聖新陶芸株式会社
お弁当箱として親しまれている日本製の曲げわっぱで、和食に欠かせない「日本の薬味」を育てる栽培キットです。彩りと栄養を添える緑の葉菜を育てて、季節のお弁当や行楽のお供にしてみませんか。

聖新陶芸株式会社(本社:愛知県瀬戸市上松山町1-71、代表取締役:伊勢谷智起)は2025年8月25日、日本製の曲げわっぱを入れ物にした栽培キット「猫富士わっぱ」を発売しました。当栽培キットは、全国の販売店・専門店および、聖新陶芸公式オンラインショップ SEISHIN PLUS+ [https://seishin-plus.ocnk.net/] にて購入可能です。

わっぱを手がけるのは、創業100年を超える老舗「山田曲物株式会社」(愛知県)。
もともとは提灯の口輪作りを行っていた同社は、二代目社長の代から曲げわっぱの製造を開始。現在では、伝統と技術を受け継ぎながら、暮らしに寄り添うものづくりを続けています。
使用する素材は、0.7mmという極めて薄く製材加工された国産の赤松。適切な長さに調整したのち、美しく曲げ加工を施し、「ステッチャー」と呼ばれる金具で留めて仕上げます。このステッチャーによって強度が増すだけでなく、和の趣ある見た目にも一役買っています。
そんなこだわりの詰まった曲げわっぱに、季節の情景とともに“育てる楽しさ”を閉じ込めたのが、今回発売する栽培キット「猫富士わっぱ」です。


春の富士と猫ののどかな風景を描いた、曲げわっぱで三つ葉を育てる。
日本製の曲げわっぱに、満開の桜、青い富士山、のんびり寝転ぶ猫、そして育った三つ葉がそよぐ原っぱを浮世絵風に描いた、春の情景あふれるデザイン、添えられた一句が、やさしい季節のひとときを詠みあげます。
育てられるのは、爽やかな香りとほろ苦さが魅力の「三つ葉」。お吸い物や和え物、茶碗蒸しなど、和食に香りと彩りを添える日本の香味野菜です。
三つ葉は一年中育てられるため、季節を問わず長く楽しめるのも魅力。わっぱの温もりと、猫の姿に癒されながら、日々の中で育つ緑を楽しんでください。

群青の富士と猫の背中、風にそよぐ青じそ。曲げわっぱで育てる、夏の香り
曲げわっぱに描かれているのは、青々と茂ったしその葉と、深い群青の富士山を見上げる猫の後ろ姿。空には風を感じる夏の雲、湖面には帆を張った小舟。添えられた一句が、涼やかでのどかな夏の情景を描き出します。
育てられるのは、爽やかな香りとやさしい苦みが特徴の「しそ」。薬味として刺身や冷ややっこ、天ぷら、漬物などに広く使われ、日本の夏の食卓に欠かせない存在です。
暑い季節に涼を届ける、目にも舌にも心地よい“育てる薬味”。しそは一年を通して育てられますが、日差しを好む性質から、特に夏にぐんぐんと育つ葉菜です。曲げわっぱの器とともに、夏の一角を暮らしの中に取り入れてみませんか。

秋の空に舞う紅葉とトンボ、猫の背中とともに育てる、やさしい味わいの水菜。
曲げわっぱに描かれているのは、紅葉に染まる山々や木々、秋色をまとった富士山を見上げる猫の後ろ姿。木の枝に座り、尻尾をたらしたその姿の先には、空に舞う紅葉とトンボ。そして足元には、青々と育つ水菜の葉。添えられた一句が、どこかもの寂しくも温かな秋の風景を引き立てます。
育てられるのは、シャキシャキとした食感とやさしい辛味が特長の「水菜」。サラダや鍋物、浅漬けなどに使える、和食にうれしい葉野菜です。
秋の深まりを感じながら、猫と一緒に静かに育てる楽しみを。水菜は季節を問わず育てられますが、秋の食卓にもよく合う葉野菜。和の情景を楽しみながら、日々の暮らしにやさしい緑を添えてくれます。心に寄り添う贈り物にもおすすめの栽培キットです。

雪庭にたたずむ猫と冬の富士。静けさの中で育つ、青々としたねぎ。
曲げわっぱに描かれているのは、雪をいただく寒色の富士山、雪を被った常緑の庭木、そして石灯籠の中で香箱座りをして雪宿りする猫の姿。手前には、凛と青々と伸びるねぎの葉が力強く描かれています。俳句は凍てつく冬に灯る静かな生命力を詠んでいます。
育てられるのは、冬の食卓をあたたかく支える薬味「ねぎ」。鍋物や味噌汁、焼き物などに欠かせない存在で、香りと辛味が料理に深みを与えてくれます。
寒さの中に育つ強さと、猫と過ごす穏やかなひととき。ねぎは季節を問わず育てられる薬味ですが、特に冬の食卓には欠かせない存在です。雪景色とともに、ぬくもりある香りと味わいを楽しめる、やさしくあたたかい栽培キットです。

商品仕様
商品名:猫富士わっぱ
品 番:GD-1050
サイズ:H6cm φ8.5cm
内 容:わっぱ/インナーポット/培養土/袋/種/説明書
販売日:2025年 8月 25日
価 格:935円(税込)