石川県小松市
返礼品ジャンル拡充とイベント連動施策が奏功、専属チームの体制強化で注目拡大
寄附件数が昨年度対比で約2倍に拡大
石川県小松市(市長:宮橋 勝栄)は、ふるさと納税の寄附件数が昨年度対比で約2倍に拡大するなど、これまでにない成長を遂げています。主力の農産物・工芸品に加え、水産物や日用品、家具、さらにはコト消費型の返礼品まで幅広くラインナップを拡充。さらに市内の大型イベントと連動した取り組みや、専属チームによるデジタル施策強化を通じて、全国からの注目を集めています。




寄附件数拡大の背景
小松市では、主力ジャンルである農産物や工芸品の供給確保とバリエーション拡充を図ると同時に、これまで取扱いの少なかった水産物や日用品、家具といった生活に密着したカテゴリーを積極的に拡大してきました。
また、近年需要が高まっている「コト消費」にも対応し、現地型決済で楽しめる体験型返礼品の導入を進め、幅広い世代の寄附者に新たな魅力を提供しています。
さらに、2025年10月5日(日)に開催される小松基地航空祭では、ふるさと納税を活用した駐車場の返礼品を用意し、来訪者がスムーズにイベントを楽しめるよう工夫。観光と納税を結びつけたモデルとして注目を集めています。

運営面では、2025年4月に市役所内に新設のマーケティング推進チームを発足。SEO対策や商品画像の改善をはじめ、寄附者が魅力を感じやすい情報発信に注力しています。さらに中長期的な戦略として、全国各地のイベント出展やプロモーション活動も展開予定であり、今後も小松市の知名度と寄附額拡大に向けた取り組みを継続してまいります。
今後の展望
小松市は、ふるさと納税を通じて地場産業の成長と地域経済の活性化をさらに推進していきます。寄附者の皆さまにとって「選びたい」「応援したい」と思っていただけるような返礼品を提供し続けるとともに、市内事業者との連携を一層強化し、持続可能な地域発展に寄与してまいります。