株式会社エージェント（本社：東京都渋谷区、代表取締役：四宮浩二　証券コード：7098）は、企業のAI導入を包括的に支援する新サービス「AIパートナーズ」の提供を開始いたしました。AI研修からシステム導入・開発まで、企業の課題に応じた最適な支援をワンストップで提供します。

背景

AI新法施行で企業のAI活用が経営課題に

2025年6月4日、日本政府は「人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律（AI新法）」を施行しました。
本法では、活用事業者に対し「人工知能関連技術の活用により、事業活動の効率化および高度化、並びに新産業の創出に努めること」が努力義務として示されています。
これにより、AI活用は単なる技術導入ではなく、企業の経営戦略に深く関わるテーマとして注目されるようになりました。

課題

期待と現実のギャップ、ノウハウ不在が導入の壁に

しかし、SHIFT AI社が2025年７月に発表した調査※では、6割以上の会社員が生成AIを業務に活用できていないという実態が明らかになりました。
その背景には、セキュリティへの懸念や、社内ルール・体制の未整備といった実務的な課題が存在します。

また、日本国内でもAI活用の機運は高まっている一方で、体系的なノウハウや社内推進のベストプラクティスはまだ確立されておらず、多くの企業が導入に慎重な姿勢を見せています。

さらに、すでにAIを導入している企業においても、従業員の個人利用による情報漏洩リスクや、組織内での混乱が顕在化しており、安全かつ戦略的な導入体制の構築が急務となっています。

「わかる」を「できる」に、「AIパートナーズ」の3つの特徴

1. 構想から実装まで、一気通貫で支援

研修だけにとどまらず、個社の課題に合わせたコンサルティングや、AI活用の実装支援まで、伴走型でサポートします。
グループ会社のエンジニアリングチームと密に連携し、構想から開発・運用までを一気通貫で実現。企業のAX（AIトランスフォーメーション）推進を強力に支援します。

2. AI活用人材を育てる、体系的な研修設計

SHIFT AI社の調査によると、「生成AIの基本概念と仕組みの理解」（37.6％）が最も求められる研修内容であり、次いで「生成AIの活用方法とプロセス」（36.0％）、「業務への応用例と事例紹介」（32.0％）と、基礎から実践まで段階的に学ぶニーズが高まっています。

こうした声をもとに、「AIパートナーズ」では以下のような自由に組み合わせ可能な体系的研修プログラムを提供しています。

【AIパートナーズ 主な研修ラインナップ】

3. 生成AI導入のための体制・ルール設計支援

豊富な支援実績を活かし、生成AIを安全かつ効果的に導入するための社内体制構築・ルール設計をご支援します。

企業ごとの業務プロセスやリスク傾向を踏まえ、「誰が・どこまで・どう使うか」を明確に定義し、情報漏洩・誤利用などのリスクを未然に防ぐ仕組みを整えます。

提供する支援内容（一例）：

社内ルール・ポリシー策定支援
　生成AI利用の可否判断、利用範囲、プロンプト管理、データ取扱方針の設計

リスクアセスメントと対応策の設計
　情報漏洩・誤情報・無断利用などに対する事前対応策の策定

全社推進体制の設計支援
　AI活用推進のための役割設計、体制整備、社内教育の仕組み構築

今後の展開

「AIパートナーズ」では、こうした基礎から実践までの体系的な研修提供に加え、業種・職種別の応用講座や、経営層向けの戦略構築支援プログラムなど、より実務に直結する学びの機会を今後も順次拡充してまいります。
各研修プログラムの構成や内容の詳細については、今後、順次公開してまいります。

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出典：PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ （2025年8月20日 09時00分）