株式会社CRAYONZ

株式会社CRAYONZ(本社:東京都港区、代表取締役社長:日髙 心陽)は、若手社員が在籍している中小企業の経営者を対象に「中小企業における若手社員育成」に関する調査を実施しました。この調査から、中小企業経営者の若手社員の育成に関する課題意識や実態などが明らかになりました。
<背景>
少子高齢化に伴う労働力人口の減少が深刻化する中、多くの中小企業にとって、新たに採用した若手人材の育成と定着は、事業の持続的成長を左右する重要な経営課題となっています。加えて、近年では若者のキャリア観や働くことへの価値観が多様化しており、従来のような画一的な指導や研修では、彼らの主体性や成長意欲を十分に引き出すことが難しくなっているという声も聞かれます。経営層と若手社員との間で生じる認識のギャップは、効果的な育成を阻む一因ともなっています。そこで株式会社CRAYONZは、若手社員が在籍する中小企業の経営者を対象に、若手社員育成に関する調査を実施しました。本調査を通じて、経営者が抱えるリアルな課題や、若手に本当に求めているスキル、そして今後の育成で重要だと考える要素を明らかにします。
<調査サマリー>
・若手社員が在籍する中小企業が、現在実施している若手社員育成の手法のトップ3は、1位「1on1ミーティング」、2位「OJT」、3位「オンライン研修」
・若手社員が在籍する中小企業の経営者の3割弱が、現在会社で実施している若手社員育成手法についてあまり効果がない、または、全く効果がないと感じている
・若手社員が在籍する中小企業の約8割が、若手社員の育成において課題を感じている
・若手社員の育成において課題がある中小企業が感じている課題で最も多いのは「指示待ちで、主体性が見られないこと」
・若手社員が在籍する中小企業の経営者が考える、自社の若手社員に身につけてほしい主なスキルは、「主体性」や「コミュニケーション能力」
・若手社員が在籍する中小企業の経営者の8割以上が、若手社員育成において座学と実践を通じて学ぶ”体験型の研修”は重要だと感じている
<調査概要>
調査期間:2025年8月4日~8月6日
調査方法:インターネット調査
調査対象:若手社員が在籍している中小企業の経営者(20代~50代の男女)
調査人数:221名
モニター提供元:RCリサーチデータ
※本調査における「若手」とは20代の人を指します。
若手社員が在籍する中小企業が、現在実施している若手社員育成の手法のトップ3は、1位「1on1ミーティング」、2位「OJT」、3位「オンライン研修」
まず、「会社で現在実施している若手社員育成の手法」を尋ねる設問への回答では、1位が「1on1ミーティング」で49.3%、2位が「OJT」で39.8%、3位が「オンライン研修」で33.0%という結果になりました。この結果から、若手社員が在籍している中小企業が、現在実施している若手社員育成の手法で最も多いのは「1on1ミーティング」であることが明らかになりました。

若手社員が在籍する中小企業の経営者の3割弱が、現在会社で実施している若手社員育成手法についてあまり効果がない、または、全く効果がないと感じている
次に、「会社で現在実施している若手社員育成手法の効果について、どのように感じているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「ある程度効果があると感じる」で53.0%、2位が「あまり効果がないと感じる」で20.8%、3位が「非常に効果があると感じる」で19.0%という結果になりました。1位は「ある程度効果があると感じる」という結果になったものの、2位の回答と「全く効果がないと感じる(7.2%)」という回答を合計すると回答率3割弱となり、この結果から、若手社員が在籍する中小企業の経営者の3割弱が、現在会社で実施している若手社員育成手法についてあまり効果がない、または、全く効果がないと感じていることがわかりました。

若手社員が在籍する中小企業の約8割が、若手社員の育成において課題を感じている
続いて、「あなたの会社では、若手社員の育成において、課題を感じているか」を尋ねる設問への回答では、「はい」が77.8%、「いいえ」が22.2%という結果になりました。この結果から、若手社員が在籍する中小企業の約8割が、若手社員の育成において課題を感じていることが判明しました。

若手社員の育成において課題のある中小企業が感じている課題で最も多いのは「指示待ちで、主体性が見られないこと」
また、若手社員の育成において課題を感じていると回答した人を対象に「若手社員の育成において、どのような課題を感じているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「指示待ちで、主体性が見られない」で45.4%、2位が「価値観が異なり、コミュニケーションが難しい」で35.5%、3位が「成長意欲や目標意識が低い」で34.9%という結果になりました。この結果から、若手社員の育成において課題がある中小企業が感じている課題で最も多いのは「指示待ちで、主体性が見られないこと」であることが明らかになりました。

若手社員が在籍する中小企業の経営者が考える、自社の若手社員に身につけてほしい主なスキルは、「主体性」や「コミュニケーション能力」
次に、「会社で、若手社員に身につけてほしいと考えるスキル」を尋ねる設問への回答では、1位が「主体性」で50.2%、2位が「コミュニケーション能力」で49.3%、3位が同率で「課題解決能力」と「専門分野の知識・技能」で43.0%という結果になりました。この結果から、若手社員が在籍する中小企業の経営者が考える、自社の若手社員に身につけてほしい主なスキルは、「主体性」や「コミュニケーション能力」であることが明らかになりました。

若手社員が在籍する中小企業の経営者の8割以上が、若手社員育成において座学と実践を通じて学ぶ”体験型の研修”は重要だと感じている
調査の最後、「若手社員育成において、座学で知識をインプットするだけでなく、実践を通じて学ぶ”体験型の研修”の重要性について、どのように感じるか」を尋ねる設問への回答では、1位が「重要だと思う」で44.3%、2位が「非常に重要だと思う」で35.8%、3位が「あまり重要だと思わない」で15.4%という結果になりました。1位と2位の回答を合計すると回答率80%を超える形となり。この結果から、若手社員が在籍する中小企業の経営者の8割以上が、若手社員育成において座学だけでなく実践を通じて学ぶ”体験型の研修”は重要だと感じていることがわかりました。

まとめ
今回の調査により、若手社員が在籍する中小企業が、現在実施している若手社員育成の手法のトップ3は、1位「1on1ミーティング」、2位「OJT」、3位「オンライン研修」であり、若手社員が在籍する中小企業の経営者の3割弱が、現在会社で実施している若手社員育成手法についてあまり効果がない、または、全く効果がないと感じていることが明らかになりました。また、若手社員が在籍する中小企業の約8割が、若手社員の育成において課題を感じており、こうした企業が感じている課題で最も多いのは「指示待ちで、主体性が見られないこと」であることがわかりました。尚、若手社員が在籍する中小企業の経営者が考える、自社の若手社員に身につけてほしい主なスキルは、「主体性」や「コミュニケーション能力」であり、若手社員が在籍する中小企業の経営者の8割以上が、若手社員育成において座学と実践を通じて学ぶ”体験型の研修”は重要だと感じていることが判明しました。
本調査の結果から、若手社員が在籍する中小企業の経営者の8割以上が、若手社員育成において座学と実践を通じて学ぶ”体験型の研修”について重要だと感じていることが明らかになりました。株式会社CRAYONZが提供する「超体験型研修」は、オーダーメイドのカリキュラムを通じて、多くの経営者が若手に求めている「主体性」を育み、組織全体の生産性向上や成長をサポートします。
調査実施会社

株式会社CRAYONZ
所在地:〒107-0062 東京都港区南青山2-2-15 Win Aoyamaビル UCF6階
代表取締役社長:日髙 心陽
事業内容:「超体験型研修」を軸とした人材育成/能力開発、マネジメント/リーダーシップ研修、制度構築/組織開発コンサルティング、青少年の育成/学校向け研修
URL:https://crayonz.jp/
CRAYONZ教育
株式会社CRAYONZの「超体験型研修」は、野外・水中・室内・瞑想の4つの体験型研修を通し、参加者が自らの思考や行動の限界を突破する「体感型の学び」を提供しています。従来の講義形式の研修や自己啓発とは異なり、参加者が自分自身で学び、気付き、失敗や達成体験を繰り返していくので、実践的なスキルや知識の習得効果が高いことが特徴です。大手企業からベンチャー企業まで500社以上の導入実績があります。詳細は以下をご覧ください。
CRAYONZ教育:https://crayonz.jp/outdoors/
7,000㎡の専門施設「実践型人材開発センター」
「超体験型研修」は、栃木県那須に保有する自社施設「実践型人材開発センター」でのみ提供が可能となっています。“思い通りにならないリアル”の環境下での成長体験を実現する、CRAYONZの野外・水中・室内・瞑想の独自コンテンツが一箇所に集結しています。