Synology Japan株式会社
台湾、台北 — 2025年8月19日 — Synology は本日、MailPlus、Office、そして新しい Synology AI Console に高度な AI 機能を搭載した Synology Office Suite の大幅なアップデートを発表しました。本アップデートは、組織がより安全かつ効率的に AI トランスフォーメーションを実現できるよう設計されており、日々のワークフローを効率化しながら、データプライバシーと AI 利用の完全な管理を保証します。
「生成 AI はビジネスワークフローを急速に変革していますが、データのプライバシーとコンプライアンスは依然として導入における重要な懸念事項です」と、Synology エンタープライズアプリケーショングループ ディレクターの Rex Huangは述べています。「Synology の AI 搭載生産性ソリューションは、組織が自信を持って生産性と従業員の効率を向上させると同時に、IT チームに認可済みモデルの導入、利用状況やコストの管理、シャドー AI の防止などの柔軟性を提供し、データの完全な所有権を確保します。」
Synology MailPlus AI でメールの生産性を最大化
Synology MailPlus は生成 AI を活用し、ユーザーが大量のメールを効率的に処理・返信できるよう支援します。MailPlus AI は長いメールスレッドを要約し、実行可能なフォローアップを提案することで、メールの優先順位付けを加速させます。また、文脈に応じたワンクリックのスマート返信や、過去のメールやテンプレートを参照して正確でプロフェッショナルな返信を作成することをサポートします。

AI 搭載 Synology Office でよりスマートに作業
Synology Office AI は、ユーザーがテキストの下書き、仕上げ、校正を素早く行えるほか、自然言語でスプレッドシートの関数を検索することも可能です。ユーザーはワンクリックでドキュメントやスライド全体を翻訳し、多言語間のコラボレーションを促進することができます。さらに、AI アシスタントは Synology Drive に保存されたファイルを参照し、組織特有の文脈やニーズに沿った回答や提案を提供することで、精度を大幅に向上させます。

Synology AI Console で AI モデルの統合・権限・プライバシーポリシーを一元管理
Synology AI Console は、主要な AI プロバイダーと連携する集中管理型プラットフォームを提供し、企業が追加の統合コストなしで最適なモデルを選択できるようにします。このプラットフォームは、トークン上限やロールベースのアクセス制御によるきめ細かなリソース管理を実現し、許可されていない AI 利用を防止します。

さらに、組み込みの匿名化機能により、企業ポリシーに基づいて機密情報が自動的にマスキングされ、データがサードパーティのAIサービスに送信される前に保護を完了します。すべての AI 利用履歴は、トランザクションログや admin ログとともに完全に記録され、監査や追跡も容易に行えます。

Synology のプライベートクラウドインフラとカスタマイズ可能な AI 導入・利用管理を組み合わせることで、組織は生成 AI を安心して導入し、データの完全な所有権を維持すると同時にシャドー AI のリスクを軽減できます。
新しい AI 搭載 Synology Office Suite はダウンロード可能です。
詳細はリリースノートをご参照ください。:Office / MailPlus / AI Console
Synologyの概要
Synology は、データ管理の最前線に立ち、進化し続けるテクノロジーを革新および採用しながら、新たな可能性を提案し続けています。データ ストレージとバックアップ、ファイル コラボレーション、ビデオ管理、ネットワーク インフラストラクチャ向けのソリューションに止まらず、すべて1つの目標を念頭にして、世界中のビジネスのデジタル化を推進しながら、IT 管理を簡素化する一元化されたプラットフォームを提供します。