株式会社アクティオ
~作業効率と安全性を大幅改善!~
総合建設機械レンタルの株式会社アクティオ(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長兼COO:小沼直人、以下アクティオ)は、令和6年度 公益社団法人建設荷役車両安全技術協会(以下 建荷協)「考案賞」において、当社社員が考案した「簡易移動式馬台」が銀賞を受賞しました。


作業者が発電機等を点検する際に、無理な姿勢を避けるため、「馬台」と呼ばれる作業台の使用が推奨されていますが、約40kgの馬台2台を作業現場まで人力で運搬する必要があり、大きな負担がかかっていました。そのため、持ち運ぶ手間を嫌って馬台の使用を避けるケースが多くあり、無理な姿勢で作業を行い、安全面で支障をきたす場面も見られました。
この課題を解決するために考案されたのが、今回銀賞を受賞した「簡易移動式馬台」です。馬台にキャスターとハンドルを取り付けることcでで、持ち上げることなく2台を同時に運搬できるようになり、作業者の負担が大幅に軽減されました。これにより、馬台の使用率が向上し、作業効率の大幅な改善と安全な作業環境の確保につながりました。
建荷協「考案賞」は、特定自主検査に係わる労働災害の防止および品質・能力向上に役立つ作業改善や検査技術、機器等の考案を推奨し、特定自主検査制度の意識高揚を図ることを目的としています。「金賞」、「銀賞」、「努力賞」、「参加賞」が授与されます。
なお、昨年の受賞に引き続き、今回で3年連続の考案賞の受賞となりました。
■考案概要
【名称】簡易移動式馬台
【目的】発電機点検時の作業負担の軽減
【従来の課題】馬台が重く(約40kg×2台)、運搬が大変で使用されないことがあった
【改善点】キャスターとハンドルの取り付け
【効果】
・持ち上げ作業が不要になった
・2台を一度に移動可能になった
・使用率が向上したことで、作業の安全性を確保するとともに、効率化を図ることができた
<改善前>
従来の馬台は重く、持ち運ぶ手間を嫌って、使用せずに無理な姿勢で作業を行うことが少なくなかった。


<改善後>
運搬がしやすくなったことで、馬台を積極的に使い、より楽な姿勢で作業を行うことができるようになった。

