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ミュージアム所蔵の7点を特別展示「バカラとアールデコ ~1925年 パリ アール・デコ博覧会から100年~」 丸の内にて開催

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バカラ パシフィック株式会社

目次

バカラ ミュージアム所蔵の貴重な7点を特別展示

1925年、パリで開催された「現代装飾・産業美術国際博覧会」(通称アール・デコ博)は、芸術と産業の融合を高らかに謳い上げた壮麗な祭典でした。この舞台においてバカラは、ジョルジュ・シュヴァリエをはじめとするデザイナーたちとともに、「噴水」をテーマにしたパヴィリオンを展開。中でも、まるでクリスタルの水が湧き上がるかのような壮麗なシャンデリアは、訪れる人々を魅了し、アール・デコ様式におけるバカラの美意識を鮮やかに体現しました。

バカラのアール・デコ作品は、幾何学的なライン、純粋なフォルム、そして均整の取れたプロポーションが特徴です。モダニズムの黎明を映すこれらの造形は今日に至るまで、バカラのデザインに深い影響を与え続けています。そしてアール・デコ誕生から100年を迎える今年、フランス・バカラ ミュージアムが所蔵する貴重な作品の中から、選りすぐりの逸品を集めた特別展示をバカラショップ 丸の内にて期間限定で開催いたします。時を超えて輝き続けるバカラの美の真髄を、ぜひこの機会にご堪能ください。

〈特別展示概要〉

バカラとアール・デコ ― 1925年 パリ アール・デコ博覧会から100年 ―

会期: 2025年8月29日(金)~10月22日(水)

会場︓バカラショップ 丸の内 千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル 1F

Tel︓ 03-5223-8868 

営業時間︓11︓00-20︓00 (不定休)

展示内容︓アール・デコを代表するバカラ ミュージアム所蔵の7点

◆展示作品7点(バカラ ミュージアム所蔵)

シャンデリア「ジェドー(噴水)」 Jet dʼeau chandelier

ジョルジュ・シュヴァリエ

1925 年近代装飾芸術・産業美術国際博覧会

カットクリスタル、ニッケル製のフレーム

1925 年、パリで開催された 「近代装飾芸術・産業美術国際博覧会」 (通称アール・デコ博覧会)において、バカラは当時アーティスティック・ディレクターをつとめたジョルジュ・シュヴァリエとともに、「噴水」をテーマとしたパヴィリオンを展開。

そこで展示された、カットクリスタルのパールが、まるで沸き上がる水のように配された壮麗なシャンデリアは来場者を魅了しました。

この美しいシャンデリアは、7020 ものクリスタルピースから構成されており、展示テーマを具現化した見事な作品でした。

今回展示されるのは、その縮小版で、高さは 1.4 メートル。

この博覧会は、バカラの革新的な創造性や芸術性を世に広める契機となりました。

また、この作品はアール・デコ初期の最も重要な作例のひとつとされています。

花瓶「ポピー」 Poppy vase

ジョルジュ・デュネイム

1925 年 近代装飾芸術・産業美術国際博覧会

純金を配合して発色させた赤いクリスタル、吹き成形、カット、酸による艶消し

フランスのデザイナー、ジョルジュ・デュネイムがバカラのためにデザインした作品。

デュネイムは、花の一生というテーマを、この作品を通じて象徴的に表現しています。

つぼみの豊かな姿を作品全体の丸みを帯びたフォルムで表現し、作品の下部には、様式化された満開時の花があしらわれています。

この表現様式は、家具や織物、建築装飾などにも広く見られるアール・デコ期に特有のものです。

花瓶「no. 36 bis」 Square base vase no.36 bis

ジョルジュ・シュヴァリエ

1925 年 近代装飾芸術・産業美術国際博覧会

クリスタル、型吹き成形、型成型、カット

ボウル「スクウェア」 Square base bowl

ジョルジュ・シュヴァリエ

1937 年パリ国際博覧会

クリスタル、型吹き成形、カット

グラスセット「スクウェア」 Square base set

ジョルジュ・シュヴァリエ

1937 年パリ国際博覧会

クリスタル、吹き成形、型成形、カット

1937 年、パリで開催された「近代生活における芸術と技術に関する国際博覧会」は、バカラが熟練の職人たちに新たな技術的挑戦を課す機会となり、クリスタルの表現力の限界に挑むきっかけとなりました。

1925 年に端を発した創造的なアプローチを発展させ、ジョルジュ・シュヴァリエはこの博覧会のために四角い土台を特徴とする斬新なコレクションをデザインしました。

当時はヨットが大流行しており、台座が四角形でステム(脚部)がないデザインは、重心が低くなることで洋上でも安定性を保てるよう工夫されています。

グラスセット「菱形カット」 Set with lozenge cut

ジョルジュ・シュヴァリエ

1930 年

純金を配合して発色させた赤いクリスタルと透明なクリスタルの被せ型吹き成形、カット

このセットは、ジョルジュ・シュヴァリエによるデザイン。

バカラ独自の、純金を配合して再焼成することで発色させた赤いクリスタルを、透明なクリスタルに重ねた二重被せガラスの製法で作られています。

力強いフォルム、幾何学的なラインでカットされた側面、そして赤と透明という色彩のコントラストが際立っており、キュビズムの影響を受けたアール・デコ様式の特筆すべき傾向が見られます。

グラスセット「フロレアル」 Floreal set

ジョルジュ・シュヴァリエ

1925 年

吹き成形、型成形、エングレイヴィング、酸による艶消し

バカラとアール・デコ

1920~30年代にかけてヨーロッパを中心に花開いたアール・デコ様式は、幾何学的なフォルムと洗練された構成美、そして時代の進歩を象徴するモダニティを融合させた芸術様式です。古典主義と前衛的感覚を調和させたその美意識は、建築からインテリア、装飾芸術に至るまで幅広く影響を及ぼし、20世紀初頭の近代化とともに独自の美の世界を築き上げました。

アール・デコ様式が花開いた1920年代、バカラはその代表的な担い手として、革新的なデザインと卓越した技術を融合させた作品を次々に発表しました。なかでも特筆すべきは、当時のアーティスティック・ディレクターであり、バカラのモダンデザインを牽引したジョルジュ・シュヴァリエの存在です。

彼は伝統的なクリスタルの美に大胆な幾何学性や洗練されたシルエットを持ち込み、ブランドに新たな息吹をもたらしました。とりわけ1925年のアール・デコ博覧会では、「噴水」をテーマにしたパヴィリオンで、シュヴァリエの構想による壮麗なシャンデリアやアール・デコ様式の傑作が披露され、世界中の来場者を魅了。その芸術的インパクトによって、バカラはアール・デコを代表するメゾンとしての地位を確立しました。

1925 年アール・デコ博覧会における、バカラパヴィリオン 外観
バカラパヴィリオン 内観
ジョルジュ・シュヴァリエ
アール・デコ博におけるカタログ
アール・デコ博におけるカタログ

バカラとは

バカラは、1764年、自然の四元素(土、空気、火、水)を比類のない品質のクリスタルに変身させることに成功した、大胆な職人集団から生まれました。バカラは、真の傑作を生み出すことで、万国博覧会や国際展示会で数々の賞を獲得し、世界を驚かせてきました。こうして、フランス東部の小さな村の名、バカラは、時を経て、祝祭の芸術とフランス流の生きる歓びの象徴となったのです。真のインスピレーションの源であるバカラは、偉大なアーティストやデザイナーとコラボレーションし、オリジナルコレクションを発表しています。パリからモスクワ、ニューヨークから東京、マイアミから香港まで。バカラメゾンやブティック、レストラン、ホテル、バー、ラウンジで、バカラのアール・ドゥ・ヴィーヴルによる他にはない特別な体験ができます。260年の歴史を誇るバカラは、伝統に根ざしながらも、未来への挑戦を原動力に、グローバルな成長を続けています。バカラの魅惑的な世界を、公式ウェブサイト www.baccarat.com および Instagram公式アカウント @baccarat にてご覧ください。

バカラ パシフィック株式会社

バカラ パシフィック株式会社

【お客様お問い合わせ先】
バカラショップ 丸の内
03-5223-8868

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年8月25日 13時06分)

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