FYRA株式会社
商用利用実績のある『FYRA API』が、産業IoT・設備データの取り込みに新たに対応。安全な可視化とAI分析を実現し、PoCから商用導入まで柔軟に支援。
5G基地局データと生成AIを活用した次世代アプリケーションを提供するFYRA株式会社（本社：東京都八王子市、代表取締役：廣瀬 健人、以下「FYRA」）は、契約企業向けに提供している『FYRA API』を拡張し、産業IoT機器や設備データの取り込みに対応する新機能の提供を開始しました。
工場やインフラ設備から収集される各種データを安全に統合し、リアルタイムな可視化・分析を通じて、異常検知やダウンタイム削減を実現し、現場の業務効率化を後押しします。
背景
製造業や社会インフラ、物流など多様な分野では、IoTセンサーや設備から膨大なデータが日々生成されています。しかし多くの企業では、これらのデータが分散・未活用のままとなり、現場の安定稼働や効率化につながる活用に踏み出せていません。FYRAは通信分野で培ったリアルタイムデータ処理やAI活用の知見を活かし、こうした課題解決を後押しする仕組みを提供します。
『FYRA API』で広がる活用例
FYRAが提供する『FYRA API』は、企業が保有する産業IoTや設備データを安全に取り込み、リアルタイム可視化やAI分析を可能にするためのインターフェースです。FYRAが開発・提供する仕組みを通じて、以下のような活用が可能になります。
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リアルタイム可視化
工場やインフラ設備から集まるログやセンサーデータを統合し、ダッシュボードで即座に可視化。現場の異常や変化をいち早く検知し、迅速な対応を可能にします。 -
AIによる分析と異常検知
蓄積されたデータをAIが解析し、異常傾向や再発リスクの高いパターンを早期に検知。設備トラブルの予防とダウンタイム削減を支援します。
既存の実績と新たな展開
『FYRA API』はこれまで、通信分野において基地局の疑似データを活用したアプリケーション開発支援に用いられ、商用利用された実績があります。
今回新たに産業IoT・設備データの取り込みに対応し、工場やインフラ現場をはじめとする産業分野で、収集したデータを基にリアルタイム可視化やAI分析を実現できるようになりました。
提供形態
『FYRA API』はオープンに公開されるものではなく、契約企業に限定して提供されるクローズド型のサービスです。これにより、外部公開リスクを避けつつ、自社の運用環境に合わせた柔軟な活用が可能です。
今後の展望
FYRAは、産業IoT・設備データ活用を起点に、通信ネットワーク分野で培った技術と組み合わせた新しいデータ分析を進めていきます。将来的には、5Gデータと設備データを連動させることで、5Gネットワーク状況に応じた設備分析や、設備の状態に合わせた5Gネットワーク調整が可能となり、現場の安定稼働と効率化を実現します。PoCから本格導入まで、企業との共創を通じて現場DXを加速してまいります。
FYRAについて
FYRAは、AI・SaaS開発を強みとし、O-RAN/RICなど先端通信インフラ分野でイノベーションを推進するスタートアップです。欧州通信大手との連携や国内外でのプロジェクト実績を活かし、モバイル通信の「見える化」を軸に、社会インフラの高度化を支える技術の実装を進めています。
また、通信業界で培った安全なデータ分析やAI活用の知見を活かし、製造・流通・医療など幅広い産業に展開。生成AIの安全かつ現実的な導入を支援し、産業全体のDXを後押ししています。
会社概要
会社名：FYRA株式会社
代表取締役：廣瀬健人
本社所在地：東京都八王子市中町9-10 ひまわりビル7階
設立：2023年10月
事業概要：O-RAN構想に基づくrApp開発及び開発支援
公式サイト：https://fyra.co.jp/
お問い合わせ
本件にご関心をお持ちの企業様、または産業IoT・設備データの活用や生成AIの導入についてご相談をご希望の方は、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
「まずはPoCで試してみたい」という段階からでもご相談いただけます。