株式会社HAPROT
住宅の事故・健康被害を防ぐ安全持続性能という新しい防災
9月1日は防災の日。株式会社HAPROT(代表取締役:満元貴治、本社:広島県廿日市市、以下HAPROT)は、地震や台風といった自然災害と同じくらい注意すべき「日常災害」について、予防するための住宅と見学会についてお伝えします。

■「日常災害」とは?
「日常災害」とは、日常生活の中で突然発生し、命や健康を脅かす事故を指します。発生場所の多くは「自宅」であり、最悪の場合、本人や家族の生活を一変させる重大な出来事となります。
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転倒・転落:高齢者の救急搬送原因として多く、約55%が住宅内で発生。※1、2
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熱中症:寝室やリビングなど住居内での発生が多い。※3
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ヒートショック:浴室・脱衣所の温度差により、年間1万人以上が死亡していると推定。※



■家庭内に潜む「ホームハザード」
「日常災害」はこれまで「年齢のせい」「注意不足」と個人の問題として捉えられることが少なくありませんでした。しかし実際には、住まいに隠れた見えにくい危険=「ホームハザード」が存在しており、具体的には次のような場面で現れます。
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居室:つまずき・転倒事故が最多、熱中症
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階段・玄関:段差・手すり不足による転落リスク
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ベッド周り:夜間の立ち上がりや移動時の転倒
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トイレ:狭さや動線の悪さによる転倒や動作困難
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浴室・脱衣所:急激な温度差によるヒートショック
このように、家庭は「最も災害リスクの高い場所」になる可能性があります。
■新しい防災「日常災害を予防できる住宅」
住宅内の事故や健康被害を「注意」で防ぐのには限界があります。必要なのは、環境そのものを変える=設計による予防です。HAPROTが提唱する独自基準「安全持続性能」は、住宅内事故を予防し、永く住み続けられる住まいを実現するために医療と建築を融合させた間取り設計基準で、以下のような工夫を取り入れています。




■「日常災害を予防できる住宅」の見学会
10月24日(金)には岐阜県・Nstyleホーム施工の「安全持続性能の家」の見学会を行います。

実物の住宅をご覧いただくことで、通常の住宅との違いを体感することができます。
日常災害を予防する住宅の取材の方は下記の問い合わせよりご連絡ください。
※1総務省「令和2年版救急・救助の現況」2020年
※2東京消防庁「令和4年救急搬送データからみる日常生活の事故」
※3総務省消防庁「令和3年熱中症による救急搬送」
※4地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター「冬場の住居内の温度管理と健康について」
株式会社HAPROT
所在地:広島県廿日市市宮島口西2丁目7-13-5
設立:2022年4月
代表者:満元貴治(作業療法士)
事業内容:
・住宅事業部:安心・安全な間取り設計の基準「安全持続性能®」を提唱し、住宅会社・建材メーカーの顧問や大学、行政などの講演活動を展開。現在、HAPROTが運営する会の加盟社は18都道府県25社以上。
・Welmap事業部:2024年7月より企業向けウィメンズヘルスケア事業として新設。
ホームページ:https://www.yoshironoie.com/
【お問い合わせ】
株式会社HAPROT(ハプロット)
担当:満元 貴治
Tel:050-7115-2229
Mail:yoshironoie@gmail.com
※営業関連のご連絡はご遠慮ください。土日祝の対応可能です。