シミックホールディングス株式会社
全国5つの自治体で先行実証を実施中
シミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 中村 和男)のグループ会社であるCMIC Trust株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 秋田 昌男、以下:CMIC Trust)は、厚生労働省が推進する「予防接種事務デジタル化」事業において、医療機関向けアプリ事業者として紹介されたことをお知らせします。
これは、2025年8月8日に開催された令和7年度第5回「予防接種事務デジタル化に係る自治体説明会」にて配布された資料※(以下:本資料)に基づくもので、CMIC Trustが民間アプリ提供事業者として厚生労働省の公式資料にて紹介されました。
※厚生労働省 令和7年度第5回「予防接種事務デジタル化に係る自治体説明会」
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001535672.pdf
【背景と取り組み】
厚生労働省は、医療DXの取り組みとして、予防接種業務の効率化と安全性の向上を目的に、紙ベースの運用からデジタル化への移行を進めています。また、個人の予防接種歴など、マイナポータルを通じた情報提供による国民の予防・健康づくりを推進しています。
CMIC Trustは、2024年より実施された先行実証において、都城市(宮崎県)や小千谷市(新潟県)など全国5つの自治体で予防接種管理アプリを提供し、医療現場の業務負担軽減や自治体・住民・医療機関における情報共有の効率化を行ってまいりました。さらに、情報の適切な取り扱いなど、国が定める指針を遵守した事業者のみが許可されるマイナポータルとの連携も既に実施しています。
シミックグループでは、2020年から医療現場におけるDXに注目し、適切なデジタル化のあり方について専門医や自治体、医療機関との検証を重ねてきました。今後は、令和8年(2026年度)6月に控える全国の予防接種事務デジタル化に向け、自治体向けの相談会や医師会・医療機関との調整、きめ細やかな導入・運用支援を積極的に展開していきます。
CMIC Trustは、今後もシミックグループが持つ医療機関ネットワークを活用し、各施設のニーズに応じたきめ細やかなサポートで医療現場におけるDX化を推進します。

■CMIC Trust株式会社について
CMIC Trustは母子保健・自治体検診・予防接種実施機関向けアプリの開発を行い、国が推進しているPMH(Public Medical Hub)事業における先行実施で自治体および、医療機関における導入支援や継続的なサポートを実施します。これにより、自治体・医療機関・妊産婦・保護者などの間でスムーズに情報共有ができる体制を構築し、医療情報のデジタル化推進に寄与してまいります。
当社はシミックグループの一員として、医療・健康分野におけるDXソリューション事業を担い、国が推進する医療DX施策における課題解決に貢献しています。ソリューションの提供実績など、詳しくはウェブサイトをご覧ください。
■シミックグループについて
シミック(CMIC)は、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。製薬・バイオテクノロジー・医療機器等の海外企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発および製造のサポートなども展開しています。また、シミックは個人や自治体を支援する新しいヘルスケアソリューションを提供しており、製薬企業のバリューチェーンを全面的に支援する豊富な経験と実績を基盤として、“個々人の健康価値を最大化”する事業モデルPHVC(”Personal Health Value Creator”)の展開を目指しています。シミックグループは、世界中に7,500人を超える従業員とグループ会社28社を擁しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
【自治体ご担当者様からのお問合せ先】
CMIC Trustのサービスや事業に関するご質問やご相談は、以下フォームよりお問い合わせください。