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Helpfeel、26億円を資金調達、累計調達額は59億円 企業のAIが正しく・強く機能するための「AIナレッジデータプラットフォーム」を本格展開

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株式会社Helpfeel

欧米に遅れをとる「企業ナレッジ整備」に本格着手し、日本企業のAI活用を推進

企業のAIを強くする「AIナレッジデータプラットフォーム」を提供する株式会社Helpfeel(本社:京都府京都市、代表取締役/CEO:洛西 一周、以下「Helpfeel」)は、グローバル・ブレイン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:百合本 安彦)とSMBCベンチャーキャピタル・マネジメント株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:吉川 弘昭)(※1)、JPインベストメント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村 昌史)(※2)を投資家とした第三者割当増資により、シリーズEラウンドのファーストクローズで総額26億円の資金調達を実施しました。これにより累計調達額は59億円となります。

今回の調達資金は、AIの精度と信頼性を高める「AIナレッジデータプラットフォーム」の本格的な展開に充て、複数のサービスを開発推進し、企業の知識活用と競争力向上を加速します。

※1:グローバル・ブレイン株式会社とSMBCベンチャーキャピタル・マネジメント株式会社を共同運営者とするSMBC-GBグロース1号投資事業有限責任組合
※2:JPインベストメント株式会社の子会社と三井住友トラスト・インベストメント株式会社を共同運営者とするJPSグロース・インベストメント投資事業有限責任組合

目次

■資金調達の背景

生成AIや大規模言語モデル(LLM)の登場により、AIの社会実装は急速に進むなかで、見落とされがちなのが「AIが何を根拠に判断しているのか」という視点です。AIはモデルやアプリケーション単体では機能せず、“何をもとに答えを導き出すか”という参照情報、すなわち正確に整理されたナレッジデータが不可欠です。

生成AIや検索連動型AIが企業内外で活用される今、ナレッジデータはまさに企業の“情報インフラ”といえます。その一方で、日本企業のナレッジデータの整備は欧米に比べて遅れていると指摘されています(※3)。生成AIに正確な応答をさせたり、検索エンジンでの自社情報の見え方を最適化したりするには、社内の知識を構造化し、AIが読み取れる形に整備する必要がありますが、本格的に取り組む企業はまだ少数にとどまっています。

※3:総務省「令和7年版情報通信白書」、野村総合研究所「日本企業のIT活用とデジタル化 – IT活用実態調査の最新結果から – 2025」による

Helpfeelはこれまで、700を超えるサイト(※4)に導入され、契約の45%を上場企業(グループ含む)が占めるなど、確かな実績を積み重ね、企業内外のFAQやナレッジ共有ツールを通じて多様な業種でのナレッジ活用の知見を培ってきました。現在は、その知見をさらに発展させ、AIがより正しく・強く機能するための土台となる「AIナレッジデータプラットフォーム」の構築に挑戦しています。

※4:2025年8月1日時点

この「AIナレッジデータ」は、AIの精度と信頼性を支える基盤であり、企業が持続的に競争力を発揮するために欠かせません。Helpfeelはこれまで培ってきた知見を活かし、今後大きな発展が見込まれるこの領域を牽引し、日本企業のAI活用をさらに推進していくべく、新たに資金調達を実施しました。

■調達資金の活用
AIを賢く強くする「AIナレッジデータプラットフォーム」の本格展開で、企業のAI活用を支援

Helpfeelの「AIナレッジデータプラットフォーム」は、企業内外の情報資産を構造化し、AIが「迷わず、正しく、速く」情報にたどり着ける環境を構築するサービスです。導入企業の情報資産は体系的に整備され、ナレッジデータを基盤として、生成AIや検索連動型AIが、より正確で信頼性の高い判断を行えるようになります。これにより、企業の生産性やマーケティング成果が向上します。

また、従来の検索エンジン最適化(SEO)に代わり、AIに情報をどう認識させるかを重視するAIO(AI Optimization)やGEO(Generative Engine Optimization)の考え方が重要になっています。AIが参照しやすい形でナレッジを整備することは、企業の情報戦略や競争力強化に直結します。

今回の調達により、「AIナレッジデータプラットフォーム」の開発体制を強化し、公開Webサイト、コールセンター、社内利用といった複数の領域でのプロダクト展開を加速し、高度な顧客対応や業務効率化を実現するための基盤インフラ構築を加速してまいります。

さらに、日本企業のAI活用を一層促進するとともに、AI運用の質が重視される海外需要を追い風に、中長期的には北米市場を皮切りに海外展開を進め、日本発のグローバルAIナレッジカンパニーを目指します。

■投資家からのコメント

グローバル・ブレイン株式会社 Partner 細村 拓也様

生成AIや検索連動型AIが企業内外で活用されはじめている今、検索技術を武器にFAQ検索SaaSとして確固たる地位を築いてきたHelpfeel社が、企業内外のナレッジデータと生成AIを駆使してより大きな市場に挑戦しようとしています。
洛西CEOとはこれまで長いお付き合いをさせていただいていますが、このタイミングで出資というご縁をいただけたことを光栄に思います。グローバル・ブレインは、顧客体験と業務効率化を同時に向上させることを目指すHelpfeel社の挑戦を支援してまいります。

JPインベストメント株式会社 プリンシパル 郭 夏様

Helpfeelは検索型FAQの提供から着実に成長し、現在はAIを活用した顧客体験革命を牽引するスタートアップへと進化を遂げようとしております。洛西CEOをはじめとする経営陣が描く中長期的なビジョンに強い共感を覚えるとともに、それを実現しうる卓越したプロダクト開発力に魅了され投資させていただきました。「AIナレッジデータプラットフォーム」へと発展する過程に投資家として伴走できることを大変嬉しく感じると同時に、同社の挑戦を全力で応援してまいります。

■代表取締役/CEO 洛西のコメント

「企業のナレッジが競争力になる時代」。ナレッジの力で、AIをビジネスの力に

ナレッジは、企業の成長を支える重要な資産であり、社会の進化を加速させるインフラでもあります。Helpfeelが提供する「AIナレッジデータプラットフォーム」は、単なる情報整理ツールではありません。AIが迷うことなく、常に正しい答えを導き出すための“土台”そのものです。この土台なくしては、企業のAI活用は真の成功を掴むことはできません。

Helpfeelは、これまで培ってきた技術と実績を、今、大きく花開かせるフェーズを迎えました。AI時代に不可欠なナレッジを「創り、整え、高める」ことができるのは、私たちHelpfeelだけだと自負しています。ここからが、私たちの真価を発揮する時です。

今回の資金調達により、Helpfeelでは「AIナレッジデータプラットフォーム」の開発体制を一層強化します。これにより、日本企業のAI活用をさらに加速させるとともに、海外市場への展開も本格的に進めていきます。日本発の“情報インフラ”を世界中に届け、AI時代の新しい常識と競争力の源泉を創造してまいります。

■「AIナレッジデータプラットフォーム」を形成する
 独自AIエージェントを含む3サービスを2025年内に提供開始

Helpfeelの独自性は、国内トップクラスの「テクノロジー」と、企業の成果創出を支える「メソドロジー」を一社で兼ね備えている点にあります。

技術面では、テクニカルフェローに慶應義塾大学名誉教授の増井や、経済産業省「未踏IT人材発掘・育成事業」に選出された「未踏スーパークリエータ」など、第一線で活躍する研究者・エンジニアが集結しています。自然言語処理(NLP)、ナレッジグラフ、生成AIなどの先端領域において、国内でも類を見ない水準のアルゴリズム開発を継続しています。

運用面では、情報が顧客に届くまでの最適なプロセスを設計する「ナレッジジャーニー」を軸に、ツールの導入にとどまらず、課題解決に直結する運用体制の構築まで伴走し、テクノロジーの力を最大限に引き出します。

こうしたテクノロジーとメソドロジーを融合した成果を結実させ、2025年内に「AIナレッジデータプラットフォーム」の新たな柱としてAIエージェントを含む3サービスの提供を開始します。これにより、ビジネス現場のAI活用をさらに推進してまいります。

詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000410.000027275.html

■採用活動を加速。9月25日(木)には東京オフィスでイベントを開催

虎の穴ラボ×SmartHR×Helpfeel

プロダクトエンジニアの仕事

toCプロダクトとtoBプロダクトの違いから見えるリアル

プロダクト開発の中核を担う、プロダクトエンジニア向けの採用イベントを開催します。

プロダクトの課題発見から解決までを一貫して担う「プロダクトエンジニア」。toCとtoB、それぞれのプロダクト特性から生まれる仕事の違いについて、具体的な思考法と実践術を共有します。
現在プロダクトエンジニアとして活躍されている方はもちろん、これから目指したいと考えている方も、ぜひご参加ください。

日時:2025年9月25日(木)19:30〜22:00

開催方法:会場およびオンラインのハイブリッド開催

会場:Helpfeel東京オフィス(東京都中央区八丁堀2-14-1 住友不動産八重洲通ビル4階)

参加申し込み:https://nota.connpass.com/event/366420/

次のHelpfeelをつくる仲間を募集中

Helpfeelでは、プロダクトエンジニア、バックエンドエンジニア、フィールドセールス、インサイドセールス、カスタマーサクセスなど多様な職種で仲間を募集しています。AI×ナレッジの最前線で、社会のあり方を変えていく挑戦に加わりたい方、ぜひ採用ページをご覧ください。

採用情報:https://recruit.helpfeel.com/ 

■株式会社Helpfeel 概要

創業:2007年12月21日(2020年12月4日に日本法人を設立)

代表者:代表取締役/CEO 洛西 一周

京都オフィス:〒602-0023 京都市上京区御所八幡町110−16 かわもとビル5階

東京オフィス:〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-14-1 住友不動産八重洲通ビル4階

URL:https://corp.helpfeel.com/

株式会社Helpfeelは、AIの力で顧客接点のインサイトデータを的確に収集・分析・ナレッジ化して提供することで、カスタマーサクセス、マーケティング、経営企画といった企業の中核部門におけるデータドリブン経営を後押しするテクノロジーカンパニーです。

ナレッジ化したデータに誰もがいつでもアクセス・活用できる状態を実現することで、顧客満足度の向上から事業改善までを一貫して支援します。AIナレッジプラットフォーム「Helpfeel」、AIを育てるナレッジベース「Helpfeel Cosense」、画像や動画をあなたの代わりに記憶するAI「Gyazo」の3製品を展開しています。


Appendix
▼Helpfeelの成長性

▼導入実績700サイト、幅広い業界で活用されるHelpfeel

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月27日 12時00分)

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