阪急阪神不動産株式会社
実証実験期間:9月1日(月)~11月30日(日)
一般社団法人西梅田地下道管理協議会は、大阪市が実施する「官民連携よる西梅田公園の活性化に向けたトライアル実施付きマーケットサウンディング(市場調査。以下、「TMS」という。)」に参加し、9月1日(月)から11月30日(日)にわたり、『西梅田公園』における実証実験「Re:EDGE PARK Nishi-Umeda」を行います。
『西梅田公園』がある梅田地区は、JR・阪神・阪急・大阪メトロがターミナル駅を構える交通の要衝であり、ビジネスや文化、商業、医療などの都市機能が集積する大阪の主要エリアの一つです。その中でも『西梅田公園』は、1998年の開園以来、25年以上にわたり地域住民やオフィスワーカー、来街者に利用されてきました。しかし、近年は施設の老朽化などが課題となり、より地域にふさわしい新たな公共空間としての再整備が求められています。
こうした背景を受け、大阪市が実施するTMSに参加して、『西梅田公園』の新たな利活用について実証実験を行います。本実証実験では、既存の都市機能や歴史、文化を尊重しながら、地域課題の解決を図るとともに、新しい時代の西梅田公園のあり方や活用の可能性を検証して、その検証結果を大阪市に提供します。
「Re:EDGE PARK Nishi-Umeda」の概要は次のとおりです。
「Re:EDGE PARK Nishi-Umeda」の概要について
■実施体制
実施主体:一般社団法人西梅田地下道管理協議会
・ガーデンアベニュー(西梅田地下歩行者通路)を安全かつ快適な環境に保つことを目的に、接続地権者により1997年に任意団体として発足しました。その後、西梅田地区の高質な公共空間を維持し、さらなる活性化を図るため、2020年10月に一般社団法人化、また2024年12月には大阪市より都市再生推進法人として認定を受け取組を進めています。
・トライアル実施付きマーケットサウンディング(市場調査)とは、目的は通常のマーケットサウンディングと同じであるが、検討対象となる公共施設を、一定期間、民間事業者に暫定的に利活用(以下「トライアル」という。)していただき、その結果を通して、民間事業者のアイディアや意見等を把握するものです。(大阪市HPより抜粋)
企画運営:有限会社ハートビートプラン
協力:
MEMENT、株式会社スポーツタカハシ、
株式会社N.Create、阪神園芸株式会社
■期間
9月1日(月)~11月30日(日)
■場所
西梅田公園(大阪府大阪市北区梅田2丁目)

■コンセプト
・西梅田地区では2万人を超えるオフィスワーカーがいますが、事前の調査によると仕事の合間の気分転換など心身のリフレッシュやアフター5の楽しみといったニーズが一定数あることがわかりました。
・また、現状の公園利用の実態としては、ペットの散歩やランチの場といった一般的な公園の利用シーンに加え、ストリートスポーツやダンスの練習といった、西梅田公園ならではの多様な利用が行われていることも確認できました。
・これらの調査結果を基盤とし、既存の利用者の『日常利用を促進』するとともに、新たな利用者の来訪を促す『来園動機の多様化』を図ることで、西梅田地区のEDGE(エッジ・端)にある西梅田公園を、このエリアの新たな魅力として再生するというコンセプトを掲げて検証事業を実施します。

■実施内容
1.心地よい滞在空間の形成
・椅子やテーブルなどのストリート・ファニチャーの常時設置
公園を日常的に訪れている利用者の方の利用環境をより快適なものにし、利便性を高めるため、大型のストリート・ファニチャーを設置することを中心に、公園内での多様な過ごし方を誘発するための空間的な仕掛けを行います。

2.交流を促すコンテンツの試行
・日常的かつ持続可能な利活用を促す企画の実施
(1)スケートボードエリアの設置
(2)キッチンカーなどによる飲食サービスの提供
・定期的な交流企画の実施
(3)スケートボード・BMX等のアーバンスポーツ体験スクールの開催
(4)多様な活動やアクティビティの受入・促進
・スポット的な催事の実施
(5)スポーツ・音楽・食などの多様な要素を持ったイベントの開催

■実施コンテンツの企画概要
新たな公園利用者を創出するために、来園動機へとつながるような以下のコンテンツを展開します。



阪急阪神不動産株式会社 https://www.hhp.co.jp/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/c2ae9b7e63c043ad219ae30ea1b53bcee1fa2607.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1