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鈴鹿サーキット、サステナビリティ活動を評価するスポーツ界の国際的なアワード「Sport Positive Awards 2025」 ファイナリストに選出

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鈴鹿サーキット

ホンダモビリティランド株式会社(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役社長:斎藤毅)が運営する鈴鹿サーキットは、F1日本グランプリでのサステナビリティへの取り組み等が評価され、スポーツ界におけるサステナビリティの取り組みを称える国際的なアワード「Sport Positive Awards 2025」のTransformation部門のファイナリストに選出されました。

2025 F1日本グランプリ

「Sport Positive Awards」は、国際的なサステナビリティアワードで、スポーツの力を活用して気候変動や生物多様性危機、環境・気候正義といった地球規模の課題に取り組む組織や個人を称えるものです。

 世界中から100を超える団体や個人が各カテゴリーのファイナリストとして選出されており、FIS(国際スキー連盟)、NBA(全米プロバスケットボール協会)やプレミアリーグのサッカークラブであるトッテナム・ホットスパー、リバプールFC、マンチェスター・シティ、アーセナルFCなど、国際的なスポーツ団体やチームも含まれています。

 鈴鹿サーキットがファイナリストとなった「Transformation部門」は、近年、戦略的にサステナビリティへの取り組みを強化し、気候変動や生物多様性危機への対応を加速させた組織を評価するカテゴリーです。

 本アワードは、IOC(国際オリンピック委員会)やUNFCCC(国連気候変動枠組条約)と連携し、世界中のスポーツ団体、リーグ、イベント運営者が集う「Sport Positive Summit」(2025年10月7日、イギリス・ロンドン)で発表される予定です。

【参考】Sport Positive Awards 2025公式サイト

■F1日本グランプリでの取り組み

 2025年4月に鈴鹿サーキットで開催され、26万6,000人が来場したF1日本グランプリでは、場内ソーラーパネルでの自家発電やパドックエリアで前年16%だったバイオ燃料比率を100%に引き上げるなどの施策により、温室効果ガス排出量(Scope 1とScope 2)ゼロを実現。

 また分別回収により埋め立て廃棄物はゼロ、直行ツアーバスの拡充等により低炭素移動手段での来場は前年60.5%から64.4%に向上させるなどの取り組みを行いました。

2025 F1日本グランプリ

また、こうした大規模イベントを「社会課題解決の実証フィールド」と位置づけ、企業や自治体に向けて新しいソリューションの実証機会を提供しています。場内のソーラーパネルによる自家発電はテス・エンジニアリング株式会社とのパートナーシップにより実現し、株式会社UACJとのパートナーシップとして再利用可能なアルミ製カップで飲料の提供を行いました。

 この他鈴鹿サーキットは、F1日本グランプリに限らず、2022年からモータースポーツイベントで使用する系統電力はCO2フリーのグリーン電気で供給し、2023年からは飲食に関わる使い捨てプラスチックの提供ゼロを実現しています。

 鈴鹿サーキットはこれからも、モータースポーツイベントのカーボンニュートラルに向かうとともに、観客動員型スポーツや産業全体における地球環境や社会課題への対応に取り組み、持続可能な未来づくりに貢献します。


目次

【参考情報】

<ホンダモビリティランドのサステナビリティ基本方針>

 ホンダモビリティランドは、サステナビリティ基本方針として「モビリティ文化の醸成とモータースポーツ振興、人材育成の実践フィールドを活かして、地球環境や社会課題への対応に取り組み、持続可能な未来づくりに貢献」することを掲げています。

 その上で、クリーンエネルギーの活用拡大や廃棄物の発生抑制とリサイクル促進により、温室効果ガスの削減を推進し、2030年までに主要なモータースポーツイベントにおけるカーボンニュートラルの実現を目指しています。

ホンダモビリティランド株式会社は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
鈴鹿サーキットは、日本の常設サーキットとして初めて、FIA環境認証プログラムの最高位となる3つ星を獲得しました

<鈴鹿サーキットのサステナビリティ活動>

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F1日本グランプリでの取り組み

廃棄物

・飲食物はすべてバイオマス容器またはリターナブル容器で提供し、使い捨てプラスチックの提供ゼロを実現。

・9種類での分別を徹底し、マテリアルリサイクル・コンポストの比率を高め、アップサイクル・資源循環を実施。

・F1日本グランプリ期間で約132トンの廃棄物が発生するが、分別回収により埋め立て廃棄物ゼロ、リサイクル率は46.1%となる(昨年比+4.6pt)。

ファン移動

・国内観光拠点・駅からの直行ツアーバスを昨年から5カ所追加し延べ350台・14,000人にキャパシティを拡大して運行し、低炭素移動率は64.4%(昨年比+3.9pt)まで向上。

ウェルビーイング

・場内に無料の給水所を15台設置し、1.6万本分のペットボトル(500ml換算)を削減。

・多様化する飲食ニーズに応えるため、50店舗でベジタリアンメニューを提供。

・車いす席を400席設置。

地域連携

・周辺地域約4,000のファミリーをF1日本グランプリの木曜日、金曜日に招待する企画を実施。

・鈴鹿市内の小学生30名にF1ドライバーとの交流機会を提供。

・学生がグローバルコミュニケーションを実践する機会としてインターンシップ(24名)を受入れ。

・余剰食品を集め、三重県管理のフードバンク14団体に約7.8トンを寄付。

エネルギー

・レーシングコースで使用する電力の45%を駐車場のソーラーカーポートで自家発電。​

・系統電力はCO2フリーのグリーン電気を使用。

・パドックエリア発電機はすべてHVO燃料(バイオ燃料)化し、比率100%を達成。

温室効果ガス(CO2)

・Scope 1(直接排出):施設全体のHVO燃料比率は85%のため、残り15%はカーボンクレジットによりオフセットしCO2排出量ゼロを達成。

・Scope 2(間接排出):CO2フリー電気を使用することにより2022年からCO2排出ゼロを達成。

<鈴鹿サーキット サステナビリティパートナー> 企業名:取り組み内容(50音順)

・アディッシュプラス株式会社:自家用車相乗りサービスの利用によるファンの移動に伴うCO2排出量軽減

・コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社:ペットボトルの水平リサイクル

・株式会社JTB:ファンの来場に伴う低炭素移動手段の拡充

・テス・エンジニアリング株式会社:ソーラーパネルによる再生可能エネルギー供給

・株式会社ピエクレックス:”コカ・コーラ”鈴鹿8耐におけるたい肥化できるスタッフウェアの提供

・株式会社三菱総合研究所:サステナビリティへの取り組み推進におけるコンサルティング支援

・株式会社UACJ:再利用可能なアルミ製リターナブルカップの提供

・ラクスル株式会社:過剰在庫を減らすことによる廃棄の削減

(2025年8月時点)

新たなパートナーも募集中

 ホンダモビリティランド、鈴鹿サーキットの目指すサステナビリティビジョンに共感し、共に未来を創るパートナー社を募集しています。

再生可能エネルギー、資源循環、モビリティ、デジタルソリューション、ファン体験向上など、幅広い分野での共創を歓迎します。 

ご興味のある方はこちらよりお問合せください

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月22日 15時00分)

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