三菱電機株式会社
アジャイル開発においてスピードと品質を両立した品質マネジメントシステムを確立

三菱電機株式会社は、当社DXイノベーションセンター(以下、DIC)のアジャイル開発における品質マネジメントシステムが、国際規格「ISO 9001」の認証を取得しましたのでお知らせします。「ISO 9001」は、顧客満足度の向上を目的として、より良い製品・サービスの提供の実現に取り組む国際的なマネジメント規定で、DICのスピードと品質を両立した品質マネジメントシステムが、国際規格に準拠したものであることが認められ、アジャイル開発において当社として初めて国際規格認証を取得しました。
近年、デジタル化の進展に伴い、システムやソフトウエアなどの開発においては、多様化する顧客ニーズや市場変化に柔軟かつ迅速に対応するため、開発工程を機能単位の小さなサイクルで繰り返すアジャイル開発の重要性が高まっています。当社においても、アジャイル開発をDX推進のための重要な要素と位置づけ、スピードと品質を両立するための品質ガバナンスの強化に取り組んできました。
今回、当社はアジャイル開発における新たな品質ガバナンスの構築に向けて、品質技術者をプロジェクトの初期段階から配置し、品質管理を徹底する体制を整備しました。
今後は、本体制を当社のデジタル基盤「Serendie®(セレンディ)」を活用したサービス・ソリューション開発における品質保証の新たなモデルとして適用していくことで、スピードと品質を両立したDXの推進を加速するとともに、顧客満足度の向上に資する新たなサービス・ソリューションの創出を通じて社会課題の解決を目指します。
■ 認証登録の概要

登録種別 |
品質マネジメントシステム |
適用規格 |
JIS Q 9001:2015(ISO 9001:2015) |
登録番号 |
JUSE-RA-2288 |
登録組織 |
三菱電機株式会社 DXイノベーションセンター |
登録範囲 |
DX共通基盤の設計・開発及び運営 |
認証機関 |
一般財団法人 日本科学技術連盟 ISO審査登録センター |
認証取得日 |
2025年7月30日 |
■商標関連

「Serendie」 |
三菱電機株式会社の登録商標 |
■参考情報
Serendieウェブサイトでは、Serendieの狙いや特徴、価値創出に向けたストーリーなど、さまざまな情報を掲載しています。
<Serendieウェブサイト>
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/serendie/
■三菱電機グループについて
私たち三菱電機グループは、たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、活力とゆとりある社会の実現に貢献します。社会・環境を豊かにしながら事業を発展させる「トレード・オン」の活動を加速させ、サステナビリティを実現します。また、デジタル基盤「Serendie®」を活用し、お客様から得られたデータをデジタル空間に集約・分析するとともに、グループ内が強くつながり知恵を出し合うことで、新たな価値を生み出し社会課題の解決に貢献する「循環型 デジタル・エンジニアリング」を推進しています。1921年の創業以来、100年を超える歴史を有し、社会システム、エネルギーシステム、防衛・宇宙システム、FAシステム、自動車機器、ビルシステム、空調・家電、デジタルイノベーション、半導体・デバイスといった事業を展開しています。世界に200以上のグループ会社と約15万人の従業員を擁し、2024年度の連結売上高は5 兆5,217 億円でした。詳細は、www.MitsubishiElectric.co.jpをご覧ください。
<お客様からのお問い合わせ先>
三菱電機株式会社 デジタルイノベーション事業本部 DXイノベーションセンター
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