Vlag yokohama運営事務局
2025年9月25日(木)、「MEBUKU by Vlag yokohama 成果発表会― 横浜の未来を共に切り拓く、6つのプロジェクトの現在地 ―」を開催。

株式会社相鉄アーバンクリエイツ、東急株式会社、UDS株式会社の3社が運営する事業共創施設「Vlag yokohama(フラグヨコハマ)」(神奈川県横浜市)は、共創パートナーであるADDReC株式会社と半年間にわたり実施してきた事業共創プログラム「MEBUKU by Vlag yokohama」の成果発表会を、2025年9月25日(木)に開催します。
「暮らし」を起点に、地域・社会のより良い未来に向けて取り組む6組のプロジェクトが集結。各プロジェクトメンバーがこれまでの活動成果を5分間で発表し、メンター陣からのフィードバックを得ながら、社会への実装に向けた第一歩を踏み出します。
また、本成果発表会では、これまで伴走支援いただいたメンター陣や共創パートナーに加え、ゲストに横田幸信氏(i.school エグゼクティブ・フェロー/早稲田大学ビジネススクール非常勤講師/ADDReC株式会社イノベーション・ディレクター)をお迎えします。問いを起点とした思考法と未来共創の実践者である横田氏とともに、横浜発の共創の可能性について考えるキートークも実施します。
なお、同日Vlag yokohamaでは「1日体験DAY」も開催します。通常は会員制のこの施設を一般の方にもご利用いただける機会ですので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
「1日体験DAY」についてはこちら
「MEBUKU by Vlag yokohama」とは
「MEBUKU」は、横浜駅直結の事業共創施設「Vlag yokohama」にて実施している、「暮らし」をテーマとした半年間の共創プログラムです。
伝統産業、環境問題、観光、食、農業、ウェルビーイング、子育てなどの領域で問いを立て、プロジェクトを実践していくなかで、事業創出や共創の機会を提供してきました。
開催概要
日時:2025年9月25日(木)18:00〜21:30
会場:Vlag yokohama(THE YOKOHAMA FRONT 42階)
参加費:無料
参加方法:現地参加またはオンライン参加
詳細・申込:https://mebuku250925.peatix.com
※現地参加の申込締切は9/14(日)までとなります。
プログラム・内容
18:00–18:10|オープニング
MEBUKU概要紹介/Vlag yokohama紹介/メンター紹介
18:10–18:30|キートーク
ゲスト:横田 幸信 氏(i.school エグゼクティブ・フェロー
早稲田大学ビジネススクール非常勤講師
ADDReC株式会社イノベーション・ディレクター)
18:30–20:10|プロジェクト成果ピッチ(6組)
(各5分発表+10分フィードバック)
20:10–20:35|ミートアップ①
20:35–20:50|授賞式・クロージング
20:50–21:30|ミートアップ②(ドリンク付き)
登壇プロジェクト紹介

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ZERO PC・藤井優花
テーマ:「循環の文化をヨコハマからつくる」
これまでリユースやリサイクルといえば、プラスチックごみや古紙などが中心でした。しかし、現代はインターネットやデジタル機器が普及し、日々使われるスマホやパソコンからも多くの「電子ごみ」が生まれています。私たちは、この電子ごみを単なる廃棄物ではなく、貴重な資源として再活用する「サステナブルな暮らし方」を横浜から発信し、世界へと広げていきたいと考えています。
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農のある暮らし・石井康晴
テーマ:「農のある暮らしを横浜から」
横浜市の農家出身であり、現在は湯河原で宿泊・不動産・建築事業を展開してきた経験を通して立ち上げた取り組みです。代替わりの際に農地が失われていくことへの問題意識から、農作物の生産と暮らしが両立できる「農業住宅」のモデル構築とメディアを通じて「農のある暮らし」の一般化を目指します。
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co-loop・鷲尾沙緒里
テーマ:「暮らしを彩る、身近な伝統産業」
「暮らしを彩る、身近な伝統産業」というテーマで、地域に根ざす小規模製造業の歴史的背景・発展してきた過程・形成されてきた文化を読み解き、新たな文化と組み合わせるというプロデュースを通して、価値向上・技の承継に向けて活動しています。
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TeamAAA・石川守道
テーマ:「食 x well-being の先進都市横浜」
避けたい食材がある人とない人が一緒に楽しめる社会を目指し、食の多様性に寛容な横浜を目指して活動しています。食の多様性問題の中でも日本で法整備が進んでいない外食シーンにフォーカスし、健康的な食事を望む方、菜食・宗教食・食物アレルギー対応食・療養食などを求める方を街全体で包含的に受け入れる仕組み作りに取り組んでいます。
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WowShare・佐野友海
テーマ:「“恩送り”の社会実装と、新たな人とのつながりの創出」
WowShareは、「恩送り」という概念を観光業界に組み込み、旅先での感動のシェアによって思いやりの循環を生み出すプロジェクトです。旅先で受け取った感動や感謝を伝える体験を通して、人との持続的なつながりや心の豊かさを創出します。おもてなしの心を持って働いている人たちの思いが適正に評価され、負債感のない人との繋がりを生み出す仕組みによって、人々の心の豊かさが広がる社会の実現を目指します。
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ハッピーマタニティBOX・山本一樹
テーマ:「妊婦に優しい街『横浜へ』」
「子育てしやすい街」ではなく、「妊婦に優しい街・横浜へ」。妊娠期は体調や心の変化が大きく、不安やストレスを感じやすい時期です。そんな妊婦さんに寄り添うため、安心して妊娠期を過ごせるよう、おすすめの食品やアイテムを20個詰め合わせたボックスを無料で届けるサービスを展開します。自身の経験から、横浜を活動拠点としながら、妊婦に優しい街として、全国のモデルとなることを目指しています。
MEBUKU メンター(敬称略・五十音順)


太田 賢司 フレグランスイノベーター / 株式会社コードミー代表取締役
辻 愛沙子 株式会社arca 代表取締役/クリエイティブディレクター
中島 みき 面白法人カヤック ちいき資本主義事業 担当執行役員
細目 圭佑 宮崎大学工学部/GX研究センター特別准教授・日本GXグループ株式会社共同CEO
真鍋 誠司 横浜国立大学大学院国際社会科学研究院(経営学部) 教授
キートークゲスト紹介(敬称略)

横田 幸信
i.school エグゼクティブ・フェロー / 早稲田大学ビジネススクール 非常勤講師 / ADDReCイノベーション・ディレクター
イノベーション創出と新規事業開発の専門家。 社会の持続的成長に向けた、企業の事業創出・組織構築・人材育成までを一貫して支援してきた。 2006年、九州大学大学院修士課程を修了後、野村総合研究所にて経営コンサルタントとしてキャリアをスタート。 2011年にイノベーション・コンサルティングファーム i.lab を創業、代表取締役としての会社経営に加え、大手企業を中心に100件以上の新規事業・組織変革プロジェクトにコンサルタントとして携わる。主に新規事業創出、ビジネスデザイン、未来洞察、ブランド戦略などに強みを持つ。 教育・研究の分野では、イノベーション人材育成プログラム東京大学i.school にてディレクターを10年間務めたほか、早稲田大学ビジネススクールにてイノベーション・マネジメント関連科目を担当。学術・産業両面からの実践知を活かし、次世代イノベーション人材の育成にも力を注いできた。
Vlag yokohamaについて
横浜駅直結のTHE YOKOHAMA FRONT最上階42階に位置する「Vlag yokohama|フラグヨコハマ」は、株式会社相鉄アーバンクリエイツ、東急株式会社、UDS株式会社が共同で運営する事業共創施設です。「未来の兆し(=Vlag) 溢れる共創の場」をコンセプトに、オフィス、会員制ワークラウンジ、カフェ&バー、イベントホールなどを備え、横浜内外のさまざまな人々、文化、思いが集まり、未来につながる兆しが芽吹く場所となることを目指しています。開業以降、個人事業主から大企業まで多様な方々が入居し、共創パートナーを含めた交流・連携が始まっています。
本件に関するお問い合わせ先
Vlag yokohamaプログラム運営事務局
E-mail: info@vlag.yokohama
主催・運営: Vlag yokohama
プログラム企画運営: ADDReC株式会社(共創パートナー)