東京書籍株式会社

解説
全国各地の学校など教育現場で好評を博す、10代をはじめとする若者に向けた講演が、待望の書籍化!
“非認知能力”育成の第一人者が、中高生やZ世代に寄り添い、自ら能力を鍛えるための実践的な強化法を順序立てて解説。
これまでになかった、若者を読者対象とした一冊が、学校現場からの熱い要望でついに実現しました。
AIにできないことを人間の役割として自覚して、その役割に必要な力=非認知能力を身に付け、発揮していくためのヒントが満載です!


非認知能力とは?
人生の充実度や仕事の成果を決める力のこと。
コミュニケーション能力……他者と円滑にやり取りできる力
思いやり・共感性……他者の立場に立ち、その思いを想像できる力
忍耐力……目標達成のために我慢し、努力を継続できる力
自信・自尊感情……自分を肯定的にとらえる力
意欲……目標に向かって前向きに努力しようとする力 ……など。
~講演を聴いた10代の声~
未来が明るく感じられて、やる気になった!
真面目なテーマなのに、理論立てられていて説教くさく感じなかった!
すぐにでも意識できそうなことだと思った!




著者情報
中山芳一 なかやま よしかず
1976年1月、岡山県岡山市生まれ。All HEROs 合同会社代表。
IPU・環太平洋大学特命教授。元岡山大学教育推進機構准教授。岡山大学教育学部卒業後、1999年当時は岡山県内に男性たった一人といわれた学童保育指導員として9年間在職。以降は、教育方法学研究の道へ方向転換する。幼児教育から小中高の学校教育に至るまで、さまざまな教育現場と提携した実践研究を進めてきた。岡山大学在職中は、学生たちのキャリア教育の主担当職員となり、4半世紀以上に及ぶ小学生と大学生に対する教育実践の経験から、「非認知能力の育成」という共通点を見出すこととなる。そして、全国各地で非認知能力の育成を中心とした教育実践の在り方を提唱するとともに」、若者たちの社会進出支援や企業向けセミナーなど、社会人を対象とした活動も精力的に行っており、非認知能力の重要性をあらゆる世代に発信している。
主な著書に『学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす』『家庭、学校、職場で生かせる ! 自分と相手の非認知能力を伸ばすコツ』(東京書籍)、『教師のための「非認知能力」の育て方』(明治図書)、共著に『マンガとイラストでわかる はじめての非認知能力』(Gakken)など。監修書も多数。
コンテンツ
第1章 非認知能力って何?
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あいつ、頭いいよなぁ
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同じものさしを使って測れない力
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非認知能力という力
第2章 いま、非認知能力が求められる理由
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これまでと何が変わったの?
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どうして、いまごろ?
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AI対人間!?
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変化の波を乗りこなそう!
第3章 非認知能力の鍛え方
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非認知能力を司るところは?
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意識が変われば行動が変わる
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非認知能力のピラミッド
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自分の「気質」を知っていますか?
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価値観・信念を持っていますか?
第4章 意識の持ち方
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主体的になるとは?
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当たり前への向き合い方
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危機感と充足感の使い分け
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前向きにあきらめる
第5章 自分自身のモニタリングとコントロール
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幽体離脱!?
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モニタリングの精度を上げる
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振り返りを生かす
第6章 2種類の夢~誰かのために
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AgencyとWell-being
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2種類の夢
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情けは人のためならず
第7章 非認知能力だけの話では終わらない
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偶然を味方に付ける
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非認知能力を生かせば認知能力も
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もっと非認知能力を生かせば
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非認知能力は大人も鍛えられる!
<概要>
『非認知能力の強化書』
■中山芳一/著
■定価1,980円(本体1,800円+税10%)
■四六判・144頁
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/product/books/81837/
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東京書籍は1909(明治42)年創業。「教育と⽂化を通じて⼈づくり」を企業理念とし、新しい時代に挑戦する個性的、創造的な⼈材の育成を⽬指しています。⼩・中・⾼等学校の教科書発⾏部数が最多の教科書業界最⼤⼿の出版社です。近年、デジタル教科書など教育⽤デジタルコンテンツの開発・販売にも注⼒しています。その他、教育総合ポータルサイト運営、学⼒・体⼒テストなどの各種評価事業、⼀般書籍の発⾏など教育と⽂化に係る幅広い事業活動を⾏っています。