市原市
千葉県市原市では、市内の安定した雇用の創出や地元企業の人材確保を促進するため、県内の雇用対策等を担う千葉労働局と、県内では4例目となる連携協定を締結しました。

協定締結日
令和7年8月27日(水)
背景
本市は、これまでもハローワーク千葉南と都度連携し、安定した雇用の創出や地元企業の人材確保に取り組んできましたが、臨海部企業や市内の中小企業では、依然として人材確保に苦慮している状況です。
また、障がい者など、厳しい雇用環境にある方に対して、さらなる就労支援が必要な状況です。
協定の目的
市原市と千葉労働局が一体となり、新たな雇用機会の創出と就労機会の拡大に取り組むことにより、誰もが生き生きと自分らしく健康で幸せに暮らし続けられる「一人一人が幸せを実感できる社会」を実現するために締結したものです。
取組内容
市と千葉労働局で組織する運営協議会を設置し、企業の雇用・労働環境の課題に即した施策を見える化・パッケージ化した「事業計画」を策定するとともに、下記の連携施策の目標達成状況の共有など、PDCAを適切に行い、施策の実効性を確保します。
また、協定に基づく雇用対策、就労支援について、連携して広域的なプロモーションに取り組みます。
雇用対策
①人材確保
従業員を新たに雇用する際や従業員のキャリアアップを図る際等の国の助成金や県の補助金等の紹介、採用活動に関するセミナー等の実施により、企業の人材確保・定着を図ります。
②雇用対策
ターゲットを明確にした就職相談・面接会等の実施により、雇用のマッチングを行います。
就労支援
①若者の地元就職支援
高等学校と企業との意見交換会等の実施により、若者の地元就職を支援します。
②女性の活躍推進
女性の再就職やキャリアアップに向けたセミナー等の実施により、女性の活躍を促進します。
③多様な就労支援
障がい者やシニア向けの就職支援セミナー等の実施により、多様性社会の実現を目指します。