Section L
〜増加するSection Lリピーターのコト消費ニーズに応え、トラベル・ライフスタイルメディアと、日本人のリアルな生活の体験機会を創出〜

長期滞在型ホテルの運営・オペレーターを手掛ける株式会社セクションL(セクションエル)(本社:東京都千代田区、代表取締役:Howard Ho、以下、Section L)は、インバウンドのコト消費に応えるための取り組みとして、日本人のローカル・ペルソナ設定に基づく視点で、定番観光地ではない魅力的なエリアを切り取り、宿泊者向けに「One-Day Map」の第1弾として蔵前と新橋を作成し、9月より配布を開始します。
また今回の取り組みは、2002年の創刊以来、「DIFFERENT WAY TO TRAVEL」をテーマに、国内外に向けて新しい旅の視点とスタイルを提供してきたトラベル・ライフスタイルメディア「PAPERSKY」(ペーパースカイ)との共同制作で、近年増加しているSection Lのリピーターや訪日リピーターに向け、知られざる東京を歩く新たな旅の選択肢を提案します。
背景
日本政府観光局(JNTO)が2025年8月20日に発表した「訪日外客数(2025年7月推計値)」※1 は
2025年7月は343万7,000人となり、7月として過去最高を更新しました。また、観光庁が2025年7月に発表した「インバウンド消費同行調査2025年4-6月期(速報)」※2 によると、訪日外国人旅行者による消費額は前年同期比18.0%増の2兆5,250億円と過去最高水準に達しました。中でも、リピーター層を中心に“モノ”より“コト”への関心が高まり、「観光地ではないローカルな場所」での体験や滞在が求められる傾向が強まっていると言われています。
特に欧米等の遠方からの旅行客は、日本での滞在期間が長い傾向にあり、コト消費が大きくなっているという見方もあります。
こうした背景を受け、Section Lでは定番の観光地ではないエリアにも価値を見出し、Section Lの立地するエリアの良さをより楽しんでいただき、日本での思い出を作ってほしいという気持ちから、旅行客の“何も決めていない1日(=計画を立てないフリーな1日)”を楽しむきっかけとして、「One-Day Map」を企画・作成しました。
情報が溢れる現代において、必要とされるのは「信頼できる選択肢」。知名度がそれほど高くない場所であっても、Section Lは、ツーリストの感性に響く出会いがあると考えています。そうした旅の在り方を提案することで、オーバーツーリズム対策にも繋がればと思っております。
※インバウンド消費同行調査2025年4-6月期(速報)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_00052.html
※2 訪日外客数(2025年7月推計値)
https://www.jnto.go.jp/news/press/20250820_monthly.html
「One-Day Map」について
「One-Day Map」とは、Section Lの宿泊者向けに配布するローカルマップです。今回、第1弾としてまずは蔵前と新橋から開始します。
地元で愛される神社や喫茶店、個人店など観光ガイドには載っていないローカルなスポットを紹介。Section Lのスタッフが実際にスポットまで足を運び、自身で体験しお勧めできる場所をリコメンドしています。
また、本マップは株式会社PAPERSKYが運営する日英バイリンガルのトラベル・ライフスタイルメディア「PAPERSKY」と共同制作しております。
PAPERSKYは日本列島を「地球の地方」ととらえ、ローカルな視点で日本の魅力を発信する2002年創刊の雑誌・WEBメディアです。創刊以来、日本各地のローカルな場所でイベントを行い、その土地のユニークな自然や文化を見いだし、新たな価値を発信してきました。

「One-Day Map」では「PAPERSKY」の視点を活かし、“観光名所ではないものの、その土地の空気を感じられる場所”を丁寧にセレクトしています。
本マップは今後、Section Lの他ホテル・地域でもシリーズ化を予定しています。「東京の知られざる街」を紹介する「One-Day Map」を通じて、日本に訪れた人が日常の延長線上にある新たな発見を提供し続けます。
「One-Day Map」詳細
・名称:One-Day Map 〜 何も決めていない1日を楽しむためのガイド 〜
・共同制作:「PAPERSKY」 https://papersky.jp/
・配布場所:Section L ShimbashiWest / Kuramae
・内容:徒歩で気ままに回遊できるOne dayプラン
地元で愛されるガイドブック未掲載のローカルスポット
場所により異なる日本人のユニークなローカル・ペルソナ
-Kuramae(蔵前):30代女性のバリスタ職人の1日
-Shimbashi (新橋):20代男性のモダン僧侶の1日
<「Section L Kuramae」(蔵前)One-Day Map>

(右:リード文 和訳)
“えっほ、えっほ、えっほ……ふう、蔵前のランニングは気持ちがいい。隅田川沿いはそよ風が心地いいし、東京スカイツリーの眺望が抜群。浅草にだって出かけやすいし。江戸時代から、この街には職人がたくさん集っていたから、いまなおモノづくりが盛んなんだって。レザークラフトや染め物、リソグラフのZINEなんかを探しに行こうかな。おいしいコーヒーを片手にね”
<「Section L Shimbashi West」(新橋)One-Day Map>

(右:リード文 和訳)
“小さな公園でデザインの本でも読んで過ごそうかな。おいしいウナギ弁当を持っていくのもいい。新橋駅前の喧騒を抜けた先、西新橋は都心のオアシスのような場所だから。瞑想にぴったりなお寺があるし、神社には毎日歩きたい「出世の階段」なんてものがある。心を清めて、芝生で横になれば、大都会にいながらチルアウト。見上げた先には、きっと東京タワーがそびえている”
Section Lは、これからも「旅と街の接点を豊かにする」取り組みを通じて、都市の中にあるローカルの魅力を再発見し、“街を体験する宿泊”の価値を広げていきます。地図を片手に、何も決めていない1日を楽しむ。そんな旅のかたちを、これからも提案し続けます。
【株式会社セクションLについて】
2020年に設立されたホテルマネジメントカンパニーです。長期滞在に適したアパートメントホテル「Section L」の運営と、ホテルコミュニティープラットフォーム兼ホテル運営ソフトウェア「InterSection」の開発を行なっています。創業チームの過半数が米コーネル大学のホテルスクールを卒業し、シャングリ・ラやフォーシーズンズ等のグローバル・ホテルチェーン、ホテル不動産ファンド等での経験を持ち合わせた、ホテル経営のエキスパート集団です。
Section Lはホテルの直接所有はせず、運営委託契約(MC契約)を国内外の不動産機関投資会社と結ぶ形でブランド展開を行っています。ビジネスホテルや賃貸マンションなどを、長期滞在に適したアパートメントホテルにコンバージョンし、創業以来、都内11棟を運営しています。自社ソフトウェアを用いた独自の運営方式により、顧客満足度と運営利益率(GOP率)共に業界最高水準を維持しています。
2020年の創業以来、都内に11棟のアパートメントホテルをオープンし、累計宿泊客 は国籍96カ国、累計延べ宿泊客は20万人以上にのぼります。現在、複数エリアの新築ホテル開発案件にも着手中です。
【株式会社セクションL 概要】
会社名:株式会社セクションL
代表者:代表取締役Howard Ho、取締役 多和田真弥、北川旭洋
所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 WeWork Kanda Square
設立:2020年2月