株式会社 青春出版社
青春出版社(東京都・新宿区)は『かかえこまない練習』(枡野俊明/著)を8月22日に発売いたしました。

「迷惑をかける」とは「お世話になる」ということ。仏教では「人は一人では生きていけない」と当たり前のようにとらえています。誰もが誰かの手を借りて、あるいは誰もが誰かを支えることで、共に生きています。「人間は迷惑をかけながらしか生きられない」。
そう思うと、周りのすべてに感謝できるのではないでしょうか。
一方、「人に迷惑だけはかけるな」と、日本人の心根に深く教え込まれている道徳観もあります。だけど、人は必ず衰えて、誰かに必ず迷惑をかけることになる。
「上手に甘える」「してもらう」心を持って生きたほうが、人間らしい。ラクである。
そして、自分も迷惑をかけるなら、他人から何か迷惑を被ったときに、受け入れることができる。枡野住職が説く、生き方指南書です。

目次
本書の目次

著者プロフィール
枡野俊明(ますの しゅんみょう)
昭和28年、神奈川県生まれ。僧侶であり作庭デザイナー。曹洞宗 徳雄山 建功寺住職。多摩美術大学名誉教授。ブリティッシュコロンビア大学特別功労賞、芸術選奨文部大臣新人賞(美術部門)、外務大臣表彰受賞など。禅の境地から生み出された庭園の数々は国内外で高い評価を得ており、平成18年には『ニューズウィーク日本版』において「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれている。『心配事の9割は起こらない』などベストセラー多数。

書籍情報

かかえこまない練習
著者:枡野俊明
発売日:2025年8月22日
定価:1,958円(税込)
ISBN:978-4-413-23410-8