威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)
〜台湾の半導体、電子、検査装置など産業界及び企業の最新動向を分析する〜
ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2025年8月第4週号を発行しました。
今号では、AI・HPCの進展により世界的に需要が拡大するパワー半導体市場で、台湾のIC設計会社およびファウンドリーが技術開発を強化し競争力を高める動き、2ナノ製造プロセスで良品率70%を達成しサムスン・インテルを大きくリードするTSMCの最新動向、半導体消耗品と前工程装置を両輪にTSMCの2ナノ需要を狙う天虹科技(スカイテック)の戦略、さらにハイエンドAI半導体検査装置で世界最大手に成長した鴻勁精密(ホン・プレシジョン)の事例など、台湾半導体・電子産業の競争優位と技術革新を多角的に取り上げています。。

<新刊ハイライト>
https://www.ys-consulting.com.tw/research/123776.html
【トピック1】
AIで高まるパワー半導体需要、台湾IC設計会社とファウンドリーが強化策
HPCやAIの進展で電源管理・電力変換向けパワー半導体の需要が拡大。欧米IDM大手が市場の大半を握る中、中国も急成長。台湾のIC設計会社(リッチテック、APECなど)やファウンドリー(UMC、PSMC、VIS)は、DrMOSやSPSモジュール、HVプロセスなどの開発を進め、ニッチ分野での競争力確立を図っている。
【トピック2】
TSMC、2ナノ良品率70%でサムスン・インテルを大きくリード
TSMCは2025年下期から量産予定の2ナノプロセスで良品率が約70%に到達し、サムスン(30~40%)やインテルを3年以上リード。高精度な製造工程管理や「夜鷹計画」による開発体制、顧客との多様な設計ノウハウ蓄積が競争力の源泉となっている。
【トピック3】
天虹科技(スカイテック)、消耗品と装置開発で2ナノ需要を狙う
半導体消耗品と前工程装置を手掛けるスカイテックは、安定収入源の消耗品(2,000種以上)を基盤に、ALD/PVD装置やEUV検査装置などを強化。TSMCの2ナノ量産開始に合わせて新製品投入を進め、FOPLP向け装置開発でも売上拡大を見込んでいる。
【トピック4】
鴻勁精密(ホン・プレシジョン)、AI半導体検査装置で世界最大手に
検査用ハンドラーとATC装置で世界シェア30%超を持つ鴻勁精密は、AppleやNVIDIA、AMDなど大手から受注。2025年上半期売上は前年同期比2.35倍の128億元に拡大。AI半導体検査でシェア70~80%を占め、水冷ヒートシンク事業も新たな成長エンジンに育てている。

<新刊ハイライトのバックナンバー>
https://www.ys-consulting.com.tw/research/l/86/213/

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【会社概要】
会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
事業内容:
・経営コンサルティング(人事労務・マーケティング・経営戦略・情報セキュリティ)
・人材トレーニング(階層別研修・職種別研修)
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