自然豊かな場所(キャンプ、グランピングなど):11.7%

・特にない:1.8%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

■社員旅行に参加しない/参加できない場合、約6割が「参加しない人にも旅費相当の手当や代替休暇の付与」を希望

 「Q9.社員旅行に参加しない/参加できない場合、会社がどんな対応をしてくれると嬉しいですか。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「参加しない人にも旅費相当の手当や代替休暇を付与する」が55.9%、「参加を辞退しやすい雰囲気づくり(評価や昇進への影響なし)」が43.2%、「代替の社内懇親イベント・オンライン交流会を開催する」が29.7%という回答となりました。

Q9.社員旅行に参加しない/参加できない場合、会社がどんな対応をしてくれると嬉しいですか。(複数回答)

・参加しない人にも旅費相当の手当や代替休暇を付与する:55.9%

・参加を辞退しやすい雰囲気づくり(評価や昇進への影響なし):43.2%

・代替の社内懇親イベント・オンライン交流会を開催する:29.7%

・旅行後に写真・レポート共有やお土産を配布し、情報格差を埋める:28.8%

・旅行の代わりに受けられる福利厚生(スキル研修補助、社外イベント参加費補助など)を選択できる:14.4%

・その他:0.0%

・特にない:2.7%

・わからない/答えられない:0.0%

■今後の社員旅行について、「今のまま続けてよい」が47.8%、「続けてよいが、内容を柔軟に変えるべき」が38.7%

 「Q10.あなたの勤務先で実施される社員旅行について、今後どのような形が望ましいと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「今のまま続けてよい」が47.8%、「続けてよいが、内容を柔軟に変えるべき」が38.7%という回答となりました。

Q10.あなたの勤務先で実施される社員旅行について、今後どのような形が望ましいと思いますか。

・今のまま続けてよい:47.8%

・続けてよいが、内容を柔軟に変えるべき:38.7%

・廃止してもよい:10.8%

・わからない/答えられない:2.7%

■まとめ

 今回は、社員旅行がある企業で正社員として働くZ世代(22歳〜29歳)111名を対象に、Z世代の社員旅行に対する意識調査を実施しました。

 まず、98.2%が、これまでに社員旅行に参加したことがありますが、社員旅行への印象については、約3人に1人が「参加したくない」と消極的であることが分かりました。また、社員旅行で「しんどい」と感じる点については、「上司や先輩への配慮が求められるから」が56.8%で最も多い結果となりました。一方で、参加したいと思える条件として、「行き先やアクティビティを自分で選べる」(50.5%)、「費用負担がない(会社が全額負担)」(47.7%)が挙げられています。さらに、行き先として魅力的だと感じるものは「温泉地」が62.2%でトップとなり、参加しない際に会社へ望む対応としては、「参加しない人にも旅費相当の手当や代替休暇を付与する」が55.9%、「参加を辞退しやすい雰囲気づくり(評価や昇進への影響なし)」が43.2%となりました。最後に、今後の社員旅行については、「今のまま続けてよい」が47.8%、「続けてよいが、内容を柔軟に変えるべき」が38.7%でした。

 今回の調査では、Z世代の社員旅行に対する複雑な心理が明らかになりました。ほぼ全員が参加経験を持ちながらも、約3人に1人が参加に消極的という状況は、Z世代が求める自由度の高い選択肢や、参加しない人への配慮など、多様性を尊重した新しい社員旅行の在り方が求められているのではないでしょうか。企業は従来型の一律的な社員旅行から、個人の選択を尊重し、柔軟性のある福利厚生制度へと転換することで、より効果的な組織づくりを実現できるかもしれません。


■社員旅行でリフレッシュ!ー株式会社日本デザイン

2025年7月14日〜17日 大阪万博旅行での一コマ

  株式会社日本デザインでは年に数回、会社負担で社員旅行を実施しています。直近では 2025年7月に4泊5日で大阪万博をまるっと体験。万博パビリオンで未来を語り、USJ で絶叫し、夜はお好み焼きを囲んでワイワイ。部署も肩書も置いて、同じ景色を共有しました。参加は自由、満足度はほぼ 100%。旅で得たネタや人脈が、帰社後のアイデア出しや連携をぐっと加速させています。

4泊5日の大阪万博旅行の様子:https://japan-design.jp/blog/20250731/


■株式会社日本デザインについて

 株式会社日本デザインは、「生き方・働き方を幸せにし、より良い日本をデザインする」をビジョンに掲げ、2013年に創業いたしました。2015年にリリースした、メイン事業「ゼロイチ」では、未経験から45日という短期間で即戦力レベルのITスキル習得を完全オンラインで実現し、ノマドワーク・在宅ワークができる副業・フリーランスの方を輩出するオンラインスクールの先駆けとなっています。個人が手に職と言えるスキルを身につけ、職業選択の自由を手に入れることで、より良い日本の実現に貢献しています。

■代表 大坪拓摩について

 武蔵野美術大学、大手ゼネコンの現場監督を経て、クリエイターとして独立。大手ゼネコンでは地図に残る仕事として、東京ミッドタウンの現場監督・法務・積算・営業などの総合職に従事。

 大企業の一員として働くことで、アンラーンやリスキリングなど個でも生きる力が求められる時代の到来に気づき、PC一台、一人でできる仕事を独学で習得し独立。プロの暗黙知が一般的とされるクリエイティブ業界で、デザインやライティングなどのスキルの言語化と体系化に注力してきた。

 フリーランス時代の挫折や無為に過ごした負け組からの成功体験を基に、才能や個性に影響されずに新しい働き方を手に入れ、個人が自分らしく輝けるようになるアンラーンやリスキリングの教育法を編み出す。現在は教育者として、オンラインスクールや大学での講義や講演などを通じて、50,000人以上の生き方と働き方の支援に取り組んでいる。

■会社概要

会社名  :株式会社日本デザイン

パーパス :日本人の生き方・働き方をより幸せに変え、より良い日本をデザインする

所在地  :東京都豊島区東池袋1-35-3 池袋センタービル2F

設立   :2013年2月18日

代表取締役:大坪拓摩

従業員数 :17名

事業内容 :WEBマーケティング、WEBプロデュース、コンサルティング

URL   :会社HP https://japan-design.jp/

      WEBデザインスクール https://design-school.jp/

      WEBライティングスクール https://writer-college.jp/

      動画編集スクール https://movie-academy.jp/

      就活生向けメディア https://wanabi.me/

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月19日 11時00分)

大手通販サイトのあらゆる商品の価格を比較、最安値を検索!

まずはお好きなキーワードや商品名を入力して探してみましょう
×
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次