株式会社Resilire
サプライチェーンリスク管理クラウドサービス「Resilire(レジリア)」を提供する株式会社Resilire(本社:東京都港区、代表取締役CEO:津田 裕大)は、サプライヤーへの各種アンケート調査業務を効率化し、リスクアセスメントを高度化する新サービス『Resilire SAQ(Self-Assessment Questionnaire)』の提供を2025年8月22日より開始しました。
『Resilire SAQ』は、CSR調達、人権デューデリジェンス、紛争鉱物、規制物質調査など多様な調査票の作成・依頼・回答・集計・分析・フィードバックまでをワンストップに管理でき、企業の責任ある調達と持続可能な調達の実現をサポートするプラットフォームです。

■背景
近年、各国でESGや人権、環境に関する規制やガイドラインが強化され、企業には調達先を含むサプライチェーン全体での透明性確保と責任ある調達が求められています。CSR調達、人権DD、紛争鉱物、規制物質などの調査は多様化・頻度化しており、バイヤー企業は各調査の設計、依頼、回答回収、集計、分析に膨大な工数を費やしています。
さらに、調査様式や回答フォーマットが統一されていないことが、調達先の回答負担の増加を招き、バイヤー企業の分析や社内共有のスピードを阻害しています。このような背景から、企業が本来注力すべき調達戦略やサプライチェーン最適化にリソースを割けないという課題が顕在化しています。
■ サービスの主な機能・特徴
『Resilire SAQ』は、既存のResilireプラットフォームと共通のデータベース・ユーザ基盤を活用し、サプライヤー調査業務をデジタル化・標準化するサービスです。
【調査票作成・依頼・回答管理をワンストップ化】
調査票の作成から、依頼の送付、他部門との連携、サプライヤーからの回答の回収・管理、集計・分析、レポート作成、フィードバック、改善まで、すべての工程をレジリア上でワンストップに対応できます。
【回答内容の自動集計・分析・フィードバック活用】
設問ごとの集計、サプライヤーごとのスコア分析、全体の調査サマリなど、3つの視点から回答結果を自動で集計・分析。集計からスムーズにフィードバックや次のアクションにつなげることが可能です。
【サプライヤーにも易しい多様なフォーマット】
Webフォームで設問を作成できるだけでなく、Excel・Word・PDFなどのファイル添付にも対応。調査の内容やサプライヤーの属性に合わせて、フォーム形式かファイル形式かを柔軟に選択できます。
【サプライヤーごとの回答ステータスを一元管理】
サプライヤーごとの回答状況を一覧で確認でき、進捗をひと目で把握。未回答のサプライヤーには自動でリマインドを送れるため、ステータス管理を効率化し回答率の向上を期待できます。
◎導入効果
・業務効率化:従来のExcelやメールでのやり取りを削減し、調査業務の工数を大幅削減
・サプライヤー負担軽減:共通フォーマットや回答の再利用により、同様の設問への繰り返し回答を防止
・コンプライアンス強化:各国規制やガイドライン変更に迅速対応し、透明性ある取引を維持
・活用シナリオ:CSR調達調査、人権デューデリジェンス、紛争鉱物調査、規制物質管理など
■今後の展開
『Resilire SAQ』はサプライヤー調査の一元化・標準化にとどまらず、サプライチェーンデータと接続することでリスクアセスメントの高度化および戦略的なソーシングの支援を目指していきます。
今後は、Resilireのデータベース機能およびツリー機能と連携を予定しているほか、サプライヤー情報を一元化するダッシュボードやアセスメント機能を提供することでデータのワンストップ化を実現し、バイヤー企業のさらなるサプライチェーン高度化の実現を支援していきます。
■『Resilire SAQ』紹介ウェビナーのご案内
『Resilire SAQ』の機能や活用事例を詳しくご紹介するオンラインウェビナーを開催予定です。本ウェビナーでは、ESGや人権・環境規制対応の最新動向とともに、調査業務の効率化・高度化を実現する実践的な運用方法を解説します。

開催予定日:2025年9月4日(木)14:00-15:00
テーマ:『Resilire SAQ』で変わるサプライヤー評価の未来
形式:オンライン(Zoom)
参加費:無料
申込方法:以下URLよりお申し込みください
▶ https://www.resilire.jp/event/FG2zKd7r
■サプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire(レジリア)」について
株式会社Resilireは「世界中のサプライチェーン情報をつなぎ、モノづくりを持続可能にする」というビジョンのもと、サプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire」を研究・開発しております。
多くの製造業で、サプライチェーンの全体像が見えないことから潜在的なリスクの把握が進まずリスク予防が進んでいない、サプライチェーンがブラックボックス化している現状があります。
ゆえに、災害や疾病、地政学的問題など、サプライチェーン分断に繋がる様々なリスク要因が顕在化した際に、影響把握及び対応の遅れが発生し、原材料の不足や生産停止などに繋がる恐れがあります。
Resilireは、サプライチェーンの可視化を実現するクラウドサービスにより、お客様の安定供給体制の構築を支援し、サプライチェーン強靭化の実現に貢献いたします。
■会社概要
・社名:株式会社Resilire
・代表取締役CEO:津田 裕大
・事業内容:サプライチェーン管理サービス「Resilire」の企画・開発・運営・販売
・設立:2018年9月
・本社:東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝 10F
・企業URL:https://corp.resilire.jp/