一般社団法人横浜青年会議所
私たち一般社団法人横浜青年会議所が、横浜市の発展のために横浜経済人会議を開催してから2025年度で第31回を迎えることとなります。過去にはみなとみらい21地区の開発、赤レンガ倉庫の保存・活用等、横浜市に対して様々な提言を行い、規制緩和を実現してきました。
本年度は、テーマを「Be the Shift」と致しまして社会課題解決型のスタートアップに対する投資、横浜市郊外地区における循環経済を体現するまちづくりについてそれぞれ基調講演を行い、さらに投資とまちづくりを念頭に置いた横浜市の都市戦略についてのパネルディスカッションの3部構成で実施する予定です。
【開催概要】
●主 催:一般社団法人横浜青年会議所
●開催日時: 2025年9月25日(木) 17:00~20:00
●開催場所: 横浜市役所アトリウム 横浜市中区本町6-50-10 横浜市役所1階
【第1部:基調講演】 インパクトスタートアップへの投資の課題と未来
社会課題の解決と投資リターンの両立を目指すインパクト投資は、近年日本でも急速な成長を見せているものの、世界の市場規模の中ではまだまだ小さく、特に投資対象は融資や上場企業への投資に偏っており、スタートアップへの投資はまだまだ小さな割合にとどまっています。そこで、元バンクオブアメリカ(旧メリルリンチ)副会長で、株式会社美点凝視代表取締役の金田浩之様を講師としてお招きし、日本におけるインパクトスタートアップへの投資の課題と、投資を加速させるための方策などについてお話いただきます。
【第2部:基調講演】 GX(グリーントランスフォーメーション)における街づくりの意義と課題
横浜市は、2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロを達成することを目指し、「Zero Carbon Yokohama」を宣言し、「横浜市地球温暖化対策実行計画」を策定しています。
そのなかで、「再エネの地産地消による脱炭素化と、地域課題の解決やにぎわいづくりを⼀体的に推進」する取組みを行うこととしています。横浜市には上瀬谷地区や根岸住宅地区などの開発余地を残した郊外地区が存在し、世界に先駆けた先進的なまちづくりを行う土壌があります。国際環境経済研究所理事であり、U3イノベーションズ合同会社共同代表である竹内純子様をお招きし、竹内様の構想されているエネルギー産業とモビリティ産業の融合したUtility3.0の実装や、これを実現するためのスタートアップへの投資の考え方などをお話しいただき、横浜市郊外部のまちづくりの可能性を探ります。
【第3部:パネルディスカッション】 社会課題解決と投資誘導のための魅力的なまちづくり
基調講演を踏まえ、循環経済やエネルギー転換、スタートアップ企業や社会課題解決型の事業に対する投資の呼び込みなどをテーマに、横浜市のまちづくりや今後の政策についてパネルディスカッションにて討論いただきます。
【政策提言及び横浜市長との対談】
最後に、横浜市への政策提言を行ったうえで、横浜市長との対談を行います。

