ICMG Holdings Pte. Ltd.
2025年8月7日(木)、ICMG Groupは、VALUENEX株式会社と合同で、企業に潜在する機会や強みを可視化するイベントを開催しました。
多くの日本企業は、企業価値や研究開発の生産性低下といった課題に直面しています。我々は、この状況を打開するためには、企業に潜在する知的資本(人的・組織・関係資本)を最大限に活用することが不可欠だと考えています。しかし、多くの日本企業は、自社の持つ知的資本を十分に認識し、活用できていないのが現状です。
そこでICMG Groupは、大量のテキストデータの俯瞰から新たなアイデア・機会の可能性を見出すVALUENEXと連携し、日本企業に自社に潜在する知的資本を活用した価値創造を体感していただくことを目的としたイベントを開催しました。イベントでは、VALUENEXによる参加企業の保有特許の俯瞰図とICMG Groupによる知的資本評価アンケートの回答結果を基に、新たな事業機会の可能性やその機会を獲得するための独自の知的資本を探索するワークショップを実施しました。

当日は、日本を代表する製造業およびインフラ企業5社より、イノベーション部門、研究開発部門、知財関連部門に所属の方々に参加いただきました。
参加者からは、
「会社の強みを十分に活かせていないという大きな発見があり非常に有意義な会だった」
「自社のコア技術を取り巻く環境の変化に、改めて強い危機感を覚えた。非常に新鮮で、『はっとする』発見の連続だった。」
「この議論を社内の関係部門とも連携しながら議論を継続していきたい」
といったコメントを頂き、知的資本の活用が日本企業の潜在パワーを引き出す一助となることを改めて実感しました。
企業が知的資本を活用した戦略を策定するためには、将来的な価値の源泉となる独自の強みを認識することが重要です。VALUENEXの様々なデータを俯瞰的に解析する客観的アプローチと、ICMG Groupの知的資本を評価する手法を用いた主観的アプローチを行き来することで、企業の独自性をあぶり出します。
今後もICMG GroupはVALUENEXとの連携を通じて、両社が掲げる知的資本・俯瞰経営の実現に向けてお客様を支援してまいります。
【VALUENEX株式会社について】
VALUENEX のビッグデータ解析ソリューションは、世界中の多種多彩かつ大量な文書情報を俯瞰解析+可視化することで、さまざまなビジネス戦略へ繋がるインサイト (気付き) を得るサポートをしています。独自開発した アルゴリズムを基盤とするビッグデータ解析SaaSツール「VALUENEX Radar」と、数多くの経営課題にお応えしてきた経験豊富なコンサルティングサービスも含めたトータルソリューションで研究開発の促進を通じた産業活性化を行っていきます。
【ICMG Groupについて】
ICMG Groupは、バランスシートに出てこない企業の見えざる価値=知的資本を可視化し、多様なステークホルダーとの共創を通じて、確かな成果をお届けする日本企業の事業共創パートナーです。
創業から25年以上に渡り、東京、シンガポール、バンガロール、アブダビ、ナイロビ、サンフランシスコ、上海、ストックホルムをベースに、企業の価値の源泉である知的資本評価やそれに基づいた戦略策定、エグゼキューション、リーダーシップ育成、事業投資、ベンチャーキャピタル、M&A、UI UXデザイン、エンジニアリング、リクルーティング、ジョイントベンチャーの設立・運営まで、一気通貫でクライアントと共創し、日本企業の成果創出にコミットしています。
また、東京電力・中部電力と再生可能エネルギーや次世代インフラへの投資を行うジョイントベンチャーをシンガポールに設立しており、国連UNDPとは、SDGsイノベーションに関するパートナーシップを締結しています。ベンチャーキャピタルでは、Sequoia CapitalやGoogle、Tiger Global Management等のグローバルトップVCとインドで共同投資を行っております。2023年には、日本大企業の経営層の持つパーパス、ヴィジョンをデジタルの力に繋げ、社会のイノベーションを加速するICMG Digitalをローンチしています。
これらの多様な価値を創出してきたICMG Groupのコアバリューは、常に企業、組織の見えざる価値を可視化し、将来像(パーパス)を描き、その価値創造を実現させてきた知的資本経営(Intellectual Capital Management)にあります。