株式会社seed
調査概要
調査期間:2025年7月4日(金)~7月8日(火)
調査対象:全国の男女
調査人数:210名
調査方法:Freeasy
資金調達ニュースは、全国のファクタリングを利用したことがある男女210名に、利用の経緯や実際にサービスを利用した感想などのアンケート調査を実施しました。
本企画は、2025年7月4日~7月8日に実施したアンケートをもとに、調査結果を開示するものです。ファクタリングをはじめとする資金調達を検討している方はぜひご活用下さい。

Q1.ファクタリングを利用したきっかけを教えてください。(複数回答可) |

最も多かったきっかけは「銀行などからの融資が受けられなかったため(33.33%)」でした。
このことから、資金調達先として最初に金融機関からの融資を検討する方が多いことがうかがえます。
次いで、「資金繰りが厳しかったため(32.38%)」という回答が多く得られました。また3番目には「早急に現金が必要だったため(27.62%)」とう回答が多く、この結果からファクタリングの即時性が評価され、資金調達方法に選ばれていることが分かります。

Q2.利用したファクタリングの種類を教えてください。(複数回答可) |

利用したファクタリングの種類について、最も多かったのは「2者間ファクタリング(48.57%)」でした。この結果から、資金調達までの速さや、売掛先へ通知することなく資金調達することが可能などのメリットが評価されていることがわかります。
次いで多かったのは「3者間ファクタリング(44.29%)」でした。3者間ファクタリングは2者間ファクタリングより手数料が低くなる傾向があるため、少しでも資金調達コストを抑えたいというニーズがあることが考えられます。

Q3.ファクタリングの利用にあたり、重視したポイントを教えてください。(複数回答可) |

ファクタリングの利用にあたり重視したポイントについて、最も多く選ばれたのは「資金化までのスピード(43.81%)」で、多くの方が緊急性の高い資金課題を抱えている事がうかがえます。
次いで、「手数料の低さ(40.95%)」が重視されており、資金調達のスピードと同様に、ファクタリングにかかるコストも企業にとって重要な判断基準であることがわかります。
3番目は「審査の通りやすさ(37.14%)」が多く挙げられました。
これは、金融機関の融資審査に通過するのが困難な状況にある企業が、代替手段としてファクタリングを検討していることがうかがえます。
4番目に「利用にあたり売掛先の同意が必要か否か(29.05%)」も重視されており、取引先への影響を懸念する企業が多いことがわかります。特にQ2にて2者間ファクタリングを選ぶ方が多いことから、売掛先に知られずに資金調達を行いたいというニーズが多くあると考えられます。

Q4.ファクタリング利用後の満足度で一番近いものを一つ選んでください。 |

ファクタリングの利用満足度についても伺いました。
「やや満足(54.76%)」が最も多く、2番目に多かったのは「非常に満足(23.33%)」と回答した方でした。
一方で、「やや不満」「非常に不満」と回答した方も全体で21.9%おり、それぞれの回答理由について次の質問で聞いてみました。

Q5.Q4で「非常に満足」「やや満足」と回答した方に伺います。 Q4の回答をした理由を教えてください(複数回答可) |

満足度が高い理由として、最も多かった回答は「資金化までのスピード(63.41%)」でした。これは、Q3で「資金化までのスピード」が最も重視されていたことから、実際にファクタリングを利用した際に期待通り、あるいはそれ以上の迅速さを実感できたことを示しています。ファクタリングの最大のメリットが迅速な資金調達であることを裏付ける結果です。
次点の満足した理由としては「手数料(40.85%)」が挙げられます。Q3において「手数料の低さ」が重視された点と照らし合わせると、利用者は実際にファクタリングを通じて、提示された手数料に対して納得してサービスを利用できたことがうかがえます。

Q6.Q4で「やや不満」「非常に不満」と回答した方に伺います。 Q4の回答をした理由を教えて下さい。(複数回答可) |

満足度が低かった理由として、最も多く挙げられたのは「資金化までのスピード(26.09%)」でした。これに続き、「手数料(17.39%)」が不満点として挙げられています。
「資金化までのスピード」は、Q3の調査においてファクタリング利用者が最も重視するポイントとして選ばれており、この結果は、期待通りのスピードが得られれば満足に、期待を下回れば不満につながるという、この要素が持つ両面性を示しています。

Q7.今後もファクタリングを利用したいと思いますか?最も近いものを一つ選んでください。 |

最も多く選ばれたのは、「機会があれば利用したい(44.76%)」でした。このことから、多くの方が今後もファクタリングを資金調達の選択肢の一つとして前向きに検討する姿勢であることがうかがえます。
次に、「積極的に利用したい」と「あまり利用したくない」が同率で20.95%という結果になりました。これは、ファクタリングを実際に利用した経験から、資金課題が満足に解決し、今後も活用したいと考える層がいる一方で、自身の状況には必ずしも最適な手段ではないと判断した層も存在することを示しています。

まとめ |
本調査結果からは、ファクタリングが企業の「緊急かつ迅速な資金ニーズ」に対応する有効な手段として認識され、実際に多くの利用者から高い満足度を得ていることが明らかになりました。特に「資金化までのスピード」は、利用者が最も重視し、満足・不満の両面で大きな影響を与える重要な要素です。一方で、手数料や審査の通過率、担当者の対応など、改善の余地がある点も示されており、これらの点を踏まえたサービス提供が、さらなる利用促進と顧客満足度向上につながると考えられます。

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資金調達ニュース:https://sikin-rescue.jp/
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資金調達の際に重視したポイントや今後の調達意向 に関する調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000167671.html
【出典】資金調達ニュース.com(https://sikin-rescue.jp/)
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